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#家族旅
旅は好きだけれど、いろんな場所に行きたいわけじゃきっとない。(仮暮らし:奈良県下北山村再訪)
9月10月とバタバタしてしまったが、振り返りnoteを更新。
8月は、4月に訪れて以来、夏の間にどうしても再訪したかった奈良県の秘境下北山村へ。
会いたい人に会いに。
新たな出会いも楽しみに。
ここで仕事をするために。
そして前回来て「嘘みたいな色だ」と思った川の色をもう一度見るために。
今回の下北山村は雨模様。4月に来た時は一週間もの間ずっと快晴だったので信じられないのだが、雨の方が晴より
ついさっきまで穴水町での滞在をどう締めくくろうかと思っていたのに、今届いた一枚のハガキに始まりを感じている(仮暮らし:能登半島穴水町周辺完結)
誰一人緊張させない能登ワインワイナリーと、朝のひと悶着
最終日の午前中は、
葡萄畑が広がる丘の上にある能登ワイン製造所を見学。
さぁさ、と数種類のワインを試飲させていただくものの、私から出てくる感想は「美味しいです」「甘いですね」「さっきより甘くないですね」「おお、これはまた…(ここからは別に何も続かない)」というものばかり。
「これは…白い花のかおりがしますな」なんて言ってみたかった。
場所を変えても会う人を変えても食べる物を変えても、私たちは良くも悪くもこのままだと思った(仮暮らし:能登半島穴水町周辺②)
6時。
町内放送で家族全員モゾモゾと目覚める。町内放送が終わると同時にもう一度寝る。
7時。
町内放送で私と夫のみ布団からノソノソと這い出る。子どもたちは二度目の町内放送にしてすでにこの町のシステムに耳が順応したようだ。
体調不良で落ち込まないのは、7か月目にしてこの生活が日常になってきたからかもしれない
やはり到着翌日は身体に疲れがたまっているのか、体が重い。
鼻の奥がムズムズしてきた。心
自分と同じように暮らす子どもがいろんな場所にいることを知った娘と、裸で踊る人はどこにもいないと知った息子(仮暮らし:石川県能登半島穴水町①)
今回の仮暮らしは石川県能登半島穴水町。
家族で穴水町民に扮してきたことを少しずつ振り返りたい。
まずは初日。前夜に千葉を出て、長野、岐阜、富山をゆっくり抜け能登半島に到着。
今回の家は海が一望できる一軒家。町の中心部から離れた静かな場所だ。
チェックイン後は地域おこし協力隊の方々に会い、まちを案内していただく。
町の保育園まずは保育園。
通常通り開いている保育園の中まで見学させていただいたの
牛のマネをして、ここで私がすべきことはこれだったのかもしれないと思った晴れた日(家族移住体験#4:栃木県大田原市)
良かった…!ずっとぐずついていた天気も私の心も晴れた!
思い出の苺は酸っぱかったんだな、な朝
起きたら念願の苺ミルクづくりを。
小さい頃、休日の朝に苺を苺専用スプーンでつぶし、牛乳とお砂糖を入れてかき混ぜて飲むのが好きだった。
苺味のアイスや苺味のチョコレート、苺風味の飲み物は苦手なのだが、このお砂糖の入った苺ミルクだけは大好きだったのだ。
きっと、娘も息子も喜ぶだろう。そんな気持ちでせっ
「豊かさに対して足りないということが貧しさか」そんな言葉を思い出した今日は、これからの生活に必要な一日だった(家族移住体験:栃木県大田原市#3)
昨夜から、なんとなく嫌な予感はしていた。
仕事が終わらない。
完全に私の考えが甘かった仕事なんていつだって終わらないのだが、その日にやろうと思っていたことの半分もできていないのだ。
昼間に終わらなかった仕事は夜にすればいいと思っていた。
家族で部屋が一つでも大丈夫だと思っていた。
Wi-Fi環境がなくてもデザリングすればどこでも仕事ができると思い、コワーキングスペースを調べておかなかった。
振り返れば丸亀製麺とまいばすけっと。ユルくて好きだよ大田原市(家族移住体験:栃木県大田原市#2)
この日は地域おこし協力隊の方、そして移住コーディネーターの方に会って大田原市の話を聞く日。
早起きし、娘と二人朝風呂から一日がスタート
早く起きて仕事をしようと思ったら、珍しく娘も起きる。
「腕とか足がヌメヌメするお風呂に入りたい」
とのこと。
すべすべと言ってほしい、と思いながら、私自身ちょっとウキウキしながら温泉をためて娘と二人朝風呂に。
お風呂から上がると夫も息子も起きていて、「ズ
ここにいる間に、大田原市を大田笑市と言えるようになるんじゃないかと牛を見て思った初日(家族移住体験:栃木県大田原市#1)
今回の滞在は栃木県大田原市。
けっこう都会なんだなと思った大田原市の市街地
移住交流センターの方に事前にいただいたパンフレットには「大田"笑"市」と書いてあり、遊び心のある大田"笑"市に行くのが楽しみになった。
大田原市に着いたのはお昼ごろ。
市街地はなかなかに都会で、ラーメン屋の丸源に入り、
「あれ、ここ、流山だっけ…」と錯覚した。
と思ったら牛がいたるところに点在している大田原市
そ
息子の一人称を「俺」にさせる下北山村(家族移住体験:奈良県下北山村#5完結)
最後の2日間は、オンラインで開催された奥大和サスティナブルデザインスクールで出会った方々と下北山村で再会し、一緒に過ごす。
この数年で「出会い」の定義が変わったように思う。
一日目ハイライト。感じるだけでいっぱいいっぱいな小野さん夫婦のカフェ。そしてBBQ初日は小野さんご夫婦がセルフビルドしたマキビトカフェで、お二人の生き方や考え方を聞きながら美味しいコーヒーを頂く。
外にあった自作のバイオト
この村で何度「今どんな気持ち?」と夫と子どもに聞いただろう(家族移住体験:奈良県下北山村#4)
朝食は、昨夜職員さんに頂いたおすそ分けのほうれん草のソテーと残っていたしらすと納豆、そしてお味噌汁。
子どもたちもほうれん草をおかわりするほど気に入って、珍しくスムーズに朝食を終える。
朝食後は池神社の明神池に散歩に行くことに。
明神池で森林浴村の人から明神池の周りでの森林浴がおすすめだと聞いてからこの日をとても楽しみにしていたのだ。
サッカーボールのような形の杉の実やクロモジの匂いを嗅いで
テレビもWi-Fiもスーパーも薬局もない暮らしは今の私にとっての便利な暮らしだ(家族移住体験:奈良県下北山村#3)
大声で泣く子どもを見て気持ちよさそうだなと思った森の中今日は初日に出会ったムーミンさんに森を案内してもらう日。
9時にBIYORIで待ち合わせをして、市の職員さんに子ども用のヘルメットを貸してもらい、家族みんなで長靴に履き替えたら森の中へ。
森の中に足を踏み入れた瞬間空気が変わる。
ただ冷んやりしているとかじゃなくて、どこか神聖な感じがして鳥肌が立つ。
子どもたちは動かないユンボに乗せてもらい、
今日仕事をしなかったことを後悔しない村(家族移住体験:奈良県下北山村#2)
鳥のさえずりで起きるのはディズニーやジブリの中だけじゃない朝6時。
ピチチチチ…というちょっとしゃれたショッピングモールなどで流れているような、ヒーリングミュージックのような鳥のさえずりで起きる。
少しゆっくり起きようと思っていたので目覚まし時計はまだ鳴っていない。
普段は何度アラームを設定しても起きられないのに鳥のさえずりで起きるなんて不思議だ。こんなことはディズニーとかジブリの世界だけなので
下北山村は、手つかずの自然の一部を借りて丁寧に暮らせる村だと思う(家族移住体験:奈良県下北山村#1)
今回は奈良県吉野郡下北山村へ。
オンラインかリアルかじゃなく、オンラインを挟んでからのリアルの良さ一昨年から縁をもらって一緒にお仕事をさせていただくことが増えてきた奈良県。
1月~3月にかけて「奥大和サスティナブルデザインスクール」がオンラインで開催されるという告知を見た時に「オンラインだし気軽に夫婦で参加してみようか」と思ったことがきっかけで、今実際に奥大和の奈良県吉野郡下北山村に来ている。
秩父は濃厚な関係を築けるまちだから疲れることもあるだろう。それを癒やすのもここに住む人とこの自然なんだろう。(家族移住体験:埼玉県秩父エリア#4 完結)
疲れている。
人と会うということはこんなにもエネルギーをもらい、こんなにもエネルギーを使うことなのかなどとボーっと考えながらとにかく起きる。
疲れの原因は想定外だったが、お米とみそ汁の癒やし効果は確かだしかし、夫が夜に撮った写真を見て、この疲れは人に会ったことによるものではなく一つのベッドでぎゅうぎゅうに寝ていたことによるものだと確信。夫によると、私と子どもたちは寝る時はバラバラに寝て、寝た後に