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回想:ペアレント・トレーニング(教育センター)
とある公的機関で、ペアレント・トレーニングのプログラムを担当していた。ペアトレは最近それほど話題に上らなくなったような気がするが、当時は割と各地域で活発だったように思う。
その教育センターでは、来所した数組の親子が親と子に分かれ、別々の部屋で親はペアレント・トレーニング、子どもはSSTを並行して実施するというプログラムで(今はもう実施されていないかもしれない)、その前者を担当していた。
ペアレ
共同体感覚とおおやけ心
公は「おおやけ」と読み、元々「大宅」すなわち”大きな家”を指す。
どうやら「大きな宮殿」とか、そういう支配階級の人々が住む場所が語源のようだ。
アドラー心理学の野田先生は、共同体感覚のことを「おおやけ心」と訳していたことがあった。
パブリック、公共というと「みんなのもの」という感じがあり、逆説的に「私のもの」と明確に区別しているように思える。
しかし日本人の感性としては、「おおやけ」=「大宅
noteのクリエイター名について
クリエイター名を「ねこぐす」から本名であるTakehiro Nagataに変更しました。
Twitter(@undercoverofd)は本名にしていますが、これは何年も前に(辺境ラジオだったかな?)師匠が「Twitterは匿名で書くと内容に責任が持てなくなるので本名でするべき」といった話をしていて、そうしました(本名でないアカウントも作っていますが)。
このnoteについては、もしかしたら自
カウンセリング中に笑いを3回取れ
先日、アドラー心理学の研修会に参加して、改めてアドラー心理学から見たアセスメントや事例の考え方について学んだ。
その内容についてもまとめていけたらと思っているが、懇親会で聴いた「カウンセリング中に3回は笑いを取らなければ不合格」という野田俊作先生の言葉について少し忘れないように書いておきたい。
この言葉についてはおそらくは本気半分・冗談半分なのだろうけれど、アドラー心理学の持つ大切な特徴はここ
体癖を見る際のポイント
かなり前になるが、名越康文先生の相愛大学公開講座にて、体癖を見る際の注目する点について話が出た際のメモが出てきたので備忘録的に書いておく。
体癖を見る際に注意を向ける部分は人によって濃淡が異なるとは思うが、自分は大体次のような順番になっている気がする。
骨格(シルエット)
頭部の形、パーツ
首の太さ・長さ
肌
背中の丸み
声の質、話すスピード、内容
一連の行動の様子
このあたりで