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3種体癖の直感

3種体癖の人の特徴に、「直感」が優れているという点がある。

例えばマークシート方式の試験のように、選択肢の問題などは割に苦もなく解けてしまうとされている。1種体癖だとひとつひとつ論理の矛盾や事実の正否等を検討して答えを導き出すけれど、3種の人だと3段飛ばしくらいのスピードで答えにたどり着くようなイメージ。

かなり以前になるが、3種の方から”パートナーを選ぶ際には「いかに安全な人か」を判断する”という話を聞いたが、言い得て妙だなと感じたことがあった。

3種は(特に女性は)「アイドルのようなかわいさ」といった愛嬌や、その人が部屋に入ってきた時に空気がパッと明るくなるような華やかさがあり、また服装も明るいものを選ぶことが多い。私が出会ってきた人を振り返ってみると、年齢に関わらず(たとえ高齢の方でも)かわいらしい小動物のような印象があるのだが、それは上に書いたような「安全」、つまり危機察知能力の高さとも辻褄が合う。

愛嬌の良さは人を惹きつけるし、周囲の興味関心の的にもなる。だからこそアイドルに3種が多いとも言えるが、その反面、ネガティブな視線も浴びやすい。嫉妬やからかいからの傷つき体験もおそらく他の体癖と比較して多くなるだろう。だからこそ「バカにされる」ことに対して敏感になり、それに対して非常に腹を立てることになる。自己へのネガティブな関心は身の危険につながるため、それを回避するための直感はさらに磨かれていく。

3種で過剰適応の傾向がある方は案外おられるが、全身からにじみ出る微笑ましさというか、どこかあどけない様子は過剰適応の固さの枠を和らげているようにも思う。だからこそ周囲に深刻さが伝わりにくいとも言えるけれど。

まとめると、「目の前の人や状況が安全かどうか」に対する直感の鋭敏さが3種体癖の特徴であり、また生き抜く優れた力なのだろうと思っている。


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