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失敗から学ぶ人の特徴3選②

こんにちは、犬好きコンサルのわんちゃんです。
2021年に独立し、広島にあるニコトモ株式会社で働いています。


前回のおさらい

前回は「失敗から学ばない人の特徴」と「失敗から学ぶ人の特徴3選」の1つ目の秘訣を紹介しました。
今回は、「失敗から学ぶ人の特徴3選」の残り2つを紹介します。

失敗から学ぶ人の特徴②

2. もう一度この仕事をやるのであればどうするか?を考える

もし、もう一度同じ仕事をやるチャンスがあれば、具体的にどんな準備をして、どう進めるかを明確に考えてみましょう。
例えば、今回の失敗を踏まえて、事前に必要な情報を集める方法や、チームメンバーとのコミュニケーションを改善する方法を検討します。具体的には、以下のようなアクションが考えられます。

  • これまでの仕事の進め方の見直し:これまでは、まず何から始めて、次に何をやって、その次に何をやっているのか?など段取りを最確認します。これにより、何かムダなことをやっているのかを確認できたり、やるべきことが漏れていることも確認できます。

  • 事前リサーチの徹底:仕事に関連するお客様のニーズ調査や競合他社に関する情報やデータを集めます。これにより、より正確な判断を下すための基盤ができます。

  • リハーサルの実施:重要なプレゼンテーションや会議の前にリハーサルを行い、フィードバックを受けることで、事前に問題点を洗い出して修正します。

  • チームメンバーとのコミュニケーション改善:定期的なミーティングを設定し、進捗状況や問題点を共有する場を設けます。また、個々のメンバーの意見を積極的に聞き入れることで、チーム全体のモチベーションを高めます。

このようなことをすることで、同じ失敗を繰り返さないための具体的なアクションプランが生まれます。次に同じ仕事に取り組む際には、これらの改善策を実行し、より成功に近づけるでしょう。

3. この失敗から得られた教訓は何か?を考える

これはおなじみの経験学習モデルを回すことです。この失敗から得た教訓を今後の仕事にも活かせるかを考えます。例えば、今回の失敗から学んだ新しいアプローチや、避けるべきリスクをリストアップしておきましょう。
教訓を具体的に記録することで、次のプロジェクトで役立てることができます。

  • 新しいアプローチの発見:例えば、今回のプロジェクトで時間管理がうまくいかなかった場合、次回は時間管理ツールを導入し、タスクの優先順位を明確にすることで改善します。

  • リスクの回避:同様に、予期せぬトラブルが発生した場合、その原因を分析し、今後同様のトラブルが発生しないように対策を講じます。例えば、協力してくれる複数のサプライヤーさんや他部門に人たちと日頃から良い関係を作っておく、予備のリソースを用意しておくなどです。

失敗は成長のチャンス

失敗するのは辛いですよね。でも、ずっと落ち込むのはもったいないです。以前も触れましたが、「仕事は行動したもの勝ち」です。
行動したら、それを振り返って次の行動につなげましょう

例えば、新しいプロジェクトに挑戦する際、過去の失敗から学んだことを活かして、事前準備や計画立てをより慎重に行うことで、成功の可能性を高めることができます。

まず「3分」だけ振り返る

振り返りや教訓を作ることに多くの時間をかける必要はありません。
僕はまず「3分」振り返るようにしています。
通勤途中やウォーキングの時、お風呂に入っている時など、3分だけ振り返る習慣を意識しています。
それくらいのスピード感で気楽に経験学習モデルを回しましょう。
この習慣が大きな差を生みます。
今日から「3分」だけ振り返る時間を取ってみませんか?

実際に僕のクライアントさんがやっている振り返りの具体例

僕のクライアントさんが実施している振り返りの具体例を紹介しておきますね
具体例1:プレゼンテーションの失敗

Aさんは、プレゼンテーションで失敗してしまいました。プレゼン中に緊張してしまい、話が飛んでしまったようです。
この場合、振り返りとして次のようなことを考えて、次のプレゼンに臨むようにしたそうです。

  • 失敗の原因:緊張してしまったこと。

  • 準備不足だったか?:もっと練習すればよかったかもしれません。

  • どのような準備が効果的か?:リハーサルを増やし、友人や同僚にフィードバックをもらう。

これをメモに書き出し、次回のプレゼン前に見直すことで、より良い準備ができるようになったそうです。そして、プレゼンするたびに、振り返りメモを残すようにしたようです。

具体例2:プロジェクトの進行遅れ

プロジェクトリーダーのBさんの振り返り
プロジェクトが遅れてしまうこともありますよね。
Bさんの場合は計画が甘かったためにスケジュールが遅れたようでした。
この場合、振り返りとして次のようなことを考えたそうです。

  • 失敗の原因:計画の見積もりが甘かった。

  • 他のメンバーの意見を取り入れたか?:もっと早い段階でリスクを共有すべきだった。

  • 次回どうするか?:プロジェクト計画を立てる際に、各メンバーのスケジュールやリスクをしっかりと確認する。

このように、具体的な対策を考えることで、同じ失敗を繰り返さないようになります。
少しでも参考になれば嬉しいです。

「スキ」や「フォロー」など
どんなかたちでも良いのでリアクションしていただければ
僕にとって、とてもとても大きな励み
になります。

最後に

弊社ではクライアント企業の皆さんの様々な相談に乗っています。クライアントではない皆さんにも、仕事をする上での悩みを解決するコツをnoteで紹介していきたいと思っています。
「働く悩みをほぐして、皆さん自身が自分のことをちょっと好きになる」ように、これからも有益な情報を提供していきます。
少しでも皆さんのお役にたてれば、とても嬉しいです。
いつも皆さんのことを応援しています。

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