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Daily PLANETS

宇野常寛/PLANETSが毎朝お届けするウェブマガジン。猪子寿之、落合陽一、古川健介ほかたくさんの仲間と未来を考えます。
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2016年5月の記事一覧

ライフスタイル化するランニングとスポーツの未来 『走るひと』編集長・上田唯人×宇野常寛・前編(毎週金曜配信「宇野常寛の対話と講義録」)

ライフスタイル化するランニングとスポーツの未来 『走るひと』編集長・上田唯人×宇野常寛・前編(毎週金曜配信「宇野常寛の対話と講義録」)

今朝は、雑誌『走るひと』編集長の上田唯人さんと宇野常寛の対談をお届けします。東京マラソン以降現れたアスリートとも、かつてのジョギングブームで走っていたランナーとも異なる、新しいタイプの「走るひと」たち。体育とは違うランニングのあり方や、自分の物語性が求められるようになったスポーツの現在、そして2020年の東京オリンピックとスポーツの関係について語りました。◎構成:望月美樹子

▼雑誌紹介
雑誌『走

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ライフスタイル化するランニングとスポーツの未来 『走るひと』編集長・上田唯人×宇野常寛・後編(毎週金曜配信「宇野常寛の対話と講義録」)

ライフスタイル化するランニングとスポーツの未来 『走るひと』編集長・上田唯人×宇野常寛・後編(毎週金曜配信「宇野常寛の対話と講義録」)

今朝は、雑誌『走るひと』編集長の上田唯人さんと宇野常寛の対談の後編をお届けします。ランニングが持つシンプルさと間口の広さ、「ライフスタイルスポーツ」人口の増加とその背景、そして新しいホワイトカラーの生活とテーマコミュニティ化するランニングの今後について、語りました。(前編はこちら)◎構成:望月美樹子

▼雑誌紹介
雑誌『走るひと』
東京をはじめとする都市に広がるランニングシーンを、様々な魅力的な走

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男と男6 | 井上敏樹

男と男6 | 井上敏樹

今朝のメルマガは平成仮面ライダーシリーズの脚本家・井上敏樹先生のエッセイ『男と×××』第17回です。「祭りに行くぞ」と言われ、プロデューサーSに秩父祭りへと連れて行かれた敏樹先生。目の前で始まった痴話げんかを仲裁していると、そこにSが入り……。

「平成仮面ライダー」シリーズなどで知られる脚本家・井上敏樹先生による、初のエッセイ集『男と遊び』、好評発売中です! PLANETS公式オンラインストアで

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月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」5月23日放送書き起こし

月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」5月23日放送書き起こし

大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします。

▲先週の放送はこちらからご覧いただけます!

■オープニングトーク

宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは、宇野常寛です。そして松岡茉優さん、今夜も本当にお疲れさまでした。どうやら、まだまだマンガの話を語り足りないようなので、

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☆新企画☆「東京5キロメートルーー知ってる街の知らない魅力」
第1回 目白ーー高級住宅街で見つけた自然と癒しスポット
【毎月配信】

☆新企画☆「東京5キロメートルーー知ってる街の知らない魅力」 第1回 目白ーー高級住宅街で見つけた自然と癒しスポット 【毎月配信】

今月から、宇野常寛とPLANETS編集部・学生スタッフによる、街歩きの企画が始まります。「実際に街を歩いてみることで、東京を再発見しよう」というコンセプトで、毎回、1つの地域で約5キロメートルのコースを決めて散歩をしていきます。今回は、目白から高田馬場を歩きました。記事は学生スタッフが中心に作成しました。ご感想お待ちしてます!

◎構成:松田理沙+PLANETS編集部

「東京に住んでいる人にこそ

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記憶・小説・人間 | 大見崇晴『イメージの世界へ 村上春樹と三島由紀夫』

記憶・小説・人間 | 大見崇晴『イメージの世界へ 村上春樹と三島由紀夫』

今朝のメルマガでは大見崇晴さんの連載『イメージの世界へ 村上春樹と三島由紀夫』第4回をお届けします。近代が生み出した〈記憶〉の小説家であるプルーストとベケット。その系譜を受け継ぐ村上春樹もまた、三島由紀夫という時代の記憶を作品の中に封じ込めていた。『ノルウェイの森』において巧妙に配置された固有名と、その意味について論じます。

大見崇晴『イメージの世界へ 村上春樹と三島由紀夫』
第4回 記憶・小説

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【特別対談】國分功一郎×宇野常寛「哲学の先生と民主主義の話をしよう」前編(毎週金曜配信「宇野常寛の対話と講義録」)

【特別対談】國分功一郎×宇野常寛「哲学の先生と民主主義の話をしよう」前編(毎週金曜配信「宇野常寛の対話と講義録」)

今朝のメルマガでは、政治論集『民主主義を直感するために』(晶文社)を刊行したばかりの哲学者・國分功一郎さんと本誌編集長・宇野常寛の対談をお届けします。今回配信する前編では「保育園落ちた日本死ね」ブログ問題や、反原発・反安保運動について語りました。

毎週金曜配信中! 「宇野常寛の対話と講義録」配信記事一覧はこちらのリンクから。

※本記事は、4月26日に放送されたニコ生の内容に加筆修正を加えたもの

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京都精華大学〈サブカルチャー論〉講義録第2回 サブカルチャーから考える戦後の日本【完全版】

京都精華大学〈サブカルチャー論〉講義録第2回 サブカルチャーから考える戦後の日本【完全版】

本誌編集長・宇野常寛の連載『京都精華大学〈サブカルチャー論〉講義録』。今回は、2016年5月20日にお届けした第2回「サブカルチャーから考える戦後の日本」の完全版をお送りします。20世紀前半に普及した〈自動車〉と〈映像〉が、いかにして現代社会を作り上げたのか。そして、戦後この2つをアメリカから輸入し独自発展させた日本が、同時に抱え込んでいる〈ネオテニー性〉について考えます(この原稿は、京都精華大学

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『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』ーー“月9史上最低視聴率”の9文字で烙印を押すな!「他者のために生きること」を描いた良作(岡室美奈子×宇野常寛)【月刊カルチャー時評 毎月第4水曜配信】

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』ーー“月9史上最低視聴率”の9文字で烙印を押すな!「他者のために生きること」を描いた良作(岡室美奈子×宇野常寛)【月刊カルチャー時評 毎月第4水曜配信】

今朝のメルマガは、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』をめぐる岡室美奈子さんと宇野常寛の対談をお届けします。ドラマファンの心をつかんだ一方で、平均視聴率は9.4%と振るわなかった『いつ恋』。同作が描こうとしたたものと、テレビドラマを取り巻く状況について語りました。(初出:「サイゾー」2016年5月号(サイゾー))

(出典)

▼作品紹介
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』

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第4回〈表層〉と〈深層〉の魔術的融合 | 落合陽一

第4回〈表層〉と〈深層〉の魔術的融合 | 落合陽一

今朝の「魔法使いの研究室」では、『魔法の世紀』の第4章「新しい深層と表層」を取り上げます。コンピュータが社会に普及したことで、世界は再び魔法で覆われました。その過程で「芸術」や「技術」という概念も変容していきます。表層(デザイン)と深層(エンジニアリング)の歴史を辿りながら、現在の世界で求められるキーワードとして両層に精通した「デザインエンジニアリング」が浮かび上がってきます。
◎構成:長谷川リョ

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月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」5月16日放送書き起こし

月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」5月16日放送書き起こし

大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします。

▲先週の放送はこちらからご覧いただけます!

■オープニングトーク

宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは、宇野常寛です。そして松岡茉優さん、今夜も生放送、本当にお疲れさまでした。「AVALON」が理想に近づいたかどうかは僕に

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議論手続きとリサーチクエスチョン  | 井上明人

議論手続きとリサーチクエスチョン  | 井上明人

今朝のメルマガは井上明人さんの『中心をもたない、現象としてのゲームについて』の第5回です。今回は、「ゲーム」という日常語の定義不可能性について、帰納的、言語的な限界を明らかにすることで、ゲームの概念をより深く議論するための土台を構築します。

井上明人『中心をもたない、現象としてのゲームについて』第5回第二章:議論手続きとリサーチクエスチョン <ゲーム>という現象には理性の領域にとどまらない学習や

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京都精華大学〈サブカルチャー〉論 第2回 サブカルチャーから考える戦後の日本(毎週金曜配信「宇野常寛の対話と講義録」)

京都精華大学〈サブカルチャー〉論 第2回 サブカルチャーから考える戦後の日本(毎週金曜配信「宇野常寛の対話と講義録」)

今朝の「宇野常寛の対話と講義録」では、京都精華大学で行われた、宇野常寛の講義をお送りします。第2回となる今回は、21世紀に改めて見直す〈サブカルチャー的な思考〉の可能性と、その中でもとりわけ〈オタク的な想像力〉を重視する理由。そして、20世紀前半に普及した〈自動車〉と〈映像〉が、いかにして現代社会を作り上げたのかについて論じます(この原稿は、京都精華大学 ポピュラーカルチャー学部 2016年4月1

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音楽フェス、都市型バーベキュー、フリークライミング――〈アウトドア〉は社会をどう変えたのか(アウトドアカルチャーサイト「Akimama」滝沢守生インタビュー・前編)

音楽フェス、都市型バーベキュー、フリークライミング――〈アウトドア〉は社会をどう変えたのか(アウトドアカルチャーサイト「Akimama」滝沢守生インタビュー・前編)

これまでPLANETSメルマガでは、スポーツ・アウトドア・ファッション・ライフスタイルが渾然一体となった新たなカルチャーの輪郭を描き出すべく、いくつかの記事を不定期で配信してきました。今回は、1970年代〜現在までのアウトドアの歴史を「野外音楽フェス」を軸に紐解いていこうと、音楽フェスからアウトドアまでを幅広く扱う情報サイト『Akimama(アキママ)』を運営する株式会社ヨンロクニ代表・滝沢守生さ

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