ワケジマ トモコ

瀬戸内在住。好きなもの、気になることを綴ります☆ ライティングライフプロジェクト・ファ…

ワケジマ トモコ

瀬戸内在住。好きなもの、気になることを綴ります☆ ライティングライフプロジェクト・ファシリテーター

最近の記事

違うところを見るって?  374

「その人の何が自分と同じかを見るんじゃないんですよ。  何が自分と違うかをしっかり見てください!」 以前、こう教えてくれた人がいた。 昔の自分はまさに「共感できる」「分かりあえる」ということにレア度を見出していた時期が長かったし、だからこそ交友関係もだだっ広くなりようがなかった。 同じ価値観の人なんて珍しい、なんて思ってたから「レア」に感じていたんだろうし、逆に全く違う個性でも友達として成り立っているのをみると、どこかに絶妙なバランスがあるか、古い付き合いか…みたいな適当

    • 「ツリ」初心者  373

      先日、梅雨の晴れ間に祖母の家の草取りをしていたら… 足がつった。 わたしは足がつることがほぼなくて、たまに「来るか?来るのかっ?」とそれらしい雰囲気が近づいている気配に構えて待ってみたりするのだけど…あんまりきたことがなかったので、なかなかにビビットな体験だった。 長靴だったし、その場で脱いで色々…なんてしてる間におさまるんじゃないの?ちょっと待ってればいいんじゃないの?なんて手間を省こうとしたら、ギッチーーーーっと硬直していく薬指がちょっと自分の想定外の方向へ固まりだす

      • 今日は「雷記念日」とな?  372

        本日6月26日は「雷記念日」だそうで。 ゴロ合わせでもなさそうだし、サンドイッチの日(3月13日)の倍の数字で雷って…?と不思議だったので調べてみたら… 平安時代の930年6月26日、内裏の清涼殿に落雷があり数人の死者が出たことが由来とのこと。 「菅原道真の怨霊が雷神になって…」みたいなことを言い出す人がいたり、惨状を目撃した醍醐天皇がショックで体調を崩し、3ヶ月後に崩御されたとか…。 ドラマチックではあるけれど「記念日っ!」ってテンションじゃないよね…とちょっと複雑な

        • ねじれも期待も緊張も手放すのだ  371

          10代の頃のわたしにはジンクスがあった わたしが応援した方が負ける…というジンクスが。 こうやって文字にしてみると…なんだ?このネガティブな一文は…と我ながら引いてしまうけれど…仕方ない。 以前のわたしはそう思っていたし、かなりの確率でそうなっていた。 でね、特に興味のないプロ野球の中継なんかを眺めながら、そのチカラを試すわけです。 「巨人頑張れ!」って…。 ワルい…ホントにワルい… というか、なんの足しにもならない… 特に地元びいきでもないし、対戦相手を応援してるわ

        違うところを見るって?  374

          それが「未来」って呼ばれる現象  370

          昨日書いたさとうみつろうさんが都知事選の応援に行った際のスピーチのお話。 そのスピーチの終盤、眠さも吹っ飛ぶような…いや、目の醒めるような(一緒か…)ことを話してくれて、ちょっと頭の中がぐわんぐわんした。 それはこんなお話。 「そんな言葉が頭の中に浮かんだことある?」っていう問いを聞きながらゾワっとした。 ないのだ。 わたしにはない、その経験がない…。 その道理は何度も何度も耳にしたことがあったくせに、やってないってことだ。 言われてみて、自分のこれまで投票に行った

          それが「未来」って呼ばれる現象  370

          「祈り」の中身ってそういうこと  369

          一日中雨予報だし、大雨警報が出続けていた日曜日。 ザザーーーっと降ったと思ったらピタッとやんだり、急に風が出てきたと思ったらまたザザーーっと降ったり。 そんなお天気を眺めながら「台風」「線状降水帯」「梅雨」なんて知ってる言葉に当てはめようとする自分に「はい、知ってるものの中から探すやつ!やめるやつー!」なんてツッコミ続けていた日曜日。 島はそんな日曜日だったけれど、東京は都知事選真っ只中。 そんなに選挙を気にしている訳ではないのだけど、ひょこっと目にしたさとうみつろうさんが

          「祈り」の中身ってそういうこと  369

          梅雨入りということで…  368

          この間「雨降りが2日続かないと梅雨入り宣言は出ない」なんてことを耳にしたのに、雨降り一日目で梅雨入りとなった中国地方。 桜も雨も東や北の方が早いなんて、今までの常識はもはや常識にあらずだな…なんて思いながら雨を眺めていたのだけど。 6月に入って「あれ?今年は紫陽花見ないなー」なんて思っていたら、一昨日あたりから急に街中で「あ、咲いてる。あれ?ここにも咲いてる。…っていうか、なんで今まで気づかなかった?」なんて思うほどたくさんの紫陽花が目に飛び込んできて、なんとも不思議だった

          梅雨入りということで…  368

          一年雑感  367

          はい、わたしの夏至は特に刺激的なこともなかったのだけど、世界は本日夏至を迎えた模様。 そう、切り替わりのターンですね。 ここからだんだん陽が短くなっていくなんて、夏を迎えることを知っている身としてはやっぱり毎回「ほんま?」なんて思ってしまうけれど。 この投稿のコジヤジコさん、最近知った方なのだけど、とにかくいい! 先日、朝日新聞の「折々の言葉」でも取り上げられていて「コジヤジコさんをチョイスする鷲田さんセンスいいっ!」なんて喜んだところだった。 個展の投稿で初めて見た作品

          エラーコード:E202からのメッセージ  366

          「エラーコード:E202 受信できません」 えぇ、わかってます… 何度も見てるし…っていうかさっきから何度も出されてるし。 でもさぁ、何が間違ってるのかさっぱりわかんないんだよねー なんて若干キレ気味にこんな会話をしていた相手は…そう、テレビ。 我が家のテレビはほぼ母が見るのだけど、昨年それまでのテレビの調子が悪くなったのと同じ頃、兄が自分の部屋のテレビを買い替えるということで、兄のお下がりのテレビとHDDレコーダーが母のところへ流れてきた。 母は機械ものが一才ダメな

          エラーコード:E202からのメッセージ  366

          夏至前のぼんやりタイム  365

          日中の日差しも痛いくらい強くなってきたし、湿度は低めとは言え外作業はやっぱりこたえる時期になってきた。 こたえるのは人間も動物も植物もみんな一緒。 猫は「いつものご飯じゃないのが欲しい」と無言でご飯の前に座って動かないし、 植物の皆さんは午前中から水切れの子も出てくるようになってきた。 暑い中一日中外作業だった旦那さんは、脱衣所で綿棒をばらまいてしまいしょんぼりしている…そう、色々こたえているんだ、それぞれに。 わたしはといえば、朝から床の掃除をしていた。 そう、わたし

          夏至前のぼんやりタイム  365

          梅干し作りで知る「おおらかさ」とは  364

          昨日「変化」のことを書いたのだけど、梅と関わっていてもうひとつ思ったことを書きたいと思う。 わたしがひとりで梅干しを作りだしたのは30代になってからだった。 そもそも、その頃はそこまでは梅干しを好きではなかったし、食べたいならばあちゃんが漬けたのがあるし…みたいな熱量だった。 だから、作り始めた時は「梅が畑になってるから…」みたいな理由だったし、本当にガチの何も知らない人だったので へー、梅って塩入れたら水が上がってくるんだー へー、その水のこと梅酢って言うんだ…水なの

          梅干し作りで知る「おおらかさ」とは  364

          梅から見る「対応」と「変化」の話  363

          今朝、今年の梅干しの様子を見ながらふと思った。 梅は木から離された時(収穫された時)にひとつ目のショックというか、転機を迎える。 これはどの植物も同じだろうけれど、延々根っこから木の幹を通して栄養が運ばれ、それを享受しながら根菜なら下に、葉物なら上に、そして果実ならその実の径を大きくしながら外に手を伸ばし続けるように大きく、そして充実していく。 そのパイプを他者都合で切られるのだから、緊張して構えないわけがない。 でも、パイプを切られたから即終了!というわけでもなく、そ

          梅から見る「対応」と「変化」の話  363

          宣孝殿の一言  362

          自分が思う自分だけが自分じゃない みたいなことを、まぁしっくりくる装束で語る佐々木蔵之介さんのこの言葉で今日の大河は始まった。 確かに、自己イメージと他者から見るイメージが乖離しているのはよくあること…だろうけれど。 わたしの中で自己イメージは、時間や経験とともに積み重なったものの現在の形という感じ。 もっと言えば、時間や経験を、そこで反応した自分を「わたしのモノサシ」で測った結果、それを解釈したもの。 一方、他者から見たわたしのイメージとは? 自己イメージと重なるこ

          宣孝殿の一言  362

          かゆみから浮かんできたこと  361

          ここ数日、久しぶりにかゆみが出てきた。 ほっぺとアゴ、そして首の前側…そう、おそらく日焼け関連が理由で。 「関連」なんて言葉になったのは、それが日光が原因なのか、数年ぶりに使った日焼け止めが原因なのか、はたまた昨年来使用を再開した化粧品の数々が原因なのかわからないからなのだけど。 覚えのあるかゆみの出方だな…なんて思ったのをきっかけに、ずいぶん昔のことで忘れていた、自分が日光過敏症だったことを思い出した。 高校卒業後、関西へ引越してからその診断名がついたのだけど。 その

          かゆみから浮かんできたこと  361

          指のケガと鈍い決断  360

          今日、久しぶりに指を切った。 左手人差し指と親指の小さな切り傷だったけれど、拭いても拭いても出てくる血を見ながら「おぉー…なんか久しぶりの感じー」と眺めていたら、たまたまうちにいた旦那さんに「ほら!手は心臓より上!振って振って!」とたしなめられた。 さすが、我が家の外傷担当(?)処置の判断が早い。 わたしは結構傷口を眺めるタイプなのだけど、見たい気持ちを抑えながら傷口を押さえつつ手を上に上げてゆらゆらさせていた。 この方法は、数年前に旦那さんが大きく割れたガラスでざっく

          指のケガと鈍い決断  360

          暑さから思い出した課題  359

          暑い… 梅雨も来てないのに暑い。 「まだ梅雨入りしていませんが、雨の降る量は多いです」なんていう天気予報のお姉さんに「…梅雨入りの時期はわからないけど、そこで降る雨の量はわかるってどんなシステムなん…」と真顔でつぶやくほど暑い。 そんな暑さがやってきたら、自然と着るものも夏仕様になっていくんだけれど、数年前からどうも普通のTシャツの首周りが窮屈に感じるようになってきてしまった。 そもそも、UネックよりVネック派だったからそんな風に感じるのかと思っていたのだけど、どうも理由

          暑さから思い出した課題  359