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暑さを越えていけ  446

外で元気な子どもの声がする。
「あ、そうか日曜日か…」ってやっと曜日を思い出す。
「おばぁちゃーん!」なんて聞こえてくると「あ…敬老の日も近いんだっけ?」なんて芋づる式な反応だけど…。

この間、道に座り込んでいる年配の男性を見かけたので声をかけた。

人によっては「うっせえこのヤロー」みたいなことを言う人もいるので、声をかける時もまぁまぁ腹づもりが必要なタイプだったのだけど、いざ必要な場面になるとそういうことはさっぱり浮かんでこない。

「結局、悩めるってヒマってことなのよ」なんて初めて言われた時には衝撃だったんだけど、最近は「アレってホントだな…」とつくづく思う。
ある意味、体動かしてたり勢いで動いていたら悩めないっていうのはホントだなとも思うし。


で、声をかけたその年配の男性はとても穏やかで、ちょっとしんどくなって座って休んでたら立てなくなった、とのこと。
意識はハッキリしているから、まずはホッとする。

聞けば、お家もその場所からご近所だったから「車でお送りしましょうか?」と聞いてみると「お願いします」とのお答え。

そう答えてもらえると、またまたこっちがホッとする。


無事にお家にお送りした後、つらつらと考えてしまった。

これだけ暑いんだから、そりゃ世の中「外に出るな」っていうけれど、それぞれのペースというかルーティンって人によっては結構大事で、それが崩れることでペースもバランスも崩れだして…なんてことが、まぁまぁ簡単に起こっているように感じている。

暑いのなんてみんな同じ

言ってしまえばそうだけど、その暑さの扱い方というかイナシカタは人の数だけありそうにも思えたりしている…と、こんなことをヒマにまかせてツラツラ考えていたら思わぬ思いつきをするもので。

だから敬老の日は秋なのか?なんて思えてくる。
暑い夏、お疲れさまー、寒い冬も越えてこれたねー!のこのタイミングってこと…⁈


まぁいいや、この夏の暑さなんて小さな子からおじいちゃんおばあちゃんまで響いてない人なんていないんだから。
みんな、この夏もエラかった!
そういって秋に進みたいもんだ。


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