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和道からあなたへ

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ポエムやエッセイでもなく詩でもありません。そんな技術もありません。 ただ、思ったことをつらつらと。 ふと感情がうごいたときにつらつらと。 短い文にまとめています。 ただの言葉…
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1日遅れのサンタクロース

1日遅れのサンタクロース

ワシはサンタクロース

みんなから好かれてると思うじゃろ?

ワシが担当する地域では

ワシは嫌われ者じゃ

25日の夜にプレゼントを配らないからな

何故日にちを守らないかって?

そんなことを知ってどうする?

まぁ知りたいなら教えてやろう

簡単なことじゃ

子供は純粋で素直じゃろ

しかし人間界はそれだけでは生きてはいけん

予定通りに全てが進むことはまずないじゃろう

ましてや

人から

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おれっちが見るバラの景色 その1

おれっちが見るバラの景色 その1

おれっちとバラが友達になってから

しばらくが経つ

ある時

「君が見ている景色を見てみたい」

って言ったんだ

そうしたら

「トゲを避けて登ることができるならどうぞ」

って言われたんだ

だからおれっちは頑張った

大きいトゲを避けるのは簡単だった

だけど

小さくて見えないトゲは

お腹に刺さって痛いんだ

おれっちへ害が及ぶのは

どうやら簡単に見える存在じゃないらしい

目に見え

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バラのこころ

バラのこころ

最近

ワタシによく声をかけてくる方がいる

黒くて小さくて

はじめは無視していたわ

でも

何度も何度も

大きな声で話しかけてくるの

野蛮だわ

もう話しかけてほしくない

そう思ったの

話しかけるのは最後にしてもらいたくて

その方の質問に答えたわ

そうしたらその方が

まるで別の虫になったかのように

言葉にトゲがなくなったの

それからはお友達になったわ

名前はダンゴムシ

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ダンゴムシの友達のバラ

ダンゴムシの友達のバラ

「高貴なワタシに何の用?」

おれっちを上から見下ろしてるやつが

よく言っているセリフだ

おれっちはあのバラが大嫌いだ

トゲトゲしていて

お腹に当たると痛いんだ

だから

ある時おれっちは聞いたんだ

「お前は何でトゲトゲしているんだ?」って

そうしたら

バラは珍しくおれっちの質問に答えてくれた

「トゲを出していないと、ワタシの美しいお花が守れない」ってね

その時、思ったんだ

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ダンゴムシのおれっち

ダンゴムシのおれっち

おれっちはダンゴムシだぜ

敵から身を守るときは

おれっちの硬い皮膚でお腹を守るんだ

どんなやつだって

おれっちを食べることはできない

弱い部分を隠しているからな

弱い部分を見せると

そこに付け込んでくる奴がたくさんいる

だからおれっちは弱い部分なんて絶対に見せない

弱い部分を見せられるのは

本当に信頼しているやつだけだ

そして

そんなやつは1人いれば十分だ

大きくなったヘビのオイラ

大きくなったヘビのオイラ

オイラは大きくなった

いつも横にいる人間と大きさは変わらない

時間になると

かかさずにオイラに食べ物をくれるから

オイラは大きくなる

最近オイラが巻き付くと

苦しそうな顔をする

力をゆるめなければ

この人間はきっと動かなくなる

少し前

決定的な瞬間があった

オイラが巻き付いたら

顔を赤くしたんだ

苦しそうにして

なみだを流している

でも

真っ赤な顔は

オイラを見て

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鳥肌

鳥肌

むかしむかし

何億年も前のボクたちの先祖がね

敵に威嚇をする時

体を大きく見せるために

体の毛を逆立ててたんだって

その時にね

鳥肌を立たせて

毛を逆立ててたんだって

ヒトってさ

変わらない部分は何億年も変わらないんだね

それなのに

自分を変えようとするヒトは

本当にすごいと思う

オイラはヘビ

オイラはヘビ

オイラはヘビだ

オイラの隣にいる人間は

オイラがなついてると思ってる

いつも同じ人間がオイラの横にいる

オイラはなつかない

食べ物をくれるから

オイラは近くにいるだけだ

だけど

たまによくわからない気持ちになる

人間がやさしく見えるときがある

そんなはずはない

オイラはなつかない

オイラはヘビだ

主人公のボクはクスリもち

ひとつだけ願いが叶うなら

ボクはなんでも効くクスリがほしいな

そうすればさ

ヒトがいなくならないから

ヒトがいなくなると

ヒトが悲しむ

だからボクは

なんにでも効くクスリがほしい

ひとつだけ願いが叶うなら

ヒトが悲しまない世界にしたい

だってさ

悲しみってヒトを伝わって

いろんなヒトが悲しくなるんだよ

世界が悲しくなっちゃうよ

だからボクは

ヒトが悲しまない世界にした

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ボクの知っているお祭り

お祭りが楽しいからなのかな

ボクはね

お祭りが終わると

寂しくなるんだ

夜の静かになったヤグラ

片付けをしているおとなたち

でもね

思うんだ

最近のお祭りには

寂しさがないって

だってね

地面にゴミがいっぱい落ちてるんだもん

むかしはもっと風情があったと思う

盆踊りをするひとたち

遠くでも聞こえる太鼓の音

ヒグラシの鳴き声

なつかしいなぁ

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戦争のはなしができる人

戦争のはなしができる人

今は令和

どんどんいなくなっていく

戦争を体験した人が

当時の話は

実体験でしか伝わらないことが多い

ただの話に

臨場感にも似た感覚が生まれる

教科書の情報

知識人の話も大切

でも

やっぱり敵わない

だから

貴重な話を聞けるうちに聞いておこう

実体験の話なんて

もう聞けないよ

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変わることへの恐れ

変わることへの恐れ

人は

今のままを好んで

変化を嫌う生き物だと思う

現状を抜け出すには

変わるしかないってわかっていてもね

でもね

そこには恐れがあるから変われないんだ

そして成功している人を

心でうらやむ

一歩踏み出すこと

少しずつ変化することへの恐怖を捨てて

勇気を持つ

動かない現状維持より

動いて失敗するほうが

次に活きるし格好いい

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今日は最期

今日は最期

ふと思うことがあるんだ

もし今日

ボクが死んじゃったら

やり残したことはないかなって

伝えたいことは伝えられたかなって

ヒトはいつ死んじゃうかわからない

予測だってできない

今日を最期だと思って生きれば

人にも優しくなれると思う

人のイノチには期限がある

だからね

1日1日を真剣に生きよう

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心にひっかかるナニカ

心にひっかかるナニカ

あのとき     ておけば

もっと        だったのに

でも    するしかなかった

元どおりにはならないから

泣き崩れたいのに

それもできない

こんな思いをするくらいなら

最初から    でよかった

     がよかった

ごめんなさい

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