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共謀者よ!手をあげて観念しろ!★精神分析からみる「シナリオ」


さて、前回の続きです。

前回までの記事はこちら→私は共謀犯★ブレーンワールド・膜宇宙を抜け出せ!
https://veenaroom.fc2.net/blog-entry-562.html

・・・続きです。

★この3次元・4次元的な問題を解決しようとしたとき
「見えない世界、つまり認識できていない」ってことが
現実問題をクリアしていくキーになるだろう。

高次元は見えない・認識できない。
でも、在るのだ。

見えない。
つまり「盲点」

私たちは、問題を解決しようとするときに、
見えている・認識できている範囲だけで
解決しようとする。

固定概念の中。

盲点だらけ。

アインシュタインはこう言いました。
「あらゆる問題も、それが発生した次元で
解決することは出来ない」

問題があるということは
原因があるわけですが、

つまり
その原因が生まれた時のままの視座で
物事みてても、変わらない。

「固定概念」をぶっ壊した視座・目線に
切り替える必要がある。

何も変わらない自分で
それを眺めていても、解決できない。

だから「ぶっ壊せ」なのです。
創造に破壊は、ワンセット!

自分は変わらず、周りや状況を変えようなど
宇宙の法則的に、変わるわけねぇ訳です。

★誰かに別の角度からみてもらおうと
人にアドバイスをもとめることがありますよね。
それで、自分の発想をぶっ壊すのは、ナイスアイディアです。

ただ自分を肯定してほしくて
愚痴ってるのは別の話です。
それは自分を壊したくない、頑固者のあがき。

または、自分で悩みを解決しようと、
考えたり、内観するときもそう。

盲点を見逃していると、堂々巡り。

つーか
問題がなかなか解決しない事については
わざと盲点を作っている。

むしろ、解決しないほうに利得があるんでしょう。

自分の都合のいいように解決したいし
自分の見たくないものにも、直面したくないのだから

その「盲点」が見えかけた時点で
ザっと目をつむって、
「え?何も見えてませんけど?('ω')」と
無意識に誤魔化しちゃう。

頭では解決しようとしてるんだけど、
実は、解決しようとしてんじゃなくて
自分を変えずに肯定したいだけなので

自分に都合のいい解釈になるものしか
拾ってこないから
意味がない。

悲劇のヒロインは、
悲劇のヒロインでいたい理由があってやってるのに
そこ暴かれたら、困んのよ。

だから、内観も
自分と本気で向き合おうと覚悟してないと
何の意味もない。

で、もうこの話で、これ以上直面したくない人は
この辺でページを閉じるだろう(*‘∀‘)

★相談するにしても、自分を肯定したいだけの人は
ハッキリみたくなかった盲点つく人のとこには
相談にいかない。

「いいのよ~、あなたは悪くないのよ~、
あなたのままでいいのよ~、わかるわ~私もそうよ~
その悲しみ、抱きしめてあげなよ~」
って言って欲しいから。
肯定してくれる人、探してるのだから。

で、それ言う人も
相手に嫌われたくない、良い人になりたいんだから、盲点なんていわない。
「あなたの味方よ~っ、かくまってあげるわ~、いつでもおいで~」
ここで、
「悲劇のヒロインをなぐさめ、癒すイイ人」の誕生。
ばっちし共依存関係が出来上がる。

この人にとったら
いつまでも悲劇のヒロインでいる役の人が
必要なのです。
自分が、その人を癒す「良い人役」をやるためには。

暴力男ばっかり好きになる、DVにすぐあっちゃう人とDV男とか
わかりやすいけど

これが、
どこにでもある関係の中で、みんなやってる。

人って、こわい・・?
でもね、みんな二重人格なのです。

みな、それぞれ傾向がある。
みんなね。

なぜ、みんな
そんな仮面をかぶって、役者をやるのでしょう?
それが今日のもう一つのテーマ「共謀犯」という話。


★「そのままでいいのよ~」って
そのままじゃ、辛いから、なんとかしたいんじゃなかった?

そのままで、いいならいいけど
解決したいなら、
そのままで、いいわけないじゃん。

肯定・否定の二極の視点、二極の対立から
抜けないとならないのに
肯定だけしてどうすんだよ。
てな話なわけですが

ここから
「共謀犯」の話になっていきますが

とっても、3次元的なお話です。

でも、大事。
この3次元の中の問題を、解決できないで
目を背けたまま
どっかの高次元に憧れてたって
いつまでもいつまでも、ここから抜けていけない。

それが「カルマ」
みたいなもん。

★先日の講座のグループワークでは
自分の潜在意識の中の、気づいていない自分を
見出すワークをしました。

気づいていないというか
見たくないから、気づかないふりしている自分でもある。

人は、二重人格。
天使と悪魔みたいな話は、つまりは
人の心の中のことを言ってるわけです。

二極の対立はあるのは、あたりまえ。
だって、その陰陽の見える次元にいるのだから。

でも、それが
葛藤になって、生きづらさを生み出す。

だから
どっちかを選ぶというのは、真の解決法ではない。

世界一強い矛・世界一強い盾。
どっちかが勝つことはない。

それをしようとした時点で、
二極の世界に留まることになる。

矛盾は、統合することで
無色透明になって、なくなる。
つまり調和される。

その統合には、どうしたらいいか?

ここで目をむけたいのが

新しい視座
「盲点」

★精神分析の話になる。

人は、自分の都合のよい現実解釈をしたいから、
相手の体験が持つ意味を湾曲しさせようとする。

自分の都合に合わせて、相手を自分の思い描くシナリオにそって
演じさせようとする。

とくに、上下関係などがあると、その両間で起こりやすい。
まず親子だ。

そして、その子供は社会に出ても、それを演じ続けること多々。

子供は、自分の体験した意味を、親の無意識の策略と同一化して、
無意識層に、情報入力する。

親のアイデンティティを、補完してしまう性質
その「補完的アイデンティティ」が、その子供の自己形成に関わってくる。

子供は、親の承認欲求に促されて「家族のシナリオ」を演じる。
ここで、「仮面をかぶる」ことになる。

そのシナリオの共演を
精神分析家のレインは「共謀」と呼びました。

それが、今日の題目「私は共謀犯」の由来。
私たち全て、程度はあれど、これを生まれてからやっている。

★例えば
親が「良い母親」を演じたいとする。
本当は良いも悪いもねぇ。ただの母親だ。

だが、「良い母親である」と現実を都合よく解釈するためには、
それを演じてくれる役者が必要なのだ。
それが目のまえの子供。
無意識にそれをやる。

で、子供は子供で、親がいないと生きていけないわけだから
親の犯行の共謀者になる。無意識に。

子供に割り振られる役は、ご家庭によってそれぞれ。
シナリオによる。

イイ子を演じる子もいれば
出来の悪い子、身体の弱い子など色々。

それがいわゆる、インチャやアドルとチルドレン。

そして、その子供はいずれ大人になるのだが
その補完アイデンティティで創られた
仮面のアイデンティティは
もはや、その人そのもののようになる。

仮面がぴったり、膜のように張り付いている。

あ、ちなみに
私が今年から、週刊易経で、仮面をとったのも
メイクするんの面倒だから、
フィルターかぶせてたんだけど
無意識では、別の意図があったことに気づき
その仮面が本当に嫌になってとった。


★さて、親子の共謀は
代々引き継がれていく・・。

虐待された人は、形は変えてカムフラージュしながらも
自分の子供にもやってしまうが

程度の差はあれど例外なく
誰しも隠された物語を持っている。

でもね、親のせいにしたままじゃ、視座は変わらんのです。
いつまでも、親のせいにしてたらあかんのです。

そこに、気づいて
この連鎖を断ち切れることが大事。

自分自身が選択して
共謀したことを自白するのです。

じゃないと
「親がいないと生きてけない子供のままの大人」
つまり、
依存した人のままなのです。

共謀は
無意識に同意してやってたわけだ。

もう
自立した存在であれば

つまり、何かに依存せずに生きていけるのであれば
もうその共謀役は、降りていいはずだ。

必要なのは
やはりここで
自分自身を生きていく
自分への信頼だ。

いつまでも、親のせい、
外側のせいにしている限り

自分の子供や、パートナー、社会に
その依存を繰り返す・・。

自立した自分であるということは
親のことも、周囲の人のことも
共犯者として利用するのではなく

純粋に透明に
ただ愛せる自分になるということなんだろう。

★やっかいなことに
この共謀は無意識の世界の話なので
自分では認識できていないわけです。

つまり「盲点」

無意識というのは意識の90パー以上を占めてるわけなので
人生というのは、この無意識の観念に支配される。

代々、繰り返してしまう「カルマ」

それままるで
埋め込まれたブレーンワールドのようだ。

でもね、前半に書いたように
その膜しか認識できていないのは、自分の視座の問題。

その張り付いた視点でしか、この問題を見れていない
つまり「固定観念」の中で、
うーん、うーーん、と悩んでいる。

カルマは永遠に続くものではない。
断ち切るために出された「お題」に過ぎない。

謎解きを楽しもう。

★嫌な自分を観たくないとか、もう
それ、いいでしょ。
そんなプライド、じゃまじゃまおじゃま。

そんなかんじでね、
見たくないから被せた蓋をぶっ壊していくと
そのたんびに、楽になってくる。

どんどん、自由になっていく。

確かにね、見てていじらしい。
役者のままで「がんばってるね」って。

でも、痛々しいのだ、その頑張ってる姿。

それより

はよ楽になりなはれ。
自分を楽にしてあげなはれ。

もう共謀犯をやめて
手をあげて、観念しろ!

それが
どんどん
楽になる秘訣だと思います。

★お題は、きっと
この世界を抜け出すまで、いっぱいある。

でも、一個一個
ミッションをクリアしていくことを
楽しむつもりでいると

この3次元・4次元でしか、感じられない
楽しさや美しさにも、気づく時間が増えていく。

素晴らしき人生。
楽しんでいきましょー。

引き続き
TTTでよろしくお願いいたします(*‘∀‘)

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