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アーティスト…
2024年 7月1日(月)
今日の景色…
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〈気になる記事・後半…〉
グティ氏、現代サッカーでは創造性が失われたと嘆く「今は戦術とフィジカルがすべてを支配する。才能ある選手までロボット化してしまった」
(記事全文…)
【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリーのレジェンドが現代サッカーに思うこと。
元レアル・マドリーMFグティ氏は、現代フットボールでは創造的なプレーが失われていると嘆いた。
現役時代、浮き沈みある天才型のプレーヤーとして名を馳せたグティ氏。調子が良いときには、創造性あふれるスルーパスやヒールパスでもって、観客や視聴者の度肝を抜いている。
そんなグティ氏だからこそ、現代フットボールに思うところがあるようだ。
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引退後にレアル・マドリーの下部組織やアルメリアで監督を務め、そして現在は『DAZN』でコメンテーターを務める同氏は、戦術の洗練化やフィジカル化が進んだ現代フットボールでは、創造的な選手やプレーが許容されないとの見解を示す。
スペイン『リベロ』のインタビューで、次のように語った。
「今、ミスはほぼ許されなくなってしまった。過去にはフットボールの一部だったはずなのにね」
「そのことは育成年代で表れているよ。現在、子供たちは横パスを20本も出し続ける。そうすれば確実で、ボールを失わないという理由によってね。縦に5本パスを出せば何回かはボールを失うことになってしまい、指導者がそうしたことを好まないんだ。スペインでは以前には想像力があり、創造的で、リスクを冒せる選手がいた。だけど現代では、どれだけ探しても見つけることができない」
「今、創造的なパスを出せる選手がいないのかって? 実際のところ、フットボールは近年、大きな変化を遂げている。戦術とフィジカルの明確性が、かなり高くなっているんだ。だから選手はピッチ上で自由に動くことができない。あらゆる選手が以前から学んでいる動きを見せている」
「凄まじい才能を持つ選手たちはいるよ。もちろんだ。だけど、僕はそれすら何か異なる印象を受ける。デ・ラ・ペーニャやバレロンみたいな選手はかなり減ったというか……もう見かけないよね。素晴らしいクオリティーを持ち、研ぎ澄まされた技術でもって相手に勝負を仕掛けられる選手たちはいる。が、それすらも、あまりにロボット化し過ぎているんだ。おそらく周囲やチームの要求、期待、監督によるものなんだろう……」
グティ氏は、完璧なパスを出すための鍵が何になるのかを問われて、次のように返答している。
「動きのシンクロ、明確性、そして何よりも創造性だ。ときには自分の出すパスが、出すための場所にたどり着く前から見たり読めたりできる。ボールがストライカーに届くため、パスに明確性があるのは大切だ。だけど、出すパスを事前に頭で描ける創造性が、その一瞬の閃きこそが、違いを生み出すんだろうね」
👉「動きのシンクロ」…。
なかなか謎めいた表現ですが、その予測のできない幾多の動きの中から、その時その場面のそのタイミングでしか起こり得ない“その場限りのプレー”というモノがあるということ…。
もう一度ヤレと言われても…
もう二度と出来ないような奇跡的な素晴らしいプレー…。
でも…
その時が来たら…
その場面が来たら…
そのタイミングが来たら…
その直前、寸前の、その何分の1秒かの間に…
「自分の出すパスが、出すための場所にたどり着く前から見えたり読めたりする」…
そんな瞬間が現れます…。
ただパスが上手い…
ただ正確なパスが出せる…
というだけでなく…
「出すパスを事前に頭で描ける創造性」や…
その「一瞬の閃き」こそが…
その“違い”を生み出す…
その“独特なプレー”を生み出す…
その“真似の出来ないプレー”を生み出す…
“その選手にしか出来ないプレー”を生み出す…
かつてのファンタジスタには…
そんな“サッカーの醍醐味”があったのではないでしょうか…。
そしてそれが…
サッカーをするいちばんの目的であったような…
そんなサッカーにおける…
サッカーを通した“自己表現”…
スポーツにも芸術性があるとするならば…
そのサッカーのピッチで自由に自己表現をし…
そのピッチで創造的なプレーをアートするアーティストであるファンタジスタの躍動…。
そんな時代が…
またいつか訪れるのでしょうか…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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