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出版社 ヴァン メディカルはこういう会社です。

こんにちは、ヴァンメディカル 社長の伊藤です。これまで医学専門書を取り扱ってきたこともあり、皆様に弊社のことを知っていただく機会が少なかったと感じ、今回は弊社のご紹介をさせていただきたいと思います。

弊社は現会長が1994年に前職から独立し、産声をあげました。
創業当初は医学書の単行本(書籍)をお付き合いのある医師にご執筆いただき、不定期で刊行していきました。そして翌年、弊社初の雑誌「CLINICAL PHARMACOTHERAPY クリニカル・ファーマコセラピー(季刊誌)」 を創刊しました。
臨床的な薬物療法の雑誌として、一定のご評価をいただき、雑誌を定期的に刊行するという道筋をつけることができました。

そして1998年には季刊誌「感染と抗菌薬」、隔月刊誌「消化器の臨床」の2誌を創刊、2005年には季刊誌「臨床腫瘍プラクティス」(がん領域)を創刊、2006年には季刊誌「感染対策ICTジャーナル」を創刊しました。
※季刊誌=年4回定期的に発行する雑誌

各雑誌ともその領域の最新情報&深掘りした臨床情報をお届けし、長く医療従事者の皆様にご愛顧いただきました。
出版や医療の業界が大きく変化していく中で、役目を終えた雑誌と、さらに評価されている雑誌があり、現在は「感染対策ICTジャーナル」を季刊誌として定期的に刊行しています。

一方、単行本(書籍)は時宜に合わせて、様々な領域の専門書を刊行してきました。神経内科・心療内科・循環器・消化器・がん・感染症・感染対策など、これまで100数十点を刊行しています。

近年、社会には様々な情報が溢れ、医療従事者だけではなく一般の方も医療情報を目にする機会が増え、健康や医療について自身で判断すべきことも増えました。弊社は、これまで専門書を刊行し、得てきた経験と知識を転換し、2020年より一般の方向けの書籍の刊行とWEBサイト「感染対策Online」での情報配信を始めました。

専門書制作のつながりを活かして、著者にはその領域でもトップの皆様にお願いをしているため、最新かつ正確な情報をご提供しています。そのため、本やWEBサイトの内容には大いに自信を持っています。
とはいえ「内容が良い」=「絶対売れる」とならないのが出版ですし、WEBサイトが毎回バズるわけではありません。一人でも多くの方にお読みいただけるように、日々試行錯誤して制作しています。

一般の方向け書籍では、医療から派生して新たに「スポーツ医学」「スポーツ科学」書籍の刊行を始めました。これは私が大学4年までみっちりバスケットボールに打ち込んだ、いわゆる“バスケ馬鹿”で、スポーツへの情熱が異常に強いということもありますが、部活や趣味競技レベルでは科学的な処置やトレーニングが行われていないことが多々ある、とこれまで感じてきたからです。プロレベルでは科学的根拠に基づくことが以前より重視されていますが、草の根レベルでは大きく差があると感じ、そこに情報を提供する意味があると考えています。

今後も出版やWEBサイト運営を通して、皆様の生活に有益な情報をお届けしていきたいと考えています。これまでの弊社の歩みと、これからの意気込みのような文章になりましたが、弊社のことを少しでも知っていただけたのなら、大変嬉しく思います。


五代将軍徳川綱吉公が建立した護国寺を臨む新事務所より。


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