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雨の日にかんがえること
自傷行為。今となってはしないけれど、10代の頃は生きているのが苦しくて、逃げ道がなくて、ひたすら自分を傷つけることで自我を保ったし、そうして自分を愛することしかできなかった。
母は部屋にあるカッターもカミソリもハサミさえ、どこかへ隠してしまった。
わたしは生きる価値がないのだと、その時思った。
母は娘にこれ以上傷が増えないようにと思っていたのだろう。
未だ、お互いにそのことは触れずにいる。
今
T町にいるということ
わたしは自分で言うのもなんだけど、かなり単純で純粋だ。
風俗を始めたら、騙して騙されることが増えた。
結構人間は汚いのだと後から気づいた。
そして、お金も人間関係の嘘を学んだ。
優しく気持ちいい言葉は幻想なのだと思うようにした。
お客さんに言う言葉は嘘ではない。
わたしは嘘を吐くのは苦手だ。
悩みも感情もまるっと受け止めたい。
熱く喋り込んでしまうこともある。
人によっては受け止められない時もある