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同性の友人関係におけるパワーバランス


「性格相性」と似て異なる友人関係における「パワーバランス」

「内向的な子と外交的な子」
「インドアな子とアウトドアな子」
「外交的な子が内向的な親友をいい意味で引っ張って一緒に何かに参加する」
ざっくりと例をあげてみたが、このような対立的な性質を持つ人同士が仲良くなることは意外と聞く話だ。今回書きたいのはそのような話ではなく、自分が抑うつ状態になる前から感じていたこと。

本来純粋で対等な関係であるはずの友人関係にパワーバランス(優位性)を見出そうとする話だ。

友達から都合よく扱われていると感じているとき

この事象って恋愛でよく起こりがちだし議題になりがちだが、友人関係でも起こると思う。実際に何度か、数人から感じたことがある。
出来事は本当に些細なことだし、相手も長年の付き合いだったり良い子だったりする。(ここで言う「良い子」は、何か他人の悪口やいじめなどを起こすこともないし、彼女たちの持つ倫理観も至って普通の子のことを指す)

・その子が私に何か愚痴を聞いて欲しいときにしかLINEの返信がすぐに来ない。

・彼氏との予定がなくなったときだけ、私をご飯に誘う。(私からの誘いのLINEは前日まで返信しない)

・就活で私の持っているESの情報や人脈を「利用」する。(お互いに助け合うのではなく、私に聞くだけ聞いて逆に私が頼ったときは時間をほぼ全く作らないというようなイメージ)

・地方から私の住む都内に来て、家に泊めて欲しいときだけ連絡してくる。

・遊ぶ場所・時間がいつも相手都合。(こちらの希望はあまり聞いてこない)

相手の心理状態によってパワーバランスが出現する

都合よく利用してくる子たちの共通点として、恋愛や仕事など彼女自身の生活がうまくいってるときは、余裕があるのか利用してこない。
ただ、うまくいっていないときや何かに焦っているときは「都合よく利用す
る」という状態に傾倒しがち
だなと思う。
何が言いたいかというと、常にパワーバランスを見出そうとしてくるわけではないこと。

だからこそ、時間が経つと「そんなに悪い子じゃないかも」と思ったりもして友人関係自体は続く。
ただ、自分の中で少しモヤモヤは残るというような感じだった。

潜在意識の中で相手に依存しているから起こるのでは?

自分なりになぜこのようなことが起こるのか分析してみた。
私は本来はかなり外交的な方で、正直気も強いと思う。(今は抑うつで少し状況が違うが・・・)
でも例で書いたような「都合よく利用されているのでは・・?」と感じたことは今まで数人の友人にあった。それは、私が何事にもあまり断れない性格で「相手の期待に応えたい」タイプであり、相手もそれを分かっていたからだと思う。(だからこそ、仕事でも自分を追い詰めて休職・療養になったのかもしれない)

先ほどもいったように、常にパワーバランスが発生するわけではない。
ただ、いざという時や小さな積み重ねにより、本来あるべきでない友人関係における「片方の優位性」が発生する。
この事象は、その子の「〇〇なら助けてくれるだろう」という甘えや依存からくるのではないかなと思っている。

女性同士だけでなく男性同士でも起こる

これはあくまでも仮説だ。私は女の人なので、男性同士の友人関係を経験したことがないからなんとも言えないが、周囲の男性の友人たちをみていると、意外と同様の事象が男性同士の友人関係内で起こっているように感じる。むしろ男性同士の方が、より「露骨」というか「厳しい」というか・・。女の人はそんなに露骨にはしない気がする。あくまで個人的な意見だが。
また、男性は同性同士で1対1で遊ぶということが女性ほどはないと思う。
そのため、男性の場合は複数の友人関係(グループ)内で、ある一方の優位性が出現しがちだなと感じる。
何が言いたいかというと、この話って女性同士の中だけで起こる話ではないと思うってこと。

自分の中で感じた違和感から分析して今回書いたような話になった。
友達から何か違和感や「あれ、都合よく扱われてる・・?」と感じたら、さら〜と何気なく関係を薄くしているので、今はあまり起こらない。

今回のお話は、あくまで「個人的な体験談と意見」なのでご了承ください。
こんなこともあるのか?ってくらいの軽い気持ちで読んでくれると嬉しいです。


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