あぁ背骨ですね と言われた日(豆柴ヘルニア生活日記④)
■20240106(前半)
不憫で仕方ない柑太くん(白豆柴/男子9歳半)を、正月明けの獣医さんに診てもらった。
ネット予約ができるのだが、朝の診察開始ほぼ1時間前から6人待ちだった。
みんなこの年末年始にいろいろあったのかなぁ。
心配ごとでおろおろしちゃったりしてたのかなぁ。
あ そちらさまもですか お互い 歳をとるといろいろありますしね などと 待合室で 無言でこころのあいさつを 飼い主どうし目で交わす。
飼い主たちの膝の上に 足元に ちょっと所在無げなわんこにゃんこ。
みんな 生きてる。
どうであれ いまを生きてるのだ。
年末に診てもらってから以降のここまでの様子を伝えた。
ここんちの先生は、わかることははっきりと、わからないことは決めきれないですからしばらくは様子を見ましょうと言ってくれる。先代の子(桃太朗:黒豆柴/男子5歳1ヶ月で逝去)のときから信頼を寄せている、皮膚疾患治療にとても強い獣医さん。
血液検査とレントゲン、撮りましょう。と。
え、血液検査は12月の頭にして「全項目問題なし!」だったのにな・・・。
と思いながらも、急変もあり得るということで検査。
次のレントゲンまでの待ちの間、エリザベス装着されて不本意な柑太くん。
レントゲンはおとなしく撮影できた様子で。
次呼ばれるまでしばし待って。
結果。
血液は腎臓の数値がやや上がってるけれど問題視するほどではない、と。
で、上がってきたレントゲン画像を見て開口一番
「あぁ、背骨、ですね、、、」
と、先生。
椎間板が潰れていて上方へ寄っていてそこを挟む骨どうしがつながり始めている、とのこと。
画像を見せてもらった。
俺でもわかる、変化の様子だった。
痛かっただろうに。。。
ほんとに。
自分自身もそう(学生時代に発症した)なので、無念…心中お察ししまする、という感じ(侍か俺は・・・冗談言ってる場合ではないが)。
いま、できることは3つあります。と先生は白板に書き始めた。
① 飲み薬
② 注射
まず鎮痛剤としての2種。①は毎日の服用、安価だが腎臓負担が大きい。②は腎臓負担の心配はないが月1回、1万円かかります、と。
「みっつめが」
と言って先生が書いたのは
③ テラヘルツ
だった。
テラヘルツぅぅぅうう??????
なんか昔、子どもの頃にTV直販「2こうお茶の間ショッピング」で出てきた腰痛治療器か?
そんな直感が、した。 むむむ。 いったいこの先生は何を言い出すのだろう。
(つづく)
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