山口歌糸
自分は意外と静岡にゆかりがあったりします。 物心のつく前にも富士宮へはよく来ていたそうですし、実は伊豆の方に祖父の別宅があったのですね。 今もあるはずです。 その伊豆の別宅というのが修善寺町にあり、小さな頃は「しゅぜんじ、しゅぜんじ」と親しんで呼びました。 その場所が伊豆半島なのも当時はよく知らず、 静岡県田方郡の修善寺町だともよく知らず、 今は修善寺町は無くなって伊豆市の一部になっていることはずいぶん後になって知りました。 その修善寺町の別宅が大仁町にあり、大仁駅から少
昨日ふと思いあたって、富士宮にある保護動物の施設に行ってきました。 TWFの会というNPO法人さんの富士宮本部です。 この近くにはブックオフとかしまむらとかあって、その少し手前にはたまに立ち寄ってコーヒーを買っている富士宮ベースさんもあるので、実はこのあたりまではよく来るんです。しかも徒歩で。 外からみるとけっこう静かなので、本当に開いているのかなとか思っていたんですけど、電話してみたら普通に「見れますよ、おいでください」と快諾してもらいました。そういえば日曜日でした。
明るい性格になると、人生は本当に明るくなる。 暗い性格の前には、暗い人生しか待っていない。 出来事ではなくて、大事なのはその人の心。 明るさというのは、物事を乗り越える強さとも似たようなものとは思うのですが、それ以上にまずは「どんなことでも何とかなるさ」と、とらえられる楽観的な性質が必要だと思うのです。 普通の人なら挫折だと思うことでも「何とか頑張ってみよう!」と思えるなら、それはただのやりがいある試練になり、ゼロの場所からプラスを目指すことになる。 逆に「つらい……苦し
今日も良い日です。日の上らないうちから朝ごはんを食べて、買い物ついでの長いウォーキングを終えました。 朝一のウォーキングだけで9,300歩。それから日光浴しながら筋トレをひと通り終えて、これから仕事です。 自分は富士宮に移住してから、自然や動物に対しての見方が変わりました。みんながみんな共存しているから、人間だけが偉いみたいな傲慢な考え方は消えていきます。 まあそういうことを考えていなかったから田舎に住みたくなったんでしょうけど。 そうして最近すごく思うのは、食べ物に
人に優しくすると物事が上手くいく。 人に優しくすると仕事が上手くいく。 人に優しくすると暮らしが上手くいく。 動物に優しくすると心が綺麗になる。 自然に優しくすると心がもっと綺麗になる。 心が綺麗な人は優しい。 自分が三十余年生きて実感しているのは、 他人へ大らかに接するから強い人間になれるのか、 強くなったから大らかな心を持ち合わせたのか、 その順番は人それぞれだということです。 仕事や恋愛が上手くいった途端に性格が良くなる人もいるし、 何もないうちから性格が良いので、
多くの人は多分、神様や仏様が自分を助けてくれると思い、神社やお寺でそういうふうにお願いしていると思うのですが、自分が思うにこの願い方は間違いです。 例えば仏教でいうと、釈迦は人間で仏陀は境地。だから釈迦は神様ではなく指導者であり、修行者の一人でもあって、仏陀という境地にたどり着いたというのが仏教の成り立ちですから、誰かが助けてくれるのではなく、自分自身がそう成り、迷いや苦しみを乗り越えるという一人から立つ哲学なんです。 なので正しい願い方は「自分自身が強くなれますように」
歩くことは、何よりもの健康法です。 何はともあれ歩く方がいい。 歩く人は強い。 いつまでも元気です。 これは自分のスマホに入っていた「ヘルスケア」というアプリなんですが、2022年から勝手に起動していて、日々の歩数が計測してあったんです。 すると2022年の自分は平均で8,136歩も歩いていました。 しかも家の中ではスマホを持ち歩かないので、外出時だけの数字でこれです。 自分は車も乗れないので、どこへ行くにしても歩きます。 ウォーキングの習慣なんて一切なく、買い物や用事
男として生まれたら、女性を守るのが責務だとは思います。仕事ができるとか頭が良いとかは、すべて女性を守り称えるためにあるものだと思うのです。 今は小さな男の子も皆、とにかくそのことだけは念頭に置いて社会に出てほしいと願うばかり。女性を敬う気持ちさえ持っていれば、力は自然と湧き立つものだから。 なぜこんな文章を書いたのかは、書いた当時のことをよく覚えていないので定かじゃないのですが、小説咲夜姫の中で竹取の甚六さんは、女性を敬う気持ちだけは持ち合わせた男でした。 しかし彼は、
働く意味を見出だすことは、人生の意味を見出だすことと思います。野生動物も皆々、日夜働いています。 ただ自分がもう数年間、文章を事業にする中で思うのは、労働というのは誰かを想ってこそ意欲が湧きたつのではないかということです。 自分を食わせるために躍起になるのは初期衝動であって、継続のためにはそれ以上の理由が必要と思いました。 小説咲夜姫の中で、竹取の甚六さんは最初、うだつの上がらない職人でした。 そんな彼が咲代さんを拾うこととなり、何とか食っていかなければいけないと思い、出
「有難い」とは、謙虚の言葉。 自分のような者にはもったいない、珍しいことです、偶然なことです、といった遜りの気持ちを表した言葉だそうです。感謝とはいわば謙虚なんですね。 自著の小説咲夜姫で記した最後の台詞は「有難い。有難い」でした。 竹取の甚六さんはコノハナノサクヤヒメとの出会いを通じて愛情を知り、心を知り、力を持ち、のちに自分の家族を持ってお爺さんになるまで生きます。最後の最後に彼は竹取の翁になるのです。 そして生来、彼は大した人間ではなく、自分のような者にはもった
年明け、小説出版のほうで大変お世話になっている静岡新聞社の方から連絡が返ってきて、年始には富士宮へ参って山宮浅間神社に行ってきたと言われました。 山宮浅間神社はすごい場所で、ひしひしと感じるものがあったと言い、自分自身もその単の文面からひしひしと何かを感じたものでした。 山宮浅間神社は、富士宮の中心地のところからずっと北の方へ上がった先にぽつりとあり、今は浅間大社とされている本宮は元々、山宮浅間神社でした。ようするに山宮浅間神社が祖のような場所といいます。 またその場所は
山口歌糸:天海さん、このたびはありがとうございます。 これから少しの間、お話を色々聞かせてもらいたいと思います。 まず最初に、一番聞きたかったことを。 学校での絵本の読み聞かせや、児童小説の普及などについて活動されていると聞きましたが、それはいつ頃から初めたのでしょうか。 20年はすごいですね。 当時の子供が立派な大人になっている年月ですから、歴史を感じます。 児童文学への思いなどあれば、そちらもぜひ教えていただきたいです。 児童小説というのはいわゆる小中高の子供向け
専業にして四年目に入ります。 思ったことや心がけていることをメモしました。 1.とりあえず営業だ ライターは奥手な性格でも結構。 でもまずは足がかりとなる出会いを引き寄せるために営業すること。 最初は仲介サイト(クラウドワークスやランサーズとか)を使うのがおすすめ。 2.文章力よりまずは意欲 文章にも選り好みはあるので、とりあえず必要なのはヤル気。 貰った仕事をすぐにこなして連絡も速い人は重宝される、結局は。 3.得意分野があるなら強い これだけは絶対に負けないっ
今朝から安定しない空模様の中、島田市まで行ってきました。 島田市では毎年九月に島田髷にちなんだお祭りがあり、今年は三年ぶりの開催になります。 登場シーンに妙な迫力があり。 小雨もぱらつく中、おび通りにある広場で踊りを披露。雨天なら近くの看護学校の体育館で踊りをやる予定だったんですが、何とか決行したようです。途中で雨が降って中断になったりする場面もあり、と。 髷娘が帯に差しているうちわには、その髷娘が結っている髷の種類と髷を結った美容院の名前が書いてあるそうです。島田で
中学生の頃から蝶野正洋さんは一番のヒーローでした。狼軍団はリアルタイムではなく、nWoジャパンとTEAM2000をずっと追いかけていました。 昼過ぎ頃、ユーチューブを開くと珍しく蝶野さんが配信をしていたので仕事しつつ見ていたら、そのコメント欄に「富士宮で待ってます」的な書き込みがあり、あれ?と思って調べたら、 「AED体験企画~もしもの時に役に立つ~蝶野正洋のイオンDE防災・救命119」9月17日15:00~イオンモール富士宮」 時間をみるとただいま13時半。間に合う…
「アバウト・シュミット」っていう映画がありまして。 ジャックニコルソンが演じるお爺さんのシュミットが、定年退職後に妻には先立たれ、子供の結婚をめぐって揉めたり、他人ともトラブルになったりとする内容なんですが。 ラストでは、チャリティ団体を通じて養父となっていたそのアフリカの子供から手紙が届き、シュミットが一人で泣くというシーンなんです。 それで、最近よく行っている喫茶店のお母さんに孫が三人いるというので図書カードをプレゼントしたら、また先日行った時にお礼の手紙をもらいま