見出し画像

富士高天原王朝

竹取物語と古事記の関連、木花咲耶姫とかぐや姫の同一について、「ムー」が昔に特集をしていたと聞いたので探してみたら、別の面白い話を知りました。

https://www.amazon.co.jp/dp/4054059341

富士山にはその昔、富士高天原王朝があったといいます。

ムーの三上編集長が語るには、宮下文書(※山梨県富士吉田市にある小室浅間神社の宮下家に伝わっていた文書)に富士の古代王朝があったと書かれ、その王朝こそが記紀に書かれる"日本神話の世界"以前だというのです。

裏付けとして、

「秦の始皇帝から不老不死の薬を取りに行くように命じられた使者の徐福(じょふく)は、始皇帝の元へは戻らず、日本に渡って不死の山(※富士山)を目指した」とか、

「竹取物語の最後に書かれた、不死の薬を焼くために向かったのが富士山だった」記述などがあり、

結果として富士山は大噴火を起こし、王朝は滅びたといわれます。

高天原とは記紀に書かれた天津神の世界なので、富士王朝も神話の世界観の一種とも取れますし、神話に出てくる神々すべてが実在したというなら、高天原が本当に富士山にあったともいえます。

記紀に書かれる世界観というのは実のところ、考古学とはぶつかり合うもので、人類は260万年くらい前から旧石器時代だったともいわれますし、その以前にいま現在よりも優れた文明があったなどともいわれる(あらゆる物は3万5千年くらいあれば風化するといわれる)ので、時をさかのぼれば文明は古くなると思い込むそれもまた誤りです。

例えば5万年前に現代よりも優れた科学の文明があり、富士の頂上に街を築いていたかもしれないですし、頂上のさらに上に空中都市を作っていたかもしれません。富士山自体も古代の人工物かもしれません。否定はできないものです。

富士市