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仕事のこと。

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こども本屋の店主の父は、小学校の先生をしています。図工の先生です。でも、教える人ではないようです。つくりたくなる問いをTOYにする”トイデザイナーって方がどうやらすっきりするよう…
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#小学校

言葉にできない想いを留めておこう。

言葉にできない想いを留めておこう。

2023年3月28日、今日は本当に幸せな日だった。幸せを「幸せ」という言葉以外でどう表したらいいか分からない。単に「幸せ」という言葉で表現できるものかも分からない。生きててよかった、とさえ思った。涙がでるわけではなく、ずっとじーーーーんと温かい。そんな一日だった。

振り返れば、この日がやってきたのは、偶然のような出来事が重なってできたように思う。

3月15日水曜日

多分はじまりはこの日。

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カメラマンは小学生!

カメラマンは小学生!

トップ画像の写真、小学生が撮ってくれたんです。

「もう撮らなくていいってばー!笑」ってシーンです。

撮影風景はこんな感じ。

こんな状況がどうして生まれたかというと。。。

この素敵な”おしゃしんず“メンバーのおかげ!!

写真にしかできないことがあると信じています。写真の力で、世の中の幸せを増やしたい。笑顔になる人を増やしたい。写真の持つ力を探求しながら、発見した価値を世の中に還元していきま

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授業のこと | テーマの話(後編)

授業のこと | テーマの話(後編)

4年生・5年生とたっぷり遊び、そこに価値を加えて、身の回りのものと結びつけて、タテ・ヨコ・ナナメ色々な視点から物事をみてきた子供たち。(テーマの話ぜ(前編)はこちら)

小学校最終学年、6年生の1年間はさらに学びの価値を加速させたいと考えていました。

そこで、6年生の最初の授業はこんな話をしました。

AI時代がやってくる!
この先10年間で世界はさらに大きく変化するだろうと言われています。

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授業のこと | テーマの話(前編)

授業のこと | テーマの話(前編)

僕が図工の先生になった経緯は前回の記事のとおりで、そんな背景から、最初はなぜ学校で図工が必修なのか、この教科にどんな意味があるのだろうか、そこをちゃんと理解するとこから始めてみました。

そこで、気付きました。図工の領域はずっとずっと実社会と繋げやすい。あぁ、これは面白いなぁ、と思っています。

現在の勤務校は全校児童800名を超える大規模な小学校。そのため、僕は4〜6年生の図工の時間で、1週間の

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「図工の先生」じゃないのかもしれない

「図工の先生」じゃないのかもしれない

「図工の先生」という肩書きは、とてもつよくて、「絵、うまいんでしょ!」とか「ものをつくったりするのが好きなのでしょう?」とか、思われることが多いです。

ところが僕は絵を描く人でもモノをつくる人でもありません。嫌いではないですが、実は「めんどくさいなー」と思ってしまうタイプです。

僕は美大や美術系学部学科の出身ではありません。その道を志したことこともありません。それが不思議な縁で、図工の先生に。

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ノートをバージョンアップ!!(前編)|6年図工の時間

小学生のノートを板書を写すだけじゃなく、もっと”自分のもの”としてノートを活用するきっかけがつくれないだろうか・・・。

そんな想いを出発点に、ラクガキコーチのタムラカイさんと一緒に、エモグラフィをつかった授業に挑戦してみることにしました。

01|イントロダクション数字かける?
文字かける?

 ーいやいや、何をおっしゃてますの。当たり前でしょうと6年生。

じゃあ、絵かける?

 ーん?かける

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