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仕事・職場の選び方

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「どんな仕事を選んだらいいのかわからない…」という人への一助として。
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#38 「強み」と「スキル」は全く別物ですよという話。

#38 「強み」と「スキル」は全く別物ですよという話。

就職や転職の際、自分の強み(得意なこと、長所)と、スキル(これまで身につけた知識や技術、経験)とを一緒くたに考えてしまう人がいます。

人材市場でのマーケティング的に考えると、スキルや経験も強みの1つになりうるのですが、「自分はどんな仕事をやりたいか?」を考える場面においては全く異なる概念です。

ここを分けて考えないと、手持ちのスキルや過去の経験に引っ張られすぎて、自分本来の強みや志向性を見失う

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#21 「サボりやすい環境か」という職場選びの基準

サボりというと語弊がありますが、自分の時間や居場所を自分で管理できる職場環境を選びませんか?というお話です。

外回りの仕事の人はご経験あるかと思いますが、営業時代の僕は商談が早く終わった時や、忙しい日が続いて疲れた時には、カフェなんかでよくひと休みをしていたものです。

今はリモートワーク下なので、体が疲れたら横になりながらスマホで仕事をしますし、昼休み以外に仮眠をとることもしばしばあります。

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#34 不得意なことから始めるキャリア形成

#34 不得意なことから始めるキャリア形成

僕自身の話にはなりますが、敢えて自分に不向きな営業職を仕事にしたことで、結局今の仕事に非常に役立っているなあと感じているので、それについてしたためます。

一見、営業向きでは無かった性格僕はいい歳しても未だに口下手で、人前で話したり、人脈を広げるという作業が非常に苦手です。

自分でも、饒舌な商談トークで売上を叩き出すような営業向きでは無いなと、学生ながら理解をしていました。
(最近受けたストレン

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#32 未経験職種へのジョブチェンジこそ、第三者のアドバイスを。

#32 未経験職種へのジョブチェンジこそ、第三者のアドバイスを。

直近1,2年での中途採用市場では、即戦力の人材確保に重きを置かれており、未経験者の転職は向かい風の状況になっています。(もちろん業界にもよりますが。)

そのため、未経験職種への転職を目指す上で重要なのは、入念な逆算をした上で自分をPRすることです。

転職に慣れていない人の多くの自己PRは、
自分主観での苦労した経験や「売上○位、○千万円」等のわかりやすい実績に頼ってしまいがちですが、
意識すべ

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#31 交友関係から考えるキャリア選択

#31 交友関係から考えるキャリア選択

僕は仕事選びの際、単に業界や職種、待遇だけでなくて、もっと他に大切な軸があるのでは?という立場で考え、キャリア相談を受けるようにしています。

以前は「時間や場所の融通が利くかどうか」という話を書きましたが、今回は人間関係編といったところでしょうか。

ビジネスはいつでも、人と人との関わり合いです。
そこで生じる軋轢への耐性を持ち合わせているかどうか?というのは、仕事選びにおいて大きなヒントになり

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#4 教育学部生が選んだ社会人最初のキャリア

#4 教育学部生が選んだ社会人最初のキャリア

大学4年時、周りの友人が就職活動をしている中(とは言っても教員や公務員志望の人が多かったですが)、
僕はあまり就職活動というものに熱心になれませんでした。

転職支援などには元々興味があったので、人材企業の選考は何社か受けていましたが、
「学生に毛が生えた程度の自分が、偉そうにキャリアのアドバイスなんてできるはずない。」
と、そんなことばかり考えていました。

教員についても同様でした。

もし大

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