見出し画像

人とのつながりを深めるには、

相手を否定せずに、

伝えることと、受け留めることを、

お互いがすることが望ましい。

その「 受け留める 」ということについて、

私はこんなイメージでいる。

まず、受け留めるという言葉について、

「 留める 」という文字をあえて使いたい。

なぜかというと、

とめるには、

止める、停める、留めるなどの表現があるが、

止めるというのが、

どうも動きを止められるような気がして、

感覚的に使いずらい。

なんなら、その影響を受けて、

自分の考えまで変えられてしまいそうな感じがしてならない。

もちろん、影響されたいと思うものならば構わない。

それを判断するためにも、

一旦、受け留めたい。

停めるも止めるのイメージに近いものだと思う。

留めるという言葉のイメージは、

「 ポスターが目に留まる 」

といった感じで、

こちらから対象に注目する感じなので、

私のイメージする感覚に近いと思っている。



人とつながる中で、


相手の意見が自分とは全く違った意見であることも多い。


しかし、「 そんなん、おかしいわ! 」と否定することは避けたい。


そこでつながりを深める可能性が低くなってしまうと思うから。


ただ、相手の意見を、

「 その通りだ!!」

と取り入れなくてもいいし、

思ってもいないのに、

「 それいいね〜!!」

と言う必要もない。

「 そういう考え方もあるんやね 」

と、

「 壁に貼ってあるポスターに目を留める 」

ぐらいの感覚でいればいいと思う。

それは相手の思いや考えを軽視しているわけでもないし、

相手の思いや考えに従っているわけでもない。

相手を嫌う必要もない。

そういう感覚が、

私の「 受け留める 」のイメージだ。

だから自分に重くのしかかってくるものでもない。

また一旦、受け留めたものを、

その後に、自分の中に取り入れることだってあると思う。



「 そういう考えもあるのだな〜 」

という、受け留め方。

落ち着いて受け留められると、

どうしてそういう思いや考えになったのか、

少し知りたくなってしまう気持ちも芽生える時もある。

まるで映画のポスターに目が留まり、その映画を見てみたくなるように。

私は人とのつながりを深めるために、

まず、相手の意見を受け留めることを大事にして、

そして自分の意見も大事に伝えたいと思っている。



ゴリラ界の掟

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?