Sanagy Inc.

100年後に残したい未来のために、サステナブルなまちづくりや新規事業開発のコンサルティ…

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100年後に残したい未来のために、サステナブルなまちづくりや新規事業開発のコンサルティングをしています。北海道旭川市出身、ニュージランド、フィンランドの大学を卒業後、アフリカ・アジアで国際協力やIT企業の新規事業開発に従事したのち、Uターン起業。Sanagy(株)代表取締役。

マガジン

  • 気候変動アクション

    サステイナブルな社会に向けた世界中の取り組みを紹介します。

  • サーキュラー・エコノミー

    サーキュラー・エコノミーについての世界のニュースをご紹介します。

  • 旭川ローカルコミュニティ

    旭川でのコミュニティ活動を紹介しています。

最近の記事

ドイツ激安スーパーが目指す、食のサステナビリティの新標準

円安物価高の今日この頃、欧米での外食や暮らしはなかなか辛い…そんな時に節約生活の強い味方になるのが、ドイツ系のスーパーマーケット「Lidl (リドル)」。 私もフィンランドに住んでいた学生時代、この黄色い看板によくお世話になっていました。ヨーロッパを中心として世界中に約8,000店舗を展開する、世界版業務用スーパーのような感じです。 そんな激安スーパーの代名詞とも言える、Lidlがよりサステナブルでヘルシーな食へのシフトを進めています。同社が注目しているのが、タンパク質の

    • 2100年、あなたの土地は大丈夫?気候変動がもたらす土地価値の未来予測

      こんにちは、皆さん。今日はちょっと未来の話をしましょう。2100年、私たちの住むこの地球で、どんな変化があるか知っていますか?気候変動が地球上の土地価値に与える影響は、想像以上に深刻です。ヨーロッパ環境庁によると、2100年までに「紫色の国々」である一部の国では、土地の価値が大きく損なわれると予測されています。 ヨーロッパ環境庁が発表した報告によると、気候変動は土地価値に大きな影響を与えるそうです。特に紫色に染まる国々、それは気候変動の影響を大きく受ける場所を意味しています

      • サーキュラーエコノミーと脱成長の違いとは?大量消費のジレンマを考える。

        循環型経済(サーキュラーエコノミー)と脱成長(デ・グロース)の違いは何でしょうか?どちらも、循環型、再生型であることから、持続可能な社会経済モデルを構築すると主張していますが、実は両者のアプローチは異なります。アムステルダム大学のFederico Savini准教授によると、サーキュラーエコノミーは成長主導型、一方は脱成長は生産と消費を組織する社会経済システムを明確にターゲットにしています。 両者とも廃棄物に着目し、それがいかに悪いものか、そして原材料の摂取量を減らすために

        • "楽しい"からはじまる小さなまちの気候アクション DAY 1

          2050年カーボンニュートラル実現に向け、人口3700人の北海道上川町をフィールドに、気候変動を学び、アクションを共創する第2回ゼロカーボン・アカデミのイベントレポート第一弾。 自分ごと化しにくい地方の気候変動緩和策2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。それに伴い、多くの地方自治体が「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しています。 しかし、人口減少や少子高齢化、地域衰退などの深刻な

        ドイツ激安スーパーが目指す、食のサステナビリティの新標準

        • 2100年、あなたの土地は大丈夫?気候変動がもたらす土地価値の未来予測

        • サーキュラーエコノミーと脱成長の違いとは?大量消費のジレンマを考える。

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        記事

          クリエイティブラーニングコミュニティVIVITAがすごかった話

           4月20日に旭川市で開催された、VIVISTOP旭川の仲間探しに向けた、VIVITAプレイベントのレポートです。平日の夜に開催されたにも関わらず、クリエイティビティに興味がある方や、VIVIWAREってなんだ?と思って参加した方など性別年齢問わずたくさんの方が参加し、イベントが終わった後も交流する姿が見られました。私も、夢や期待が膨らんだ時間となりました。  VIVITAプレイベントではこのような流れで行われました。 1.参加者自己紹介 2.境さん、穴山さんよりVIVIT

          クリエイティブラーニングコミュニティVIVITAがすごかった話

          小5のつながりが学校が大嫌いだった中学生の人生を変えた話

          NESTで活動している、ひなこの記事です↓↓ ----  1月から3月まで、主に「なぜそこまで学校にこだわるのか」「自分が本当にしたいことはなんなのか」という二つの問い、というか壁にぶつかって、ずっと考えていました。しかし、最近、ぶつかっていた問いに対して、自分の答えを導き出すことができて、自分の考えがクリアになったので、この思いをなにか形に残るもので、伝えたい、多くの人に届けたい、と思いこのnoteを書いています。 ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。 1、学校

          小5のつながりが学校が大嫌いだった中学生の人生を変えた話

          美しくも厳しい北の大地で”サスティナビリティを感じ、考える ”冬のワーケーションプログラム「旭川Slow School」

          2022年2月13日。旭川市江丹別の森に兵庫、埼玉、千葉、東京、南アフリカ、タンザニアから20代の仲間が集まりました。 「Slow School」とは、かつて数百人のアイヌが暮らし現在では30万人を超える北の都市となった旭川市で、アイヌの思想や暮らしに触れサステイナブルな地域を目指し働く人々と出会い対話しながら、一人ひとりにとってのスロー&サステイナビリティを感じ、考えるプログラムです。 今回は2月13日〜20日まで1週間開催された北海道旭川市冬のワーケーションプログラム

          美しくも厳しい北の大地で”サスティナビリティを感じ、考える ”冬のワーケーションプログラム「旭川Slow School」

          旭川でオリジナルアウトドアプロダクト作りにチャレンジ!

          今回は旭川市に昨年12月に誕生したワーケーション施設で開催された、起業・事業の種を作るローカル・シェーパーズ・スクールに参加してきました。 旭川市は北海道の真ん中から少し上に位置する北海道第二の都市です。 周囲を大雪山国立公園に囲まれた実はアウトドアに最適な町だったりします。 今回のイベントの概要今回は全部で三日間にわたるプログラム。一日目は旭川市のものづくり施設を回る見学ツアー。二〜三日目で実際にプロダクト作りに取り組みます。 この企画の発案・運営の株式会社Sana

          旭川でオリジナルアウトドアプロダクト作りにチャレンジ!

          【イベントレポート】第2回・みんなでつくる旭川未来拠点ワークショップを開催しました

          皆さんこんにちは。ジョニーと申します。 11月28日(日)「第2回・みんなでつくる旭川未来拠点ワークショップ」 を開催しました! 前回はオンライン開催でしたが、今回はオフラインでイベントを実施しました! 前回の記事はこちらから👇 https://note.com/nestco/n/nf61756362ec4 オフライン開催ならではの内容やイベントを終えての振り返りなどを 前回同様、ゆるゆるとレポートにまとめていきます。 お時間ある方、付き合っていただけると嬉しいです😄

          【イベントレポート】第2回・みんなでつくる旭川未来拠点ワークショップを開催しました

          【イベントレポート】第1回・みんなでつくる旭川未来拠点ワークショップを終えて

          皆さんこんにちは。本多寿樹ことジョニーです。 11月20日(土)「みんなでつくる旭川未来拠点ワークショップ」をオンライン上で開催し、僕はイベント内でモデレーターを務めさせていただきました。 今回のノートでは、イベントの概要や、面白かった意見、終えてみての感想などを含めた、ゆるーいイベントレポートを書いていこうと思います。 お時間ある方、付き合っていただけると嬉しいです😄 1.イベントの概要・流れ 今回のイベントは、旭川市にある、現在リノベーション中の施設(次の見出しで

          【イベントレポート】第1回・みんなでつくる旭川未来拠点ワークショップを終えて

          学校のアタリマエをぶっ壊すワークショップをして悔しかった中学生のハナシ

          イベント主催者のひなこです。 ワークショップに参加してくださった方、たくさんの応援をしてくれた方、当日裏でたくさん支えてくれた方、私を信じてワークショップを開いてもいいと言ってくれた私のママ、パパ、本当にありがとうございました。今回は初めてのオンラインワークショップということもあり、準備の万全さなど運営側の反省点が多々出てきてしまいましたが、ワークショップ自体は本当に楽しくて、たくさん学ぶこと共感することがあって、皆さんのお話をたくさん聞けてこれからの活動にたくさん繋げられ

          学校のアタリマエをぶっ壊すワークショップをして悔しかった中学生のハナシ

          北海道の小さなコミュニティ発、未来をつくるはじめの一歩【コロナ期篇】

          旭川のコミュニティ「ネスト」チャレンジの系譜旭川を拠点に「未来をつくるはじめの一歩」を実現する、みんなのコラボレーティブ・コミュニティ、ネスト。立ち上げ直後から今まで、ネストを見てきたインターン・ニーナが、これまでのチャレンジの歴史を振り返ります!第一回は「コロナ期篇」、逆境の中でもたくさんの一歩が生まれました。 【旅する高校生】 インフィニティ国際学院・北海道研修「世界と日本をつなぎ10年後の世界を変える人材を育む」インフィニティ国際学院。そんな尖った学校が2020年から

          北海道の小さなコミュニティ発、未来をつくるはじめの一歩【コロナ期篇】

          さよならネスト。とあるコミュニティスペースの3年間。

          2021年夏。地元の学生たちが、全国から集まった同世代や、海外で働くおとなと、わいわいと食卓を囲み、たわいもない話から悩みまで語るリビング。 「こんなところがあったらいいな。」 高校卒業までを過ごした旭川に戻ってきた3年前、妄想していた景色がそこに。 高校卒業後は、国際協力の道を志し、ニュージーランドの大学へ。そこからは、アフリカ、東京、東南・南アジアと北欧まで、1、2年ごとに違う土地で暮らす、そんな生活が10年ちょっと続いた。まさか、地元に戻ってくるとは夢にも思ってい

          さよならネスト。とあるコミュニティスペースの3年間。

          中学生主催「学校のアタリマエ」をぶっ壊せ!未来の学校について語ろう。

          イベント主催者のひなこです。ワークショップに参加していただいた方、本当にありがとうございました!!とても楽しく、実りある時間になりました。少しでも学校のアタリマエをぶっ壊して新しい発想をできたのではないかなと思います。 今回のワークショップのまとめをしました。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。 ⒈学校のアタリマエをたくさん書き出そうはじめに行ったのは、学校の「アタリマエ」を書き出すことです。 学校の「アタリマエ」良いことも悪いこともたくさん経験してきた参加者の皆さ

          中学生主催「学校のアタリマエ」をぶっ壊せ!未来の学校について語ろう。

          「夢より大切なもの」高校でグループコーチング

          NEST GLOBAL SCHOOL 統括・キャリアコーチの大滝文一が母校である旭川東高校の生徒さんにゲスト講師として講演をしてきました! テーマは、「夢より大切なもの」。前半は生徒さんからの質問を中心にキャリアや進路についてのお話をし、後半では「夢より大切なものを見つけるゲーム」として、グループコーチングをしました。 コーチングとは、基本的に「教える」「アドバイスする」をせず、その代わりに、「問いかけて聞く」という対話を通して、相手自身から様々な考え方や行動の選択肢を引

          「夢より大切なもの」高校でグループコーチング

          コロナ禍でも豊かに学ぶ、北海道森の英語教室

          『森の学校』 イングリッシュ・キャンプ10月から旭川で開校する『NEST GLOBAL SCHOOL』のキックオフイベント、イングリッシュ・キャンプ@層雲峡 9月5日(土)-6日(日)で開催しました!雨予報だったのですが、プログラム中に雨は降らず、これ以上なく恵まれた状況で終えることができました。 感動の連続となった1泊2日。どんな2日間だったか。ご参加されなかった方にもできるかぎりイメージが湧いて頂けるよう、レポートします! プログラムのゴール今回のイングリッシュ・キャン

          コロナ禍でも豊かに学ぶ、北海道森の英語教室