コロナ禍でも豊かに学ぶ、北海道森の英語教室
『森の学校』 イングリッシュ・キャンプ
10月から旭川で開校する『NEST GLOBAL SCHOOL』のキックオフイベント、イングリッシュ・キャンプ＠層雲峡 9月5日(土)-6日(日)で開催しました！雨予報だったのですが、プログラム中に雨は降らず、これ以上なく恵まれた状況で終えることができました。
感動の連続となった1泊2日。どんな2日間だったか。ご参加されなかった方にもできるかぎりイメージが湧いて頂けるよう、レポートします！
プログラムのゴール
今回のイングリッシュ・キャンプのゴールは、「英語で5分間のTED TALK(スピーチ)をする」というもの。 英語を生かして、自分が何を大事にしていきたいのか？ 「どんな未来を、キャリアを目指していきたいか」そこから向き合い、世界の視点で考え、楽しみながら挑戦するための力をつけられるような場を目指します。
【初日】
参加を決めてくれたのは、英語を身につけたい想いはありながらも、英語だけの環境で過ごした経験はない子たちばかりです。
1泊2日英語で過ごすという環境に、「本当にできるのかな……」とそれぞれが緊張した面持ちでスタートしました。
最初は開放的な自然の中で体を動かしながら、英語を使ったアクティビティがスタートします！ 机の上での「勉強」ではなく、体を動かす「遊び」の中で、英語での学びが促進されます。
コミュニケーションを取るための生きた英語が飛び出し、気づいたら、自然と英語での会話が生まれます。ぐっと英語との、またお互いとの距離が近づいた時間でした。
英語が体に馴染んできたところで、木の上のツリーハウスへ移動します。
開放的な森の空気を全身で感じる、まさに「森の学校」で、英語でのスピーチのノウハウや自分の想いを形にする上で大切なことを学びます。
「Start with Ends (終わりから始めよう)」など、言語に関係なく、伝わるプレゼンテーションやストーリーの作り方を（全て英語で）じっくりと学びました。
自分がやりたいことを制限なく書き出すブレインストーミングを行い、一番大切にしたいトピックを一つに絞った所で、夕ご飯に。
夕食は野外で、焚き火を囲んで。層雲峡ホステルさんに作っていただいた黒岳カレーと、ボランティアのスタッフさんが時間をかけて準備してくださった丸鶏や野菜を、仕上げに焚き火でローストして楽しみました！
夕食を取る頃には、たまに他のグループが会話していて入ってくる日本語を違和感に感じるぐらい、自分たちが英語耳になっていることにびっくり……！
また、参加者に当日お誕生日の子がいたので、サプライズでバースデーケーキをプレゼント。みんなでお祝いをして、楽しい時間を過ごしました！
夕食を食べた後は改めて翌日のスピーチの準備を進めます。チームに分かれてメンターがサポートし、寝る前には皆が「よし、明日は行けそう！」という所まで英語でDraft (原稿)を仕上げました。（途中でスタッフからの焼きとうもろこしの差し入れも！）この頃には、受付の時の不安な顔とは見違えるように自信がついた顔に……！
準備が落ち着いて一息ついた後は、音楽を楽しみながら、リラックスしつつ夜が更けていきました。
【2日目】
キャンプ場に日差しが差し込みました。気持ちいい朝です！寝ぼけ頭をスッキリさせるために、川へ向かいます。
世界的な表現教育『ヤングアメリカンズ』のキャストとして世界中の子どもたちに教えてきたバイリンガールのMaikaによる、五感を大切にしたウォームアップを行います。スピーチの準備でいっぱいになっていた頭がスッキリ、クリアになりました。
そしてスピーチ前、最後の準備時間です。メンターの助けはほとんどいらないくらい、それぞれが集中して自分でスピーチの準備を進めていました。
「森の学校」ツリーハウスに戻ってきました。いよいよ、ラストスピーチの時間です。
それぞれがそれぞれのスタイルで、5分間のスピーチを始めます。ある子は「この世から差別を無くしたい」、ある子は「ゲームを通して人を幸せにしたい」など、1人1人が自分らしく、熱い気持ちを載せて英語で伝えます。
自分の想いを形にし、それを英語で伝えきるという高い壁を乗り越えた参加者の子たち。たった24時間で、ここまでできるのか！という程の感動の嵐でした。信じてサポートしてきたメンターは、一人ひとりのスピーチを聞くたびに思わず涙が……。
最後は1泊2日、一緒に走り抜けたお互いを称え合って、イングリッシュキャンプは幕を閉じました！
参加者の子たちからの感想を一部抜粋します。
自分が伝えたいことを英語で最大限伝えるためには、どう言った言葉を使えばいいのだろう？ どう表現したらいいのだろう？ という、人に伝える英語を意識できた時間でした。
私にとっての今までの英語の学習は、英検やTOEICなど、資格やスコアといった目に見えた結果を手に入れるための学習であり、それは人に伝えることよりも、自分を満足させるための学習でした。
しかし今回は、とにかく人に伝えることを意識し続けることが出来ました。
自分が伝えたいことを相手に分かってもらう為に必死に英語を使うことが、自分にとっては楽しいことなのだと、分かった気がします。
ここまで英語に触れ続けられたのは今回が初めてです。自分が思っていた以上に、自分は英語でのコミュニケーションが取れず、本当に伝えたいことが伝えられないといったことも数回ありました。
それでも、キャンプ中は積極的に英語に触れるようにしていましたし、現時点でやれるだけのことはやったと思っています。振り返ってみても、本当に楽しい時間でした。可能なら、もう少し長期的なイングリッシュキャンプにも参加してみたいな、と思っています。
本当に楽しかったです。そして、いい経験になりました。自分の夢に向かってまた一歩前進することができたと思います。一緒に頑張る仲間とこのキャンプに参加できてよかったです！
コロナ禍により世界に飛び出すことがより難しくなった今でも、世界とつながり、行動を起こす力は更に求められます。“Learning by doing” 三密を避けなければならない状況でも、開放的な自然の中で生きた学びの場を作ることはできると、想いは今回のイベントで確信に変わりました。
実践的な英語力、世界と繋がる機会、成長し合えるコミュニティの全てを地方都市である旭川で、幅広い世帯に手の届く価格で提供したいという想いの元、「英語で学ぶ」放課後インターナショナルスクールを10月より開校します。対象は中高・大学生で、社会人コースも開きます。
英会話スクールとの違いは、「英語を」学ぶのではなく、「英語で」自分のやりたいことを広げ、深めていくこと。
目指すは「人生をより豊かなものにするための学校」です。
ただ英語を学びたい人ではなく、もっとワクワク世界を広げたい、自分を高めたい、自分らしい人生を送りたい……そんな方をお待ちしています。
ぜひご興味のある方はお気軽に体験授業にいらしてください◎
9月のトライアルレッスンは、
・9月16日(水)
・9月18日(金)
・9月23日(水)
・9月25日(金)
の夜に実施予定です！
ぜひ気軽に遊びにきてくださいね✨
また、こんな自然の中での学びのプログラムを求めてた！やってみたい！という企業の方や教育関係の方など、ぜひ一緒にやれることをやっていきましょう！お気軽にご連絡ください。
info@sanagy.jp （担当：大滝）
これからも旭川から新しい「学び」の形を提案・発信していきますね！
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