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ネットショップの運営でTwitterやインスタグラムなどのSNSを活用する方法を知りたい。

最近増えてきたご質問が「ネットショップについてのSNSを開設しようと思いますが何がいいですか?」といったネットショップのSNSに関するご相談です。

TwitterやFacebookなどを個人的に利用している方は多いと思いますが、ネットショップ、ECサイトとしてのFacebookページやTwitterアカウントを運用されている店舗さんは、さほど多くはないと感じています。

ネットショップが店舗用のSNSアカウントを開設していない方は、是非、店舗用のSNSアカウントを作り、情報発信することを強くおすすめいたします。

今回は、ネットショップを運営されている方に、ツイッターやインスタグラム、LINEなどのSNSアカウントを活用する方法についてご紹介したいと思います。


【目次】
◆ネットショップがSNSアカウントを開設するメリット
◆個人用SNSと店舗用SNSは運用が異なる
◆ネットショップがSNSを活用するためのポイント
(1)Facebookページ
(2)Twitter(ツイッター)
(3)Instagram(インスタグラム)
(4)LINE(LINE@)
◆ネットショップのSNS活用のまとめ


ネットショップがSNSアカウントを開設するメリット

ネットショップを運営している方が、SNSアカウントを開設するメリットとは一体何でしょうか?

ネットショップ運営者が、ネットショップのSNSアカウント開設の理由は「お店のファンを作るため」だと言われることがあります。

確かに、ネットショップのファンを作るのに、Facebookページやインスタグラム、TwitterなどのSNSを開設することは有効ではあります。

ただし、「ファンを作る」というのには少々ニュアンスが違うように思います。

実際にはSNSを通じて「ファンを育てる」ことが目的だと思います。

例えばあなたが普段から贔屓にしている雑貨屋さんのネットショップがあったとします。

その雑貨屋さんがFacebookページを開設したと知ったら、アカウントのフォローを行うのではないでしょうか?

基本的にSNSでアカウントをフォローする、つまりフォロワーとなると、そのアカウントが発信する情報を随時自分の「タイムライン上」で受け取ることになります。

例えばその雑貨屋さんが新商品についての情報発信をSNSを通じて行った場合、タイムライン上に「新商品情報」が流れてきます。

こうして定期的に雑貨屋さんの情報配信と接触することで、SNSをフォローしているフォロワーは、知らず知らずのうちに、その雑貨屋さんに対する「親近感」を持つようになります。

これは心理学的な言葉で言えば、「ザイオンス効果(単純接触効果)」といわれる効果で、何度も繰り返しある事象に接触することで、好感度や評価が高まるという効果です。

SNSには、このザイオンス効果を高める働きがあり、結果としてフォロワーをファンとして育てることにつなげることができます。

これが、ネットショップがSNSアカウントを開設するメリットのひとつです。



個人用SNSと店舗用SNSは運用が異なる

ネットショップでSNSアカウントを開設することで、ファンを育成する効果が期待できることを先ほどご説明いたしました。

ネットショップのSNSアカウントを運用する際に、個人のSNSアカウントと運用方法が異なる点があるのですがお分かりになりますでしょうか?

TwitterやFacebookなどを個人で利用されている方なら、普段自分が行っている行為、例えばランチで何を食べたとか、休日にどこへ遊びに行ったとかそういった情報を発信することがあると思います。

ネットショップのSNSの場合、SNSアカウントには、一種の「ブランドイメージ」があることを理解しておかなくてはなりません。

ネットショップのSNSアカウントをフォローしてくれるユーザーの多くは、ネットショップのファンであったり、商品のファンである可能性が高いです。

ファンのレベル、熱意によっては、他の競合するブランドよりも、あなたのネットショップの商品を大切に考え、普段のライフスタイルの一部として取り入れてくれているユーザー、フォロワーもいるはずです。

そうした熱量の高いファンは、あなたのネットショップの「商品」や「ブランドイメージ」を誰よりも重要に捉えています。

その為、ネットショップのSNSアカウントで、いわゆる「中の人」、管理者の個人的な情報を発信していると、「このショップは一体何がしたいんだろう?」と、落胆してフォローを解除してしまう恐れがあります。

例えば、あなたの憧れのアイドルや、俳優が、「自分の理想のイメージと異なる行動」をとったとしたら、やはり残念な気持ち、最悪ファンをやめてしまうことは考えられませんか?

好きであればあるほど、ファンであればあるほどに、その想いが強くあらわれる傾向があります。

是非、あなたのネットショップのファンには、そういった落胆をさせないように、SNSアカウントの運用には十分に気を付けてください。

但し、いつでもブランドイメージを大事にするために、かっこいい写真や情報ばかりを配信する必要はありません。

逆に、時にはすこしおちゃらけた内容(あくまでもブランドイメージのなかでですが)を投稿することも、ある種のギャップ商法的な方法として、フォロワーとの距離を縮める効果が期待できます。

SNSの運用は、非常に手軽ですが、ブランドイメージを守りながら、ファンを育てていくという意味では、しっかりとした運用計画、運用基盤が必要となります。



ネットショップがSNSを活用するためのポイント

ではSNSの種類別にネットショップでSNSを運用する際の注意事項、運用のポイントをご紹介したいと思います。

今回は、主要なSNSとして、Facebookページ、Twitter、Instagram、LINEを取り上げてみました。


(1)Facebookページ
(2)Twitter(ツイッター)
(3)Instagram(インスタグラム)
(4)LINE(LINE@)


(1)Facebookページ

Facebookページは、法人、企業なども利用しているSNSで、ビジネスパーソンが最も利用しているSNSでもあります。

他のSNSと比較した場合に、Facebookはビジネス的な要素が強く、Twitterと比べても配信内容が、まじめな傾向が強いSNSです。

企業ブランディングや商品ブランディングには、比較的正攻法といえる情報発信が有効だと思います。

Facebookでは、Twitterのようなネタ的な要素は、かなり高いレベルが求められるため、発信する内容によってはブランディングを損なう可能性もありますので十分に注意してください。

ネットショップの新商品情報や、制作工程などを配信すると、フォロワーからシェアされやすい傾向があります。


(2)Twitter(ツイッター)

Twitterは、140文字までの短いテキストをはじめ、画像や動画を配信できるSNSです。

Facebookページと同じく、ネットショップのアカウントとして開設されるケースも多く、使い勝手としても比較的気軽に情報が発信できるSNSとして人気があります。

Twitterの場合、情報の拡散力が他のSNSと比べても非常に高いという特徴があります。

また、Facebookはどちらかといえば、ビジネスライク、少々真面目な記事が受けるのに対して、Twitterは、若干「ネタ的」な投稿が拡散されやすい傾向があります。

面白いネットショップをブランディングとして打ち出すならば、Twitterは親和性が高いと言えるでしょう。



(3)Instagram(インスタグラム)

インスタグラムは、利用者層が10代~20代の女性層が圧倒的シェアをほこるSNSです。

SNSとの相性としては、若い女性向けのファッション、アクセサリー、雑貨などのネットショップは、インスタグラムは必須のSNSだと思います。

また、先日、インスタグラムのショッピング機能が日本でもリリースされたことが話題となりました。

インスタグラムから直接ECサイトに誘導できるようになったため、今後ますます期待されるSNSでもあります。



(4)LINE(LINE@)

LINEは個人的な通話アプリのほかに、公式アカウントとして「LINE@」というサービスを提供しています。

LINEは、FacebookページやTwitter、インスタグラムと異なり、メルマガ的な利用方法が中心となる傾向があります。

また、LINEは、利用者のアクティブユーザー率が高く、「プッシュ通知」という通知手段により、既読となる確率が非常に高いツールでもあります。

その為、あまり短時間に複数回通知を行うと、ユーザーからはかなりうっとおしいと感じられ、フォローを解除される可能性が高いツールです。

ブランドイメージを伝えるよりも、セール情報やクーポン配布といった実務的、メルマガ的な情報伝達では、メルマガ以上の開封率が期待できます。

LINEをネットショップのSNSとして活用するなら、情報配信は、週一回程度でも十分だと思います。



ネットショップのSNS活用のまとめ

今回は、ネットショップ運営者の方で、SNSを活用してネットショップのブランディングを高めることを中心にご紹介いたしました。

SNSは、基本的に無料で使えるツールがほとんどですから、ネットショップのブランディング、ファン育成には使わない手はありません。

ただし、ブランディングですから、配信する内容次第では、ファンを失う可能性もあるツールであることを理解しておく必要があります。

インスタグラムはつい最近ショッピング機能がリリースされたことで、EC事業者の注目が集まっているSNSでもあります。

FacebookページやTwitterなどは、今までとさほど運用スタイルは変わらないでしょう。

LINEに関しては、セール情報やクーポン配布においては、メールマガジンよりも開封率、既読率が高いため、ユーザーに認知してもらうには役立ちますが、配信頻度は低い方が良いでしょう。

SNS毎に特徴が異なるため、あなたのネットショップにピッタリ合ったSNSを利用してみてください。

もし運用上リソースなどの問題がなければ、すべてのSNSを同時利用することが望ましいです。

その理由は、ネットショップの多店舗展開と同じく、SNSも利用者層が異なるという現実があるからです。

普段からTwitterをヘビーに使っているユーザーは、その他のSNSを利用していない傾向があります。

インスタグラムをヘビーに利用するユーザーは、Facebookはあまり使わないという状況もあります。

SNSも複数アカウント運営が基本であると思っていただいてもいいと思います。

今回の記事の内容が、ネットショップでSNSアカウントを開設したいと検討されている方の参考になれば幸いです。


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