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狭いクローゼットにさみしい女が二人
前日から一日中雨だということがわかっていたので、寝られるとこまで寝るぞと意気込んで眠りにつく。新しい司会者になった長寿番組、それが終わる頃におなかが空いてようやくベッドから出る。
茹でたブロッコリーがあるからパスタを作ってほしいと、まだベッドに横たわるひとに伝えたら、あそこに買い置きのパスタソースがあるのでそれを使ってください、と言われた。少しのオリーブオイルと一緒に小さいフライパンにあけて、温
300円のスウェット
完全に体に染みついてしまっている。良さそうなお店の情報を送りつけること。すこーんと気持ちよく晴れた日に電車から富士山が見えるか確認すること。日曜日の男子ごはんの時間までにベッドから出てテレビの電源をつけること。わたしの生活の中でとても自然な行動だった。
未来のことなんてまだ全然わからないけど、美味しいものをたらふく食べたら帰りの電車で寝てしまう人の横顔をまた眺められることがあれば、そのときは