センキューパセリ

 ようやく、輝き出しそうな日々がやっと想像できたと思った。ここは退屈、迎えにきてって常に思っていた日常から、出ていくことができるかもしれないと。

 結局、そんな受け身では何も始まらなくてわたしはその状況に甘えていただけだったし、簡単にそんなものを手に入れることなんてできるはずなかった。その時間を失うことが分かってからではもう何をしても手遅れだと、わたしは口に出して散々言ってきたのに、いざ自分がその状況になると、何も判断ができなくなって、1番やりたくないださいことをしてしまった。そうしないといられなかった。

 日曜日なんて一瞬で過ぎ去ってしまえよと思った。散々歩きとんかつを食べ、歩き、ロイホでホットファッジサンデーを食べ、また散々歩いた。

 今後、わたしはそのときに知った言葉たちに呪われて、そのときに知った曲に何度も殺される。救われたいと嘆いたわたしをあの人はどんなかおで見ていたんだろう。

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