レムリズム

#夢日記

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最近の記事

【夢日記】#27 しかたなくデート

彼との初デート。 彼は車で家に迎えにきた。私はそんなに好きではない感じだったので、ギリギリまで支度するのをめんどくさがってエレベーターの中の鏡で髪の毛のセットをした。 エレベーターを降りると、彼のスポーツカーが通り過ぎた。彼は私に気づいたのか少しバックしてマンションの目の前に停めた。ちょうど逆毛を立てていた途中だったので私の髪型はたぶんトサカみたいになっていたはずだ。おそらくサングラスもすこしズレていたはず。 家バレが嫌だからあえて家の少し先を指定したのに、バレちゃったなーと

    • 【夢日記】#26 この世界は変わってしまった

      真夏の東南アジア。廃墟と化した真四角のコンクリートビルの廊下のド真ん中に幼馴染と立ち尽くしていた。 安っぽいアルミサッシの窓はボロボロに割れ、そこから差し込む太陽の陽は、私の肌をジリジリと本当に音を立てて焼いていた。 クーラーなどもちろんない。不快な湿度と温度の空気で充満しているこのビルはいるだけで息苦しい。 目の前には途方もなく長い廊下が続いていた。 廊下の先には出口と思われる小さな光が見える。 私は、ちょっと見てくる と一言告げてひとり出口方向に向かった。幼馴染は暑さでう

      • 【夢日記】#25 天狗と天女

        爽やかな青空の下、元カレとホテルの最上階にあるテラス席でイタリアンランチを食べていた。なんて気持ちいいんだろう。隣の席では仲睦まじい老夫婦がランチをしている。目が合うと奥様が柔らかい笑顔で話しかけてくれた。もう結婚して半世紀だそうだ。あなたたちは?と聞かれたので、腐れ縁なんですと少し恥ずかしい気持ちで答えた。 夜、私たちは空飛ぶ絨毯で夜の高速路を飛行していた。8車線はあるだろう広い道幅のその高速路は、海のど真ん中を貫いて、ただただ真っ直ぐ永遠に続いている。星もない暗闇で、白

        • 【夢日記】#24 虹色のカワセミ

          大きな虹色のなカワセミが実家の玄関に降り立ち大声で鳴いている。 しばらくするとリビングに入って鳴き出した。 とても美しく、珍しい鳥を目の前にして、幸運だなあと私とお母さんはその様子を嬉しく見ていたが、羽を広げるとリビング全体を覆い尽くすほどの大きさで驚いた。 よく見ると顔にビニールがへばり付いていることに気がつく。 取ってあげたいが、暴れると危ない。 とりあえず飼い犬を旅行バックに入れて安全な場所に隔離し、巨大カワセミを1番広い和室に誘導した。 ビニールを取る作業はかなりの大

        【夢日記】#27 しかたなくデート

          【夢日記】#23 おぞましい

          赤ちゃんが産まれるということで、母と友人が手伝いに来てくれている。私は実家の和室にひとり横たわり、ナースコールを片手に時を待った。 産み落とした。そしてすぐにその新しい生命体を抱き上げ、存在を確認した。 なんとおぞましい見た目。頭が異常に大きく血管が浮き出て、胴体はホルマリン漬けにされたようなビニールのような質感の白すぎる肌色。まさか命がそこに宿っているとは到底信じがたい歪な存在感だった。気色が悪くて直視できない。まるでこの世のありとあらゆる恐怖をひとまとめにしたような、も

          【夢日記】#23 おぞましい

          【夢日記】#22 リアルと繋がる恋愛ゲーム

          リアルと連携できる恋愛ゲームにハマっていた。 恥ずかしいので誰にも言っていない。 修学旅行でとある森の中の温泉に泊まりに行った。 たくさんの学生がいる中、私は憧れの先輩に目が釘付けだった。 学校一のインテリでイケメン。でも、恋愛とは程遠いキャラというところが私には魅力だった。先輩はこの旅行が終わると海外の大学に行ってしまう。 (おそらく成田悠輔だ) 生徒たちは、歩くとミシミシいう焦色の木板の上に寝転がりながら夕飯の合図を待っていた。 私はその不規則に横たわった大群を眺めな

          【夢日記】#22 リアルと繋がる恋愛ゲーム

          【夢日記#21】石焼ビビンバ

          2022/7/17

          【夢日記#21】石焼ビビンバ

          【夢日記#20】出張シェフサービス

          近所で質の良い出張シェフサービスがあるとの噂を聞き、さっそく今夜20時から実家にシェフを呼ぶことにした。 ひとりじゃつまらないので暇そうなオードリー若林を誘った。 20時になった。 しかしシェフがこない。遅れるなどの連絡もない。 私は不安になって若林にその旨をLINEした。すると、このサービスはオンライン説明会に参加してからでないと予約確定にならないよと教えてくれた。 私はそんなの聞いてない!と、慌てて説明会に参加した。 )と言ってもめんどくさいので、iPhoneをスピーカ

          【夢日記#20】出張シェフサービス

          【夢日記#19】スターバックス

          とある海外の田舎町にあるお洒落なホテル。 一階のラウンジにはスターバックスのカウンターがあった。 私は朝のルーティンとしてソイラテを頼んだ。 珍しく日本人が対応してくれた。 久々の日本語に嬉しくなって、日本語でソイラテ、ディカフェ、ショートを注文。 でもなんとなく噛み合っていない感じがして不安だった。 ディカフェは違う場所での抽出らしく、ものすごく待たされた。 気付いたらもう夕方だった。 2022/7/18

          【夢日記#19】スターバックス

          【夢日記#18】選手学校

          スポーツ大会の大規模合宿に、私は不正に参加しているようだ。 正式な参加者にだけ渡される鍵を私は渡されていない。 しかし、私は自分の鍵どころかマスターキーを手に入れる自信が妙にあった。 まずVIP気取りでホテルに入り込む。 そこには同じくVIP招待を受けている男性選手が鍵をあけてロッカーに荷物を入れていた。 私は「おっはよー!」とまるで友達かのように挨拶をした。 「お前、鍵あるの?」彼はどういう訳だか私に尋ねた。「え、ないよ?でも大丈夫!」私は動揺がバレないようスタッフのところ

          【夢日記#18】選手学校

          【夢日記#17】もうひとり

          子供がもうひとりいたことを思い出した。 今いる子と同じ2月産まれの女の子である。 元カレとの子供だが、妊娠中に別れて認知されていない。 最近会っていないが彼は元気にしているだろうか? どうしても顔が思い出せない。 なんとなく小児科に行ってみた。 特に問題はなかったが、せき止めを処方された。 哺乳瓶に粉薬と水を入れてレンジで3分暖めてあげるらしい。 そうだ、あともうひとり子供がいた。 全部で3人だ。 あの子は元気だろうか。 2022/1/13

          【夢日記#17】もうひとり

          【夢日記#16】カード使い龍星

          龍星という男は、新橋の雑居ビルでバーテンダーとして働いている。 彼はバーテンダーとしてもそこそこ評判であるが、それ以上に彼のタロットカードが当たると巷で有名になり、そのバーには昼間から龍星のファンだという4.50代の女性がこぞって集まっていた。 昼過ぎ、私はカウンター席に座っていた。 ガラス窓からは駅を見下ろすことができ、サラリーマンたちがゾロゾロと歩いている。そうか、今日は平日だ。 15席ほどのそのバーは、すでに女性たちで埋め尽くされており、いかに龍星はすごいかという話で

          【夢日記#16】カード使い龍星

          【夢日記#15】雨のち、クラシックカー

          じめっと暑い気候。バリにいるみたいだ。 ホテルの庭で豪華な屋外パーティーをしていた。 私は、彼氏であろう男性と2人で早々にその場を後にした。 スコールだ。 傘が一本しかなかったので相合傘をした。 最初私が傘を持っていたが身長の高い彼に届かなかったので彼に傘をバトンタッチした。 彼の笑った横顔は大谷翔平みたいだった。 そのまま私たちは外に置いてあるソファベットで雨が止むのを待った。 大きな南国の木が雨を一応凌いでくれている。 しばらくゴロゴロしていたが、雨は止みそうにない。 遠

          【夢日記#15】雨のち、クラシックカー

          【夢日記#14】夏、恵比寿のバーにて

          都会に隣接した小高い林道をランニングしている。 真夏の陽気だが、不思議と湿気も暑さも感じない。このまま一生走っていられそうだった。 真四角の列車が時折ガタゴト音を立てながら木々の隙間を通り過ぎて行く。 遠くには中目黒アトラスタワーがそびえていた。 沿道にはずらっと豪邸が建ち並び、その中でもお気に入りの一戸を私の新しい夫は買ってくれた。 S氏と恵比寿あたりで買い物をしようと話していた。 タクシーに乗り、まずはジーンズショップをめざすことにした。 辿り着いたのはコンゴをコンセ

          【夢日記#14】夏、恵比寿のバーにて

          【夢日記#13】カツサンド、衝動

          博多だろうか。 小さな繁華街にある老舗洋食店に入った。 国内に3店舗を構えるカツサンドが有名なお店でここが本店らしい。私はおそらく一度来たことがある。 着席して20分。G氏が遅刻して現れた。 程なくしてカツサンドが運ばれてくると「出ようか。」とG氏が言う。 私たちはまだ一口も食べていないカツサンドを残したまま店を出た。 通り過ぎる私たちを店員さんが不思議そうに見ていた。 商店街を歩くと、老婆が野次をとばしてきた。 1週間以上は洗っていないであろうボサボサの髪の毛に黒ずんだ肌

          【夢日記#13】カツサンド、衝動

          【夢日記#12】ストホルシュタイン

          海水でいっぱいになった体育館。 もうすぐくるぞ!と、男性が身構える。 すると、体育館前方から天井を突き破りそうなほどの大きな大きな津波がやってきた。 私は押し寄せる波に合わせてジャンプし、身体への衝撃を最小限にするよう努めた。 隣にいたZ氏は「これでこの世の中は変わったんだ」と顔を引き攣らせながらぼやいた。どうやら昔にも同じ出来事が起きてたくさんの人が死んだらしい。 私は体育館から逃げなかった。 「また来るぞ」Z氏はさらに真剣な顔つきで身構えた。 私はまた波に合わせてジャン

          【夢日記#12】ストホルシュタイン