見出し画像

【夢日記#14】夏、恵比寿のバーにて

都会に隣接した小高い林道をランニングしている。
真夏の陽気だが、不思議と湿気も暑さも感じない。このまま一生走っていられそうだった。
真四角の列車が時折ガタゴト音を立てながら木々の隙間を通り過ぎて行く。
遠くには中目黒アトラスタワーがそびえていた。
沿道にはずらっと豪邸が建ち並び、その中でもお気に入りの一戸を私の新しい夫は買ってくれた。

S氏と恵比寿あたりで買い物をしようと話していた。
タクシーに乗り、まずはジーンズショップをめざすことにした。

辿り着いたのはコンゴをコンセプトとした飲み屋だった。
カウンターには薬草に漬けられた酒がずらっと並んでいる。
何がおすすめかと店主に尋ねると、焦茶色い円形の食べ物が差し出された。拳程のサイズ感で、15vm程の高さがある。食べる前からパサパサ感が伝わるようなかなりイマイチな見た目の食べ物を目の前にして一瞬気が引けたが、店主に申し訳ないので一口だけちぎって食べてみた。
驚いた。ものすごく美味しい。

その後、次から次へと客が入りあっという間に満席になっていた。その中には在日韓国人のM氏と中国人のT氏、そしてその友人の投資家や富豪達もおり、この街の発展について真剣に話し合いをしていた。
それぞれ韓国語と中国語しか話せないので久々に通訳をした。(接点)という単語を忘れて苦労し、結局思い出せないまま目覚めた。

2022/10/25

この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,412件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?