【中医学🔰】春に頭痛が起こりやすいのはなぜですか?
【質問】
春になると気持ちがしんどくなり、頭がぼーっとして、頭痛も起こります。
なぜでしょうか?
【結論】
冬の寒さで固くなった皮下脂肪が、春の暖かさでとけ始め、流動的になるために、頭部にむくみが起こり頭痛となります。
いつものように、体の中で起こっていること、薬の作用、原因、目的、手段の順にお話ししていきます。
全部理解する必要はなく、治す手段はいくらでもあるということだけ知っていただけたら良いです。
✅1)体の中で起こっていること
陽の頭痛(血が流れすぎて起こる頭痛)と陰の頭痛(血が流れなくて起こる頭痛)があります。
実際には、脈診・舌診・望診・問診・聞診断などを行います。
①頭部のむくみから起こる②陽の頭痛と③陰の頭痛についてお話しします。
①頭部のむくみが起こる理由
空調設備が効いた室内にいても人は、季節の影響を受けます。
気温が2〜3℃変化しただけでも、皮下脂肪は、固体から液体に変化します。
例えるなら、
牛肉のお弁当は、冬の場合すぐに牛脂がロウ状に固形化しますが、春の場合は、固形化しにくいです。
同じことが体の中でも起こります。
普段から、牛乳やチーズなどをよく食べる人は、皮下脂肪だけでなく血中にも牛脂が流れています。
血中の余分な牛脂は、皮下脂肪として蓄えられます。
この皮下脂肪は、春になると液状化します。
自然界の法則から、熱は上に昇ります。
熱を持った皮下脂肪は、頭部に昇りむくみを作ります。
②陽の頭痛(流れすぎて起こる頭痛)
頭部にむくみができたために、体が反応して血が流れすぎて頭痛となります。
③陰の頭痛(流れなくて起こる頭痛)
頭部のむくみにより血流が低下して起こります。
✅2)薬の作用
頭痛薬は、むくみを作って血流を低下させて痛みを和らげてくれます。
そのため、②陽の頭痛(流れすぎて起こる頭痛)に効果があります。
✅3)原因
元々の原因は、頭部のむくみなので、むくみを解消します。
✅4)目的を明確に
頭部のむくみを解消する
✅5)手段は何でも良い
・肩周り、首周り(首の後ろにあるツボ)を柔らかく揉みほぐすようにマッサージする。
・腕を回して、肩甲骨周りの血流を良くする。
以上、参考になれば嬉しいです。
一口に頭痛と言っても原因は様々です。
結果から原因を導くのは、推理小説と同じなのです。
【プロフィール】
外食、薬大好きだった高齢出産4児の母が、中医学と西洋医学の二刀流で、時短・高コスパの見ため年齢−20歳の美容健康法を伝えます。
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健康な自分のちょっとした体調不良(風邪・頭痛・腹痛など)なら治せるようになります。
勉強ではなく、雑談しながら中医学をレベルアップしていきます。
中医学とは、2400年前に皇帝内経に書かれた医学。
①人は自然界の一部であり、体の中で起こっていることは、自然界で起こっていることと同じであること
②病気は結果、必ず原因があること
③結果から原因までの道を理論立てて、治療・教育していくこと
④大切な人に贈ることができる知的財産であること
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