【中医学🔰】口角炎や唇パサパサはなぜ？
【質問】
口の端が切れたり、唇が熱を持ちパサパサするのはなぜですか？
【結論】
消化能力以上に食べ過ぎたため、胃に熱があるからです。
2023年3月20日(月)〜24日(金)は、春休みのため配信お休みです。
いつものように、体の中で起こっていること、薬の作用、原因、目的、手段の順にお話ししていきます。
全部理解する必要はなく、治す手段はいくらでもあるということだけ知っていただけたら良いです。
✅１）体の中で起こっていること
脾とは、脾のグループのことです。
委員長は、脾臓。副委員長は、胃、生徒は、唇や肌肉（きにく）です。
中医学検定テキスト（P26）五行色体表にあります。
体は、病気にならないために、まずは副委員長の胃が外部からの刺激に対応します。
消化できないほど胃に食べ物が入ってきた場合、胃の中の物が停滞し、発酵し始めます。
発酵した食べ物は、ガスや熱を生みます。
ガスは、ゲップとして口から外へ出されます。
その時、胃液と一緒に食道に巻き上げられると、逆流性食道炎と言われます。
胃は、五行色体表にあるようにSOSを唇から出します。
胃の粘膜に炎症があると唇に熱を持って乾燥してパサパサしたり、口角が切れたりします。
✅２）胃薬の作用とは
胃薬は、消化を促進させて、疲弊した胃を働かせたり、消化を止めて胃の中の物を一時的に停滞させたりします。
どちらにしても胃は大変そうです。
✅３）原因とは
簡単ですね、食べ過ぎです。
✅４）目的を明確にする
目的は、胃を休めてあげる。
手段は、何でも良い。
✅５）手段は何でも良い
お腹がグーッと鳴るまで胃を休めてあげてください。
胃は、食べ物から気血を作ります。
つまり、胃が弱ると気力不足が起こります。
気力不足が起こす病気として、うつ病や不眠、考えがまとまらない、内臓下垂、足が弱るなどあらゆる病気の元になります。
病は、気からと言われる理由です。
勘違いという意味ではありません。
以上、参考になれば嬉しいです。
2400年前に皇帝内経を書いた人達すごいです。
【プロフィール】
外食、薬大好きだった高齢出産４児の母が、中医学と西洋医学の二刀流で、時短・高コスパの見ため年齢−20歳の美容健康法を伝えます。
2023年6月25日（日）オンライン中医学検定２級・３級
受験級・受験料
3級 5,500円 ／2級 6,600円 ／併願割引 11,000円※すべて税込
中医学とは、2400年前に皇帝内経に書かれた医学。
①人は自然界の一部であり、体の中で起こっていることは、自然界で起こっていることと同じであること
②病気は結果、必ず原因があること
③結果から原因までの道を理論立てて、治療・教育していくこと
④子孫に贈ることができる知的財産であること
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