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#心がほんのり涙するとき
子どもの背中を見て たくましい と
今まで何度思っただろう
今日も凛とした佇まいに
時の重なりを感じた
ここまで生きてこられたこと
今こうしていられること
ありがとうで溢れる
季節はまた巡り
新しい冬の入口
今日から一歩
わたしも 前へ
#心がほんのり涙するとき
優しい気持ちで目覚めた朝は
いつもの道。
変わりのない道。
車の通り沿いは小鳥のさえずりを響かせていて
無数の光粒が川面で音楽を奏でていた
チリン♪
天から舞い降りてきた紅色の落ち葉が自転車のベルを鳴らした
「気分が良くてよかったね」
どこまでも続く空に架ける想いのお返事だったみたいで
いつもの道。
変わりのない道。
生まれ変わったような透き通った道。
#心がほんのり涙するとき
高望みしていただけ
未来なんて訪れるわけない
独りよがりな思いは
一体誰を幸せにするだろうね?
こういう時にこそ自分がわかる
嫌な部分も大事にしているものも
今度は間違えたくない
声に音に
苦手でも
交わして生きたい
#心がほんのり涙するとき
出逢いに全て意味があるのなら、
何故
わたしは
あなたに巡りあったのですか。
#心がほんのり涙するとき #仕合わせ
心地良さってなんだろう
“心地良い方へ進みたい”
ずっとそう思ってた。
でもイマイチそれがどんな方向なのかがよくわからなかった。
自分が笑っているイメージはあるけれど
具体的にどうしたらそうなるのか
わかっているようでわかりたくないようで
曖昧になっていた。
ピアノを弾けるとか
子どもが笑っているとか
居場所があるとか
考えればそれに当てはまる気はしたけれど
どれも腑におちる感じではなかった。
そしてやっとそれ
“誇り”という名の気流に乗って
2020.9.9
幸せ と呼べるものを探して
世の中を感じられることに感謝して
たくさんの人に愛をもらっていた日々
でも
ずっと
ずっと檻の中にいるみたいだった
いつわたしは
この鳥籠から飛び立っていけるんだろうって
バタバタと外の世界に憧れた
でもその扉を開く勇気が無い
そんなイメージばかり
事あるごとにその鳥と自分を重ねては
飛ぶ瞬間を想像した
両の脚を抱えたあの夜
欠けた月の光を見
面影
あ!
思わず駆け出しそうになった
名前を呼びそうになった
人ちがい
そうだよね
もう会えないんだった
“ 迷惑なんて気にしないで
ちゃんと頼るんだよ ”
言葉が響いた
わたし ちゃんと踏み出したよ
辛いなって思うこともあるけど
自分のこと大切にしていくよ
会いにきてくれたのかな
ちょっぴりうれしかった
#心がほんのり涙するとき