心地良さってなんだろう

“心地良い方へ進みたい”

ずっとそう思ってた。
でもイマイチそれがどんな方向なのかがよくわからなかった。

自分が笑っているイメージはあるけれど
具体的にどうしたらそうなるのか
わかっているようでわかりたくないようで
曖昧になっていた。

ピアノを弾けるとか
子どもが笑っているとか
居場所があるとか

考えればそれに当てはまる気はしたけれど
どれも腑におちる感じではなかった。

そしてやっとそれがわかったような気がした。

“心地良い音が鳴る方へ進みたい”

こんな言葉に出逢ったのだ。

心地良い方向と心地良い音が鳴るなんて
どちらも抽象的だと言う人もいるだろう。

でも私は後者の言葉がとても響いた。

そう。
心地良い音が鳴る方に進みたかった。

自分がもしも分岐点に立った時
音を紡げそうな方へ進みたい。

それだけじゃないんだ。

聴こえる音を大事にしたい。

取り巻く環境から聴こえる音。
ドレミの音楽じゃなくて。
周りにいる人の笑い声や会話、
そういう日常の溢れる音が良いなと思える方へ。


幸せだとかありがとうが増えた。

自分の口から発せられる言葉が柔らかい。
もちろん、感情任せに家族に当たってしまうこともある。
もやもやすることもいっぱいだけど。

でも、それでも
最近の出来事を振り返ると良い音がしてる。
これからも良い音が鳴るって
自分の音を響かせられるほどの自信は無いけど
それでも信じてみたい。

大事な人と良い音を奏でてみたい。

声は人をつくるよ。

#心がほんのり涙するとき
#音
#声
#心地良さを求めて
#とは

この記事が参加している募集