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#クラウドファンディング

今日がはじまり

今日がはじまり

大人になると、もう大抵のことを知っているような気分になり、子どもに向かって偉そうなことを口にしたりすることがあるけれど、それは間違いだと思うことがある。

昨年の暮れ、わたしはまだ現在の自分の気持ちさえ知らなかった。そんな状態で、未来がそこそこ見えているような気がしていたのだからおかしなものだ。

クラウドファンディングを立ち上げたのが昨年末。それからわたしは、洗濯機の中に放り込まれたようにもみく

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ただただ、ありがとう

ただただ、ありがとう

今日、夢が一つ形になった。

昨年11月17日に立ち上げたクラウドファンディングで、講演会を5回セッティングした。わたしが最もやりたかったこと、それが講演会を開催することだった。

小さな部屋で女性の働き方について、本当にご興味のある方に向かって本音で話がしてみたかった。2か月半で5回の講演会を組んだ。どなたも来て下さらなかった時には、一人で練習すればいいと腹をくくって動き出した。

その最終第5

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いったい何が起こったんだ?と思ったクラファン最後の日

いったい何が起こったんだ?と思ったクラファン最後の日

わたしの活動は、実に地味な活動だ。誰も振り向かない古くて新しい問題を、これは本当は大問題なんですよとコツコツnoteに書いてきた。

やっとのことでクラウドファンディングを立ち上げて、そこからせっせとメディアリリースもした。メディア側に見えるように動けば、この大問題を取り上げてもらえると思い込んでいた。笑っちゃう。誰も取り上げてはくれなかった。幼かった。古くて新しい問題は、そうして社会の下の方に沈

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それでもわたしは伝えていく

それでもわたしは伝えていく

何を勘違いしていたのだろう。先日、ある方との待ち合わせを一週間まちがえていた。待ち合わせ場所に着いて、ようやくそのことに気がついた。

介護中の母の昼食などを準備して外に出るのにも慣れて来た。けれど、どう考えても待ち合わせに間に合いそうもない。ショートメールで10分ほど遅れると連絡したけれど返信がない。慌てて待ち合わせ場所に行くと、その人の姿はなかった。

そこで、はたと気がついた。

一週間先に

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クラウドファンディングは社会調査でした

クラウドファンディングは社会調査でした

「いや~世の中はなかなか変わりませんねぇ、困ったものです」という話ならどこにでも転がっている。「まったくどうしたらこの世の中、良くなるんでしょうね~」という人も多い。

けれど、そんな人の直ぐ近くの女性が立ち上がったらどうなるか、ご存知だろうか?

わたしは女性の働き方を変えようと大真面目に動き出した。物語なら、ここで話しはどんどん先に進むはずだ。だれもがおかしいと思っている世の中を変えようと思っ

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聞こえてきた3つの声

聞こえてきた3つの声

11月に会おうねと約束していたnoteの方に会えなくなった。原因はわたしのバタバタ生活だった。その方から今日、ご連絡があった。

その方も、かつてクラファンを提案されたことがあったそうだ。けれど、考えてみたら恐ろしく負担のあることなのでやらなかったとおっしゃっていた。そして、ご支援して頂いた。

懸命な判断だと思う。クラファンは世間で思われているほど簡単なプロジェクトではない。ギリギリで止まれた方

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もう駄目だと思った時が、人生の変わり目

もう駄目だと思った時が、人生の変わり目

家にいると忘れがちだけれど、一歩外に出るとどんな人にも色々なことがある。だから、

なんて思わない方がいい。

そんな時、わたしは、

と思うことにしている。

それから、意地の悪い人や、上から物申す輩に会ったなら、

とクスリと笑う。

言葉って不思議なもので、聞きたい人にしか絶対に届かない。

わたしの言葉は、意地の悪い人や、上から物申したい輩には届かない。実に不思議な道具だと思う。だから、大

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【介護】介護にはやっぱり上り坂がある

【介護】介護にはやっぱり上り坂がある

母が喜ぶことは、いろいろとあるけれど、やっぱり母は熱いお風呂に入りたいらしい。

10月に倒れて、それから本格的な介護に入り、ほとんどまる一月、母はお風呂に入れなかった。まだ正式な書類は届いていないけれど、どうやら介護申請した母には要介護2が下されるようだ。

こうなると、いろいろと手伝って頂けることが増えてくる。ありがたい。

で、お風呂介助のご紹介もあった。2階にバスタブを運び入れ、外からトラ

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人と繋がるコツ

人と繋がるコツ

還暦を過ぎて、初めて分かることがある。

還暦といえば、もう人生一周したともいわれる年齢でもあるし、酸いも甘いも知った年でもあるはずだ。それなのに、わたしときたら、大変な過ちを犯していた。

閉じていたのだ。しかも、かなりしっかりと閉じて暮らしていた。

母の介護が4年前からはじまり、コロナ禍もあった。閉じて暮らす条件なら揃っていた。その言葉の通り、わたし自身は女性の働き方を変えるための配信をSN

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お礼と新たな誓

お礼と新たな誓

昨日は夫に祝ってもらった。

ちょうど母の少し早めのお昼を2階へ運び終わったころ、いきなり夫に誘われて、外出することになった。

どこへ向かうのかな?と思っていたら、日枝神社だった。といっても、まずは腹ごしらえということで、日枝神社の直ぐ下にあるホテルでランチの予約がしてあった。お店に入ったのがちょうど2時半。テーブルにはランチメニューが置かれた。起業祝いだそうだ。

夫にはここ数ヶ月迷惑ばかりか

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女性の働き方を変える、草の根運動

女性の働き方を変える、草の根運動

動き出して人にいわれた言葉がある。わたしが書いたり、話したりしていることは、草の根運動だよねというもの。

草の根運動とは、

とある。

確かに、働き方を変えたいのであれば、政治に訴えるのが最も近道だ。

さて、この民主主義だけれど、この国は民主主義だ、わたしだってそう思いたい。けれど、わたしはこの国は資本主義だと思っている。

この2つ、似ていそうでかなり違う。

資本主義では、力の強い方が絶

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応援は、思いがけないところから届く

応援は、思いがけないところから届く

わたしは、幸せ者だと思う。これほど幸せな人はいないと思う。今、思いもよらないところから、まさかあの方から声援が頂けるなんてという声が届き始めている。

17日から始めたクラファンに、最初は期待を抱いていた。ところが、4日目辺りからだんだんとその期待は怖さへと変化して、5日目から、ああもう世の中には声なんて届かないと思い始めていた。

その5日目から、わたしはリアルな友達に会い、電話し、メールするよ

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知らないことばかりの道を歩く

知らないことばかりの道を歩く

人生、知ったつもりになってはいけない。

まだまだ知らないことばかりだと思った方がいい。

わたしは今、日々そんなことを思っている。

わたしにとってクラファンはきっと半分以上が試練なのかもしれない。時に折れる。折れて投げ出したくなる。けれど、投げ出せない。だから試練なのだ。

今日から本格的に、クラファンのお願いを知人にすることにした。けれど、わたしにだって想像力はある。きっと、がっかりされるだ

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歩み続ける友の姿に心打たれて

歩み続ける友の姿に心打たれて

今日は10年振りに友達と会った。

10年は長い。だから、待ち合わせ場所で、最初彼女がわからなかった。もちろんそれはお互いさまだ。

そりゃ10年だもの、互いに変わっている。

といっても、彼女は奇麗になっていた。まるでモデルの様に美しくなっていた。と思ったら、モデル業も始めていた。どうりで、垢ぬけて美しい。

そして、わたしは菩薩のような顔になったね、と言われた笑。わたしは10年前より遥かにふく

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