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私の推し物語~推しができてから推しに認知されるまで~

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2020年の冬、私に推しができました。 推しと言う概念すら無かった私が唐突に沼にはまり、アクセル全開で推し活にいそしんだ結果、推しに認識され、交流を持つ事となりました。 その推し…
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一人目の推し

一人目の推し

そもそも、私には「推し」という概念がありませんでした。
もちろん耳にしたり、目にした事はあります。
でもそれは私とは関係の無い世界だと思っていました。

とあるテーマパークのパフォーマーの動画に夢中になり、コンビを組んで活躍している現在の活動も追うようになっていました。
パンデミックのさなかだったので、それまで未知の世界だった有料のネット配信ライブなどにも参加!それまでの自分では考えられない行動力

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現在の推しに至った経緯

現在の推しに至った経緯

元々マーチングバンドが好きで、自衛隊や警察の音楽隊やイギリスの近衛兵の動画を見ていました。

マーチングバンド繋がりで、ディズニーのバンドを見るのにもはまり、
それらを毎日見てました。
当時はコロナで休業や自粛の真っ只中。
いつかまた実際にこの目で見よう✨と期待を込めて見る日々…
次々と紹介してくれるおすすめ動画から、テーマパークのパフォーマンスに目が留まり推す事となります。(一人目の推しの誕生)

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私の推しについて

私の推しについて

推しに出会う経緯は昨日の記事にて紹介しました。
参照 

まず、なぜその高校の動画がおすすめにやたらと流れてくるのか当時はわかりませんでした。
見ていくうちに、動画内の白人の男の子が2019年にバズったからという事がわかってきます。
それは、高校のホームカミングパレードの動画に、インフルエンサー的な人がアテレコをして面白おかしく紹介するInstagramのリール動画によってもたらされたものでした。

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その沼は深かった…

その沼は深かった…

一人目の推しに対する熱が数か月で冷めたのと入れ替わるように現推しの動画を見ていた私。海のむこう、遠いアメリカでの出来事なので実際に会えるわけでもないし気軽に楽しめると。
まさかその沼に深みがあるとも知らずに…

その高校の動画を見ていくうちに、コメント欄も少し見るようになります。するとそこにはしきりに「vanilla funk」とか「Justin」というワードがあり、なんとなくそれが彼の名前なんだ

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沼落ちへの第一歩

沼落ちへの第一歩

沼落ちとは…

オタクという自覚もなく、推しという概念も友達によってもたらされたもので、まだまだ初心者ではあったけど、急速に沼にはまっていった私。

今思い返すと、沼落ちした瞬間はあそこだったな…という出来事があります。

大学生になった推しを見れて一気に熱量が高まった私に、さらなる追い打ちが待っていました。
コロナで休止していたアメフトの試合が、3月頃から再開され始めたのです。

その頃にはバン

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リアルタイムでの推し活と予想もしない展開

リアルタイムでの推し活と予想もしない展開

コロナで休止していたアメリカンフットボールの試合が再開され、「今この瞬間の推し」を見る事になった私の気持ちは一気に過熱しました。
秋期に行われるはずだった試合は3月から4月にかけて行われ、そのたびに推しの雄姿を探し出す…という新しい楽しみ方が構築されていきました。

これは偶然なのか意図的なのかわからないけど、推しはほどよくビデオに映り込む位置で演奏して、毎試合みつけ出す事ができました。
と言うの

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インスタライブに翻弄される日々…

インスタライブに翻弄される日々…

フレッシュマンイヤーを終えた推しは、インスタのストーリーズをどんどんアップし、インスタライブも始めるようになりました。
後で知ったのだけど、1年生の時は候補生扱いで、1年を終えてバンドの正式メンバーとして認められるまではSNS等も禁止だったようです。

無事正式メンバーとなり、頻繁にSNSをアップし始めた推し。
そこに時差という壁が立ちふさがります…
アラバマ州モンゴメリーとの時差はサマータイムな

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推し友の出現!

推し友の出現!

唐突に始めてアーカイブを残してくれないという、不親切なインスタライブに翻弄される日々。
とはいえ素の様子を見れば見るほど推しの人柄に惹き込まれていく…
Twitterにその溢れる想いをつぶやきまくっていました。

するとある日、インスタのチャットのリクエストに一通メッセージが届きました。
中を確認すると、同じくJustinを推している人からでした。
私は会った事の無い人とやりとりするのはあまり得意

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それ、見たかったやつーーー!

それ、見たかったやつーーー!

推し友ができ、コロナの影響で短縮された試合日程でのパフォーマンスの感想を交換して、新しい推し活を満喫していた時に、ものすごいネタが私たちの元に投下されました!

それは、高校時代のバンドディレクター…(日本で言うと、マーチングバンド部の顧問みたいな位置付け)が近くの大学のディレクターとして移籍するため、高校での最後の試合に、卒業生も加わった特別バンドが組まれてパフォーマンスするイベントの様子を映す

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果たして推しはドラムメジャーに挑戦するのか?

果たして推しはドラムメジャーに挑戦するのか?

高校の卒業生も含めた特別バンドで、久しぶりに高校時代のドラムメジャーパフォーマンスを披露した推し。
それは今の大学でもドラムメジャーに挑戦するかも!という期待を一気に膨れあがらせるものとなりました。

現地では挑戦の有無はわかっていたのだと思う。
でもSNS上でそれを伏せるのは当然のルールなのでしょう。
バンドの公式発表まではとにかく水面下での練習が行われていたようです。
それを知る由も無い私は、

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推しの進路のこと

推しの進路のこと

2019年にインフルエンサーによって、推しは突然人々に知られ、称賛と批判両方を浴びる事となりました。
推しがどの大学に進学するのかという事が大きな関心となり、後のインタビューで進路先を発表後「これでどの大学に進むのか聞かれなくて済む」と答えているので、相当の事だったのだと思います。

まず高校時代のドラムメジャーパフォーマンスは、隣州の人気大学のスタイルを取り入れたもの。
それは推しの高校のドラム

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HBCUのマーチングバンド

HBCUのマーチングバンド

一般的なアメリカの大学(PWI)のマーチングバンドのスタイルは、
日本人が『マーチングバンド』と言ってイメージするそのもの。
軍楽隊が元となり、そこにエンターテインメント性が加えられた、行進曲をベースにした演奏やパフォーマンスで馴染みのあるものです。

それとはまったく違う文化を築き上げたのが、HBCU…いわゆる歴史的黒人大学のスタイルで、初めて見た時は本当に驚きました。
アメリカンフットボールも

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MMHについて

MMHについて

今日は推しの所属するマーチングバンドについて語ります。

HBCUのマーチングバンドはバンドの他、フラッグチーム、ダンスチームで構成されています。
The Mighty Marching Hornets(MMH)はスティンゲッツという熱狂的なファンを持つダンスチームの他、プラスサイズのダンサーに光を当てたハニービーズというチームがあり、スナップチャットの番組を持っていたり、AGTに出演したりと、こ

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それ、見たかったやつーーー! その2

それ、見たかったやつーーー! その2

それはある日突然、FBのポストで判明しました。
2021-2022シーズン直前に、推しがドラムメジャーになった事がわかったのです。学長では無いけれど重要ポストに就いている人のFacebook記事によってもたらされた情報。

フレッシュマンを日替わりで紹介していた中で、「1年生ではないけど今年ドラムメジャーになった」と、推しを紹介するもので、これはもう紛れもない事実!そしてこの記事はかなり反響を呼び

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