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わたしには能力がないと思っていた思い出

皆様こんにちは👋😃
お立ち寄りたまにありがとう存じます。



わたしは26歳でうつ病になったのだが
それまでのわたしは何の能力もなかった。


免許や資格と言えば車の普通免許のみで
しかもAT限定。
他は何も持っていなかった。


今まで様々な資格や検定に手を出すが
すぐにやめてしまっていた。
続けるということをしてこなかったので
資格取得までいかなかった。


仕事も数年続かず辞めちゃったし
妻業もできなくて1度離婚したし
20代後半なのにまだ親に頼ってるし
正社員にもなったことないし
もうわたしなんて生きてる意味ある?


生きてるだけで
誰かに迷惑をかけている存在

自分のことをそんな風に思っていた。


ところで『存在』って打ったら
『∃』って出たのですが
・・なぜ?(笑)


話を戻しまして(笑)


もう本当に何もなかったのだ。
うつ病を克服後
コーチングの学校に通わせてもらい
コーチングの資格を取得するのだが
今持っている資格はこれぐらいである。


正社員になったことがないので
『産休』
なんて夢の存在である。
この言葉を口にした方に対しても
住む世界が違う遠い存在だと思っていた。


そんなわたしが結婚できて
しかも離婚していないなんてまさに奇跡。
夫にも言ったことだが
夫はかなりのチャレンジャーとみた(笑)


今はうつ病を克服しているし
双子の娘がいてかなり励みになっているので
自分の存在価値がないとは思わない。


だが存在意義については
未だに迷うことがあった。
だからいつまでも成長していたかった。


でもどの資格も続かない。
そもそもこの資格を取って
それを仕事にするって現実的?
これは本当にやりたいこと?
そもそも続けること自体が大変。
という有り様。


人よりできることがない。
多少人よりできていることを磨いたとしても
それを披露する場もないし資格にもならない。


わたしは何か武器が欲しかった。
これならだいたいの人には負けない。
わたしはこの資格を持っていると
言ってみたい。
劣等感にまみれた人生を変えたい。


生きているだけでもちろん価値はある。
だけどみんなが生きているこの世界では
それは普通のこと。
だから劣等感は消えない。


そんなわたしを助けてくれたのが
『日本人だという誇り』だった。
わたしは神の国、日出る国の生粋の日本人。


周りを見渡せば
素晴らしい文化に囲まれていた。
今までわたしは何を見ていたのだろうか?
なぜこんな素晴らしい文化に
氣付かなかったのだろうか?


氣付かせてくれたのは
ヘタリアの祖国様だった。


謙虚で控えめながらも
圧倒的迫力の伝統と折り目正しさが
あの濃い西洋諸国キャラに囲まれているのに
しっかり目立っているのだ。
本人は謙虚で控えめなのに(笑)


自分が日本人だから
色眼鏡で見ている可能性ももちろんあるが
なんだこの圧倒的存在感は!と衝撃を受け
いろいろ真似を始めたが最後。


ズルズルとハマっていく

日本文化沼(笑)


生きてるから今からでも絶対遅くない。
日本文化を学びたい。

修行がしたい!!

と一念発起して3つも習い事を始め
初期費用に悩まされながらも
良い先生との数々の出会いがあり
また思いもよらない幸運もあり
全く後悔していない。


それどころか3つとも
始めたばかりのくせに調子にのって
茶道や陶芸まで見据えている(笑)


日本人であるということは
わたしにとっては能力だ。
多分わたしは外国人として生まれても
日本を愛したことだろう。


幸いわたしは日本に生まれ、日本で育ち、
周りには日本文化が溢れている。
こんな環境を無駄にするなんて
もったいなさすぎるので
日本文化をどんどん習得していきたい。


夜空

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