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読書日記

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本や論文を読んだ日に、どんな内容だったかをそれとなく書くところ。毎日同じ話をするかもしれないね。
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#読書

R5.11.6 文字を読んだだけ文字を吐き出す生き物

読書の燃費本を読む速度自体そんなに早くないうえに最近は読書にすら時間を割かなくなっていて本をまったく読んでいない!

その結果として私は文章を書かなくなっている。

私が1,000字書くにはダラダラとでも10万字くらい文字を追っていないといけないし、1冊の本を読んでいる間に3冊くらい本を買っている。

燃費っ、悪っ!

書く力は読む力であり、読む力は書ける力でもある。相互に依存しあう2つの力はど

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R5.6.15 浪費。あと美術批評家グリーンバーグの批評選集を読む前の知識整理。

R5.6.15 浪費。あと美術批評家グリーンバーグの批評選集を読む前の知識整理。

助けてくれっ!

浪費癖メンクリに通っていることからもわかる通り躁鬱病? の治療をしているのだが、時にその症状の1つに突発的な浪費をしてしまうものがあったりする。この浪費の波は月に1回高いものがやってきて、私を高台へと駆り立てる。
しかし高台などどこにもない。気付けば呑まれてしまい、私からはモノが抜けて何かが届き満たされるのを待つ身体だけとなる。ジャラジャラジャラジャラ。

いまだ読んでいない本の

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R5.5.19 語り、帰省

R5.5.19 語り、帰省

人と話すのが苦手だ。相手が何を知っていて、どうすれば面白く反応してくれるかわからない怖さ。会話するときは不安に襲われる。
でも人と話し続けていたら慣れてきて不安も和らいてくるものだ。そしてもっとも油断したとき、パリンと地面が割れて沈んでしまう。

ラベル貼り人からラベルを貼られて、それで理解されたような気分になるのが嫌だ。そう思う人は多いだろう。私もそのうちの一人だ。
しかし、私は人とうまく話すた

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R5.5.9 ちょっと「他人の心」について

R5.5.9 ちょっと「他人の心」について

連日お酒を飲んで寝ているのが響いている。朝が辛い。9時ころに起きる。倫理学の講義へ。家に帰る。ちょっと小レポートを進める。演習に行く。講義に行く。サークルの人とご飯を食べる。帰ってレポートを進める。課題がかなりスッキリした。とはいえ、まだ課題は残っているが……。

オースティン『他人の心』を、カヴェルを補助線にして読む論文を読みました。

オースティンの「他人の心」は未読。近いうちに読みたいところ

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R5.5.7 ちょっと青色本

R5.5.7 ちょっと青色本

7:20に起きる。バイトへ。行き帰りともに雨。
夕飯を軽く済ませて本を読む。
結局ゴールデンウィーク後半はバイトして寝て、その合間合間に本を読んでで終わった。

『デリダ 脱構築と正義』『世界哲学史I』『青色本』。途中まで読んでいたのをバシバシバシと読了にまで追い遣った。少し安心。

『青色本』『青色本』はウィトゲンシュタインの著作の中でも比較的読み易いとされる。もちろんウィトゲンシュタインが生々

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R5.5.5 ひとくぎり

R5.5.5 ひとくぎり

7:00起床。バイト。帰宅。ちょっと身支度を整えて、サークル。雑談。夜。

昼に、サルトルが谷崎潤一郎の作品が好きだったというツイートをしたら、過去イチで伸びた。

読了

数日前から読んでいたデリダの解説書を読み終えた。

なんとなく後期ウィトゲンシュタインの思想と似通うところがあると感じていたのだが、そのところを突いた著作はすでにあるらしい。
この本が解説して曰く、決定不可能性を研ぎ澄ませてい

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R5.5.4 ちょっと法

今日もバイト。ほとんど昨日と同じ生活をした。明日で一区切り。

バイト中に見ていた本でメディオロジーという概念と、スティグレール、クレーマーといった名前を見た。なんとなく聞いたことがある。
その本で哲学としてまとめられていた哲学者は大体が大陸系で、なんとなく分析系の人たちが蔑ろにされているかのような気分になった。

キッチュとアヴァンギャルドの対比について考えていた。オタクコンテンツにあるもので、

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R5.5.3 ちょっとデリダの解説書

R5.5.3 ちょっとデリダの解説書

7:00起床。パン2枚食べ、バイトへ。17:30終了。夕飯を作り、片付け。ちょっと天使騒々。読書会レジュメ作成。

デリダの解説書をチマチマ読んでいる

デリダの解説書として有名だろうこの本を少しだけ読み進めた。今日は3章を読み終えた。
ここまで、デリダは徹底して言語について考えている。パロールとエクリチュールを対比して語り、前者に特権を持たせるロゴス中心主義を批判し、西洋哲学を脱構築するという理

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R5.5.2. ちょっと認知言語学

R5.5.2. ちょっと認知言語学

11時半起床。すぐに自炊をして昼飯を済ませ、生物の実習へ。次の月曜で観察は終わり。帰宅。昼が少なかったためすぐに夕飯。美少女ゲームを少し遊んだ。

『言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学』

言語学という学問に興味はあれど勉強はしたことはない。入門してみたくて新書『言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学』を読む。対談形式で言語学のうち、認知言語学についての話がポンポンされていく。
平易な語り口なのだ

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