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R5.5.2. ちょっと認知言語学

11時半起床。すぐに自炊をして昼飯を済ませ、生物の実習へ。次の月曜で観察は終わり。帰宅。昼が少なかったためすぐに夕飯。美少女ゲームを少し遊んだ。

『言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学』

言語学という学問に興味はあれど勉強はしたことはない。入門してみたくて新書『言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学』を読む。対談形式で言語学のうち、認知言語学についての話がポンポンされていく。
平易な語り口なのだが、内容はかなり骨太。さらっと流してしまえそうなのに、ぐぐぐと押し止められてしまう。読み易さと読み応えの両方があって、対談のレベルの高さに驚く。
この感覚は野矢先生が出す例がかなり簡単なのに、それでもしっくりと概念の説明になっているところの由来がありそうだ。先生のそのような平明に考えて、その上でしっかりと学問のキモを残すやり方は、もう本当に真似できるものじゃない。

さらさらと数時間ほどで読み終えられた。が、認知言語学をさらに学びたくなったわけじゃない。私は言語学よりはやはり言語哲学をやりたいのだと実感した。
この本でも度々話のメタレベルが上がっていき、ほとんど哲学になっている部分があった。そういうところにこそ楽しみがあって、メタい思考が好きなんだなと実感したわけです。

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