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読書日記

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本や論文を読んだ日に、どんな内容だったかをそれとなく書くところ。毎日同じ話をするかもしれないね。
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1月が終わりそうです

気が付いたら大学の期末が終わっていた。大学4年目、8回目の期末が終わった。普通はそこまで期末というのを経験したらほとんど単位を取り終えていて極少数の娯楽のために単位を取るような感じになっているだろう。そしてその単位に時間を使う以外は卒業に向けたあれやこれやがあってそっちが忙しいものだろう。
うらやましい。
私はこのままいくとこの地獄のような期末を最低でもあと2回、もしかしたら4回経験しないといけな

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R5.12.9. 鮎川天理という少女が好き

R5.12.9. 鮎川天理という少女が好き

『神のみぞ知るセカイ』でもっとも好きなキャラクターは鮎川天理だ。次に好きなのが中川かのん。この作品に出会ったのはおそらく中学生のときで、マンガワンかなんかで読んだのが最初のきっかけだった。
当時は「女神編」から先をチマチマとしか読めなかったのでアニメで内容をざーっと追い、そのあとに原作の過去編をチマチマと買った……はず……。

かのんが好きだったのは次のようなのが理由だろう。アイドルへの憧れ……で

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R5.12.5 ピンドラを見た

R5.12.5 ピンドラを見た

イクニ作品はこれで3作品目。
「ウテナ」と『ユリ熊嵐』を見たあとに、ついに「ピンドラ」。
ここまでは性に関する規範について言及するところが多い作品だった。女性性男性性、グロい社会構造……ヘテロセクシャルとホモセクシャルの内と外、放出していくような話。
これら2つの作品は百合作品のひとつとして扱われることも多いが、この「ピンドラ」ではそうではない。

この作品のテーマは「愛」。

愛を知らぬ子供たち

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R5.11.18.

R5.11.18.

『ヒラヒラヒヒル』を遊び終えた。
もっと早くに終えるつもりだったのだが、最近は生活リズムが乱れていて、どうにも頭が働かず、うまく進められなかったのだ。

本格的な感想はいつか書こうと思うが……こういう時は本格的に感想を書く日なのど来ないのだろう。使われているモチーフについて考えてみてもいろいろあって、考えが広がる一方でまとまらない。

なんせ、モチーフの中心に来る、作中での病気、「風爛病」に、現実

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R5.11.9.

カヴェル『悲劇の構造』を読み進める。本書の半分近くを占めるリア王論をぼちぼち。
リア王の本筋部分ではなく、グロスターの副筋の話が中心で、目をくり抜かれることと認知の話を絡めた分析をしていた。

そのうちでシェイクスピア劇にはよくプロットのなかに矛盾があり、シェイクスピアを擁護する人はその矛盾には演劇を見ている内には気付かないしそれだけ良いじゃないかという感じで欠点を被せようとするという点を指摘する

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R5.11.6 文字を読んだだけ文字を吐き出す生き物

読書の燃費本を読む速度自体そんなに早くないうえに最近は読書にすら時間を割かなくなっていて本をまったく読んでいない!

その結果として私は文章を書かなくなっている。

私が1,000字書くにはダラダラとでも10万字くらい文字を追っていないといけないし、1冊の本を読んでいる間に3冊くらい本を買っている。

燃費っ、悪っ!

書く力は読む力であり、読む力は書ける力でもある。相互に依存しあう2つの力はど

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R5.10.12 モーニングルーティン作ってみたら朝起きれなくなった

R5.10.12 モーニングルーティン作ってみたら朝起きれなくなった

健康な生活のために朝起きたらベースフード食いつつコーヒーを飲み、その後歯磨き洗顔保湿して、髪の毛をセットし、少しだけ化粧して大学に行くという理想のモーニングルーティンを頭の中で作り上げた。目覚めたときは面倒すぎて、そのルーティンをこなすために布団を出るのが嫌で二度寝する。結果1, 2限にほとんど出られない。助けてくれ。

本日そのルーティンをしっかりやってみた。朝11:00に起きてこなしきったのは

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R5.9.16 『告白』の感想少し

R5.9.16 『告白』の感想少し

昼前くらいに目覚めて、美容院へ行った以外はダラダラと過ごしていた。SNS地獄ばんざい。

『上田と女の吠える夜』のあのちゃんが出ている、つまり最新の回を見てゲラゲラ笑ったりと、だらけきっていた。

明日は同窓会。高校同期たちはどうなっただろうか。私は自分が留年して文転を考えている話をしなくて済んでくれたらなぁと思っている。

さて湊かなえの代表作の一つ『告白』を読んだ。チャプターごとに語り手が1人

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R5.9.15 色

R5.9.15 色

ここ連日忙しくてぐったりと寝ていたら15時を回っていた。急いで数日泊まる準備をして下宿を出る。

東京へ日曜日に同窓会がある。それに向けて実家、東京へ。数日は余裕があるので最初は研究室訪問を考えていたのだが、面倒でメール等を送るのを忘れており、飛んだ。本を読んでゆっくり過ごすことにしよう。

さて、京都駅。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』コラボの広告がある。

作品内での修学旅行先が京

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R5.9.14 9月の半分、夏休みの4分の3

R5.9.14 9月の半分、夏休みの4分の3

夏休みが矢のように過ぎていく。何かした気になれることたくさんして空虚に重ねた日々は軽い。迫ってくる形のない締め切りの風圧で飛ばされてしまいそう。

8月は充実していたんですよ

まあ色々考えてもすべきことやりたいことの量に比してそれ以外に分類される用事が多すぎた。夏休み前半こと8月を思い出してみる。まず残っていた期末レポートに頭を抱えていた。結局完璧に済ませられなかった。
その後に北海道、東京、金

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5月よく聴いた曲

5月よく聴いた曲

東京文フリ36後から生活リズムを崩してしまい、その状態で安定しつつある。そろそろ朝に起きて夜に眠る生活に行きたいところだが、なかなかうまく行かない。

生活が乱れていると感じるのは音楽を聴いている長さもまた乱れていくこと。生活が乱れるといろんなものが崩れていくが、私の場合は音楽を聴く余裕がなくなっていくところに表われる。とはいえまったく聴かないわけじゃないし、お気に入りとなった音楽もいくらかあった

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「逆張り」と批評: 綿野恵太『「逆張り」の研究』について

「逆張り」と批評: 綿野恵太『「逆張り」の研究』について

書き始めてみたはいいものも、何をどれだけ書くか考えていないもので、このエッセイの着地点もどこかよくわかっていない。あっち行ったりこっち行ったりしていくだろうがどうかわかって欲しい。

『「逆張り」の研究』を読んだ。Twitterで話題の著作だった。面白いし読み易かったのだが、内容に芯がないというわけじゃない。シニシズムや相対主義といった決して楽に扱えるわけではないものまでトピックに触れておりなかな

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6月のよかった5曲

6月のよかった5曲

遅くなってしまった。
最近メンタル不調と夏ばてで倒れていた。おかげさまで今期の単位はヤバい。

ザムザ

「使い古した自分の名前に
あえてキッチュなルビを振って」

最近「キッチュ」という単語に惹かれている。大衆的で、俗物。一般に日本などで使われる意味は違う。キッチュって言ったらもっとキラキラしていてかわいい感じがする。音がそういう感じ、するじゃない?

胸が痛む擬音のズキズキがいい。

ハナタバ

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R5.6.27 ところで『勝利の女神 : NIKKE』を遊び始めた。

R5.6.27 ところで『勝利の女神 : NIKKE』を遊び始めた。

バイト=リセット毎週日曜日にバイトがある。その後にラーメンを食べて1週間が終わりを感じる。今週はラーメン二郎京都店に行く。
ここのチャーシューはとても厚いので噛むのがとても大変で、アゴが外れるかと思った。

バイトはすでにやることが馴染んでいて半分以上無意識的に動いている。したがって頭の隙間ができる。その時間はふだんよりも頭の中で饒舌に考えている。

この前はひたすらに言語ゲームが言語の意味とはそ

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