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元CAの自由気ままな旅ブログ

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旅好きな元客室乗務員の、気ままな旅について、気ままに書いています。
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2024年4月の記事一覧

理由なき衝動に突き動かされた旅 与那国島最終回電動自転車の旅を人生に例えてみた+与那国島を訪れる人たちの特徴

理由なき衝動に突き動かされた旅 与那国島最終回電動自転車の旅を人生に例えてみた+与那国島を訪れる人たちの特徴

いよいよ今日で与那国旅が終わる。
今朝も、「シロガシラ」の「キュッコロキュー」と言う鳴き声で目が覚めた。
時間はやっぱり6時だった。

与那国最後の朝。飛行機は11:25発。
空港までは電動自転車で20分くらいだろう。そう思ったら、朝陽を見たくなって自転車で2分くらいの「ナンタ浜」に行ってみた。

そこには、先客がいて若いカップルが手をつないで朝陽が昇る様を見ていた。
私は、邪魔をしないようにそっ

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「理由なき衝動に突き動かされた旅」与那国島④ 「理由なき衝動」の理由&体がほぐされ、心が癒され、頭に学びを得た日

「理由なき衝動に突き動かされた旅」与那国島④ 「理由なき衝動」の理由&体がほぐされ、心が癒され、頭に学びを得た日

鳥の鳴き声で目が覚める。
そんな日が自分に来るなんて思ってもいなかったが、ここ与那国の住宅街ではそれが日常らしい。

どちらかというと夜型人間の私が、ここ与那国では毎日早く眠っていた。
なぜなら「夕食に行くのであれば、予約必須ですよ」、と商店のレジのお姉さんから言われ、つい面倒になり、外食を諦めたからだ。
そして毎朝6時に目が覚めている。

早く眠っているから早く目が覚めるのだろう、と思っていたが

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理由なき衝動に突き動かされた旅 ③与那国島2日目後半

理由なき衝動に突き動かされた旅 ③与那国島2日目後半

与那国島は、3つの地域でできている。
ドクターコトーのロケ地は、「比川」(ひかわ)と言う島の南部に当たる地域だ。
その他は、私が滞在していた町役場も近くにある「租納」(そない)、そして最西端の地の石碑があるのは、久部良(くぶら)と呼ばれる地域だ。

与那国旅の2日目に私が訪れたのは、「比川」と「久部良」地区だった。

11:01発に町役場を出発する「無料バス」に乗って、比川に11:17に到着した。

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理由なき衝動に突き動かされた旅② あのドラマのロケ地へ

理由なき衝動に突き動かされた旅② あのドラマのロケ地へ

スコールのような雨の音で目が覚めた。
枕元にあるスマホは、朝6時をさしていた。
まだ眠れる、と思って、布団をかぶったものの、その雨の音の凄さ、に不安になる。
「今日一日降ったら、今日の予定は変更だな」と。

まさにジャージャー、と言う音を立てて、雨は2時間降り続けた。
ピタッと、初めから決まっていたかのように雨が止むと、部屋の中にいても涼しさを感じた。
玄関を開け、外に出るとひんやりする。
「ああ

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理由なき衝動に突き動かされた旅①

理由なき衝動に突き動かされた旅①

理由はわからないけど、どうしても行きたいと思う場所があった。

きっかけはあった。
ある作家の方が、若い頃に行った場所として取り上げてた旅行記を読んだことで、興味を持っていた。

調べてみると、乗り換えもすれば5時間かかる国内で、現地ではレンタカー以外にほとんど交通機関がない場所には、誰でも行くのをためらう。
私もその一人だった。

ただいつまで経っても、この場所が頭の片隅から離れない。
そこでま

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旅で学ぶ①「東北編」

旅で学ぶ①「東北編」

旅が好きだ。
今でも月に一度は旅に出ている。
国内、海外は問わない。
コロナで海外に行けなくなった頃は、チャンスとばかりに国内旅行に出かけた。

2年前に、東北一人旅をした。
山形、(仙台、通過、乗り換え)岩手、青森を周る旅。
以前の仕事柄、空港には行ったことがあっても、旅をしたことはなかった。

九州出身の私からすると、東北の県の位置さえ怪しかった時期がある。
だから余計に、足が向かなかったのだ

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