えはらえつこ

荷物にはだいたい2冊の本が入っている本好きワーキングマザー。マンガ、物語、ことばの本が…

えはらえつこ

荷物にはだいたい2冊の本が入っている本好きワーキングマザー。マンガ、物語、ことばの本が好き。大人になってから通った編集学校の影響で、こどもとあそびに興味津々。

最近の記事

スーパーウーマンにはなれなくても

仕事で辛いときや困ったとき、話を聞いてくれる人がいる。危機になったとき、なりそうなとき、急いで駆け込む。 1人はキャリアコンサルタントの方。 「社外上司」という名の通り、折に触れ、話を聞いてもらっている。 彼女のフィードバックはややスパイシーだけど、目の前のことにぎゅーっとのめり込んでしまう私にとって、そこはそんなに頑張る場面じゃないよとか、育成はこんなところに注意を払うといいよとか、違う目線を伝えてくれる存在だ。 もう1人は、元上司。 辛くなったときに、一緒に帰りましょ

    • じゃっくおーらんたんは万能

      息子が言った。 クリスマスが終わると、オバケが来るんだよね。 ん?わからないのでもう少し聞くと。 死んだおじいちゃんとかが来るんでしょ? だからじゃっくおーらんたんをつくるんでしょ? それって、お盆とハロウィン🎃!いや、お正月も仏壇はあけるから、広い意味では祖先を祀る日なのか…?? どうやら息子くんは、オバケが嫌いだから、オバケ避けのジャックオーランタンを作りたかったらしい。 じゃっくおーらんたん、そんな意味だっけ? 魔除け的な?日本のオバケにはお札が効きそうな気

      • 子どもはひらがなをどうやって読めるようになるのか

        子どもがひらがなを読めるようになった。(ちょっとは教えたが、ほぼこども園で教えてもらってる。) あ、い、す も、じ、も、じ、こ、ぶ、く、ん と1文字ずつよんでいる。 面白がって、本のタイトルやら、瓶のラベルやらあれこれ読み上げている。 カタカナはまだよくわからないらしく、ひらがなっぽいものに当てはめて推測している様子。 どうも言葉を話すのと、読むのとは勝手が違うらしい。 彼の中にはたくさんの単語のストックが既にある。アイスだって、かき氷だって、ミュースカイだって、ありの

        • 「最近どう?」と聞かないコミュニケーション 〜5月に読んだ本〜

          6月になった。 5月は4月に比べて格段に仕事が楽になり、グループの関係性づくりも少しずつできてきた感じ。 もちろん、関係性づくりには、メンバーそれぞれの理解が深まってきたということがあるのだろうけど、マネージャーとして、大きく気づいたことがあった。 それは、「聞くことの大切さ」。 ここでいう聞くこと、には、問いかけ方や聞く姿勢、答えを待つこと、、、などなどいろいろなことがはいる。 巷では「聞くって大事よね」と、くどいほど言われている。 職場でも、親子関係でも、 聞くことで

        スーパーウーマンにはなれなくても

          4歳の息子、おにぎりを握る

          帰ってきたら、子どもがおにぎりを作ってくれていた。 どうやら、あったかいごはんをラップで握って作ってくれたよう。 彼曰く、「心を込めて握ったんだよ」だって。 ませた言い方に思わず笑っちゃったけど、おにぎりは本当に美味しかった。 ごちそうさまでした。

          4歳の息子、おにぎりを握る

          仕事が楽になった理由を探ってみる

          GWがあけてから、仕事が急に楽になった。 「あの仕事やろうか?」と部下の子にいうと、「やるから大丈夫です」との返事。 つまんないのー。 あれ?なんで楽になったんだっけ。 言葉が身についてきた 仕事で使う言葉はかなり独特なものが多い。 異動のたびに異業種のごとく世界が変わるので、言葉を覚えるまでに時間がかかる。 今回難しかったのは、機械用語。 コンプレッサー、シーケンサー、制御盤。。。 毎回聞いて、(ああ、これが年をとるってことなのよね。。)なあんて心で突っ込みながら、め

          仕事が楽になった理由を探ってみる

          駆け出しマネージャーの1ヶ月

          5月になった。 どんな気分でいたかすぐ忘れそうなので、駆け出しマネージャーとしてどんなことを感じたのか、書いておこうと思う。 わからないことが多すぎる とにかくわからないことが多すぎた。 勤務時間の変更の仕方、人事システムの使い方、見慣れない承認ボタン。 こういうのを集合研修で教えてほしいんだけどなあ。。。 まさにOJT(お前たち 自分で トライしろ)涙 スケジュールを把握・記入するだけで1日が終わってしまう 忘れもしない初日。グループの子たちから、4月中にどんな打ち

          駆け出しマネージャーの1ヶ月

          朝からいやだーと泣かれて考えた

          いやだーいやだー と朝から子どもが泣いている。 あれこれ提案しても、先行っちゃうよと言っても、美味しいお菓子の提案をしても、泣き止まない。 困ったので、ごろんと横になってみた。で、じっとしてみると。 「…昨日遅かったから、まだ眠いの。」 と息子くんがぽつり。 そ、そこかいーーー!!! まだ泣きまくっていたけど、少しずつ落ち着いてきた。 親からすると、早く言ってよ!と言う感じだが、彼はきっと言いたくなかったんだろう。 ここずっと帰りが遅くて、子どもの寝顔を見に帰るサラリ

          朝からいやだーと泣かれて考えた

          世界でひとりきりだと思っていたのは勝手な思い込みだった

          こんなツラい思いをしているのは、自分だけなんじゃないか。 仕事でいろいろあり、そう思うことが多かった今週。 珍しく早く帰れたので、ある読書会に飛び入りで参加した。 違ってた。私だけじゃなかった。 ぽつりぼつりと参加者が話す言葉の端々が、自分の記憶のカケラと重なる。 思ってたのと違う仕事をする後輩や部下。 我関せずの上司。 自分しか知らない仕事。 ああ、私だけじゃなかったんだ。 何が解決したわけではないけれど、同じような悩みをもつ他人がいると気づいたことは、私の気持ちを

          世界でひとりきりだと思っていたのは勝手な思い込みだった

          ジェットコースターみたいな一日

          詰んだ…。 なんてマンガの主人公しか言わないと思ったけど、ぽろりと口からこぼれでた。お手上げだった。 保育園休園のお知らせ。 ずどーん。 嘘でしょ、まさかうちのとこだけは。 そんなことはなかった。コロナは場所を選ばない。 ねえねえ、保育園休園になっちゃった! と隣の後輩くんに話しかける。 言いながら落ち着こうとする。頭がぐるぐるする。 いつまで休み…って来週火曜日か! その日大きな会議があって、そのための準備もまだ途中だし、どうしよー。 ふわふわしながら、上の空で仕事

          ジェットコースターみたいな一日

          子どもといく名古屋市科学館の穴場スポット

          名古屋市科学館で、小さい子(年少〜小学生くらい)向けにぴったりの穴場スポットを見つけた。 その名も、あいち・なごやノーベル賞受賞室。 ノーベル賞をとった科学者の研究や人となりについて、わかりやすく紹介しているスポットだ。 穴場な理由はいくつかある。 その1 展示物が美しい。 リニューアルしただけあって、展示が新しくピカピカ。 映像のクラゲを集めるゲーム(ノーベル化学賞を受賞した下村さんがオワンクラゲという物質を見つけたことに由来するらしい。網ですくうキュートなゲーム。意外

          子どもといく名古屋市科学館の穴場スポット

          読むのも好きだけど片付けるのも好き

          一年のうち、本の山に囲まれたくなる時期がある。 本屋さんに行っては、棚のところをウロウロし、タイトルを見て表紙買い。amazonでは古書しか買わないけれど、お値打ちだし、リサイクルだしと言い訳して、あれもこれもと食指が動く。 そんな時期は、読みかけの本が家のあちらこちらに置いてある。 たとえば、今あるのは、「ムーミン」や 「水中の哲学者たち」という哲学対話のことを書いたエッセイ (「もしかして、あなたがそこにいることはこんなにも美しいと、伝えるのが哲学ですか?」という最果

          読むのも好きだけど片付けるのも好き

          2021年、読んでよかった本たち【ビジネス&エッセイなど】

          2021年は、こんな本を読んだ。 この中で特に読んでよかった本をいくつか。 ビジネス編 組織が変わる 宇田川元一 仕事がヤバイ状況になっていたときのこと。 なんであの人たちはちゃんと動いてくれないんだろう。 いや待てよ、ひょっとして私の方が変なのか。ここは黙ってスルーする力が必要なのか。。。 と半分泣きそうになりながら書店をさまよって歩いていた時に目にとまった一冊。 「行き詰まりから一歩抜け出す方法」というサブタイトルを見て、すがるような思いで手に取った。 ムンクみ

          2021年、読んでよかった本たち【ビジネス&エッセイなど】

          2021年読んだ本*ビジネス多め、あとは雑多に

          2021年、いろいろあった年だった。 仕事をした。とにかく仕事をした。 週末は、子どもと遊んだ。電車、リニア・鉄道館、セントレアが三巨頭。夏はかき氷を食べまくった。 そんな2021年。仕事の本が多めと思ったけど、意外とそうでもないかも? だいたい時系列に並べてます。 ★がオススメです。 ☆ビジネス系 チームワーキング 中原淳、田中聡 駆け出しマネージャーの成長論 中原淳 ★ 心理的安全性のつくりかた 石井遼介 ヤフーの1on1 本間浩輔 1on1ミーティング 本間浩輔、吉

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          連句から考える他人の良さを認めること

          連句の会に参加している。 連句というのは、五七五と七七の句をつなげていく遊びだ。 4〜5名の人で句を出し、【捌き手】がその中から句を選ぶ。それを36句つなげていく。 連句のテーマは、森羅万象だ。春夏秋冬はもちろん、家族の句や、景色の句、恋の句や病の句などいろいろな句が並ぶ。 恋は3つくらいは続けなきゃいけない(しかも同じタイプの恋じゃいけない)とか、季語を入れなきゃいけない場所があるとか、月と花を出さなきゃいけないとか、ちょっとしたルールも、ある。 連句の面白みは、連なる

          連句から考える他人の良さを認めること

          あのとき一呼吸つけたのは〜DAY3〜

          他人にダメ出しをしたら、自分にダメ出しが返ってきた、ダメ出しブーメランをふりかえるnoteはこちらから。 今日も変わらなかった。 仕事を頼みたい先は、のらりくらり、ふわりふわり。 ったく、やんなっちゃうよね〜。 と心のスイッチが入りそうになる。 いや、いかんいかん。 人をばっさり斬ってしまう武士になっちゃいかーん!!! ふと、最近見始めた朝ドラを思い出した。 自動販売機を前に ったく、やってらんない!とキレる女の子。 いきなり、ふっと力が抜けた。 結局、できなさそうな

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