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子どもはひらがなをどうやって読めるようになるのか

子どもがひらがなを読めるようになった。(ちょっとは教えたが、ほぼこども園で教えてもらってる。)

あ、い、す
も、じ、も、じ、こ、ぶ、く、ん
と1文字ずつよんでいる。
面白がって、本のタイトルやら、瓶のラベルやらあれこれ読み上げている。
カタカナはまだよくわからないらしく、ひらがなっぽいものに当てはめて推測している様子。

どうも言葉を話すのと、読むのとは勝手が違うらしい。

彼の中にはたくさんの単語のストックが既にある。アイスだって、かき氷だって、ミュースカイだって、ありのありぃちゃんだって、知っているし、使い方はわかっている。
だけど、つなげて読むのとは何か違うようだ。


どうやって大人である私は、ひらがなをつながりで読めるようになったんだろう。

元々知っている単語と照応して読めるようになるのか(そ、う、とでるとそうめん!と出る予測変換みたいなもの?)、
それとも、読みあげるスピードが超早くなってつながりで読めるのか(そ、う、め、んの「、」の間をとらなくていいくらいスピードが上がるのか)。
うーん、なんとなく前者な気がするけど。

というようなことを話したら、
友人が音韻意識について教えてくれた。
ひらがなが読めることに加えて、単語としての固まりがあることを知り、固まりを区切れるようになると、読めるようになるらしい。なるほど。

知の編集術に、「わけるとわかる」というフレーズがあるけど、まさにこれだなぁ。

これからどんな風に読み方が進むのか、楽しみだ。

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