内山隼人

何でもお金の都市型生活に疑問を持ち、2019年7月に千葉県匝瑳市に移住。はじめての子育…

内山隼人

何でもお金の都市型生活に疑問を持ち、2019年7月に千葉県匝瑳市に移住。はじめての子育てで、今まで経験したことのない喜びと経験したことのない忙しさに翻弄されながら、一つ一つ暮らしをつくり始める。やりたいことは山ほどあるが、限られた時間のなか取捨選択しながら毎日を送っている。

記事一覧

竹を調える

荒れた竹林は全国どこでも問題になっています。昔は生活の一部に竹があり、常に人の手が加えられていて調っていましたが、生活様式は変わり今はそうではなくなりました。竹…

内山隼人
4年前
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感謝のご報告

日頃からブログでサポートしていただきありがとうございます。いただいたお金は生活のなかで必要なものに使わせていただいています。今回はその1つを紹介させていただきま…

内山隼人
4年前
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寺田本家へゆく

これまでの投稿は過去の内容で、なんとか今に追いつこうと1つ1つがかなり長くなってしまっていましたが、これからはもう少し短め、気楽な内容でやっていこうと思います。…

内山隼人
4年前
15

ちょっとした不具合を調整する

わが家は修復の必要はなかったのですが、不動産屋さんを通していないので、すべて整った状態で住み始めたわけではありません。溜まっていた埃の掃除から始まり、障子も自分…

内山隼人
4年前
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憧れの古民家ライフ

現在、匝瑳市にはいくつか空き家があり、修復がいらずそのまま住める物件から、ちょっとした修復が必要な物件、さらにはまるごと修復が必要なハード物件までいろいろとあり…

内山隼人
4年前
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初猟

さあ、狩猟免許と猟銃の準備が整いました。しかし、狩猟免許と猟銃があるからと言って、獲物が穫れるかどうかは別問題です。これから技術と経験を積んでいかなければいけま…

内山隼人
4年前
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長かった銃所持申請

今回も狩猟の話の続きをしようと思います。狩猟免許の取得は順調だったんですが、それよりも大変だったのは猟銃の許可申請でした。ちなみに猟銃で獲るよりわなで獲ったお肉…

内山隼人
4年前
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狩猟へ向けて

前回までの投稿で、移住するきっかけから実際に移住するまでの話が終わりましたので、暮らしの話をしていこうと思います。今回はせっかくなので時事ネタを。 自給自足のひ…

内山隼人
4年前
4

いざ、移住!

小規模ながらお米づくりを経験し、より一層田舎暮らしへの思いが強くなった僕でしたが、移住地に関しては他ももっと見てみたい、という気持ちがありました。 仕事の活動拠…

内山隼人
4年前
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本当の豊かさを考え

東日本大震災は移住や自給自足を考える大きなきっかけだったのですが、もうひとつ大きな理由があります。それは「お金」について考えたことからです。 東京に住んでいると…

内山隼人
4年前
6

移住を決断するまで

連続で書くつもりでしたが、少し日が経ってしまいました。今回は移住や自給自足を考えるようになったきっかけを書いていこうと思います。 ブログのタイトルの通り僕は自給…

内山隼人
4年前
8

移住の話のまえに

こんにちは。内山隼人と申します。僕は新潟県出身で、高校を卒業してから19年間東京で過ごし、2019年7月に千葉県匝瑳市に移住しました。これから田舎暮らしについて…

内山隼人
4年前
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竹を調える

荒れた竹林は全国どこでも問題になっています。昔は生活の一部に竹があり、常に人の手が加えられていて調っていましたが、生活様式は変わり今はそうではなくなりました。竹林の所有者の高齢化で、手をかけるのが難しくなっていることもあるでしょう。荒れた竹林は景観として悪いだけでなく、土砂崩れの危険もあるので、多くの場所で厄介者とされています。

ですが、本来、竹はいろんな道具になったり、美しいもの。竹を邪魔者で

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感謝のご報告

日頃からブログでサポートしていただきありがとうございます。いただいたお金は生活のなかで必要なものに使わせていただいています。今回はその1つを紹介させていただきます。その名も「エンピ」。

これからとても必要になる道具なんですが、これが本当に欲しかった!しかも安物ではなく、地元の古くから営んでいる金物屋さんでちゃんとしたものを購入しました。

本当にこれから大活躍します!安物とは性能も違いますし、い

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寺田本家へゆく

これまでの投稿は過去の内容で、なんとか今に追いつこうと1つ1つがかなり長くなってしまっていましたが、これからはもう少し短め、気楽な内容でやっていこうと思います。

千葉県に移住してきて、やりたかったことの1つに「寺田本家の蔵見学」がありました。距離が近いと行きやすくていいですね。今年の1月に行ってきました。

自然食で、日本酒が好きな人だったら必ず行き着くのが寺田本家。全量無農薬のお米や蔵付きの麹

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ちょっとした不具合を調整する

わが家は修復の必要はなかったのですが、不動産屋さんを通していないので、すべて整った状態で住み始めたわけではありません。溜まっていた埃の掃除から始まり、障子も自分たちで貼り替えました。

子どもの時以来の障子貼り
梅雨の時期に引っ越したのもあり、湿気の多い部屋では畳や木がカビていて引っ越し後の2ヶ月間はカビとの戦い!大切にしていた木や革製品が次々とカビていき、仕事道具の革靴にまでカビがふわっとついて

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憧れの古民家ライフ

現在、匝瑳市にはいくつか空き家があり、修復がいらずそのまま住める物件から、ちょっとした修復が必要な物件、さらにはまるごと修復が必要なハード物件までいろいろとあります。匝瑳にやってくる移住者はたくましい方が多く、何でも自分や仲間たちで直していく精神が根付いていて、雨漏りや床の張替え程度は序の口で、お化け屋敷レベルのハード物件を選び、ゆっくり楽しく修復している方も何人かいます。そういったところでは、修

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初猟

さあ、狩猟免許と猟銃の準備が整いました。しかし、狩猟免許と猟銃があるからと言って、獲物が穫れるかどうかは別問題です。これから技術と経験を積んでいかなければいけません。右も左もわからない僕が初の猟に選んだのは鳥屋(とや)猟。川沿いに作られた人工の小屋で待機し、川に降りたった鴨をそっと銃を構え撃つ、というもの。人のつてで紹介してもらい行った鳥屋は安全な上に、暖房や調理器具も備えつけられており、猟のワイ

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長かった銃所持申請

今回も狩猟の話の続きをしようと思います。狩猟免許の取得は順調だったんですが、それよりも大変だったのは猟銃の許可申請でした。ちなみに猟銃で獲るよりわなで獲ったお肉の方が美味しいと言われています。ですが、わな猟は仕掛けたら毎日見回りをしなければいけないので、山の近くに住んでいないとなかなか難しい面があります。それに対して銃猟は、猟に出かけその場で巡り合った獲物を獲る、という利点があります。ということで

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狩猟へ向けて

前回までの投稿で、移住するきっかけから実際に移住するまでの話が終わりましたので、暮らしの話をしていこうと思います。今回はせっかくなので時事ネタを。

自給自足のひとつ自給自足を目指しているのに、田んぼも畑もやらず、何をしていたかと言うと、狩猟に意識と時間を費やしていました!育児が忙しい真っ只中なので、やりたいことが限られています。家のことを放ったらかして好きなことをすべてやる選択肢もありますが、そ

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いざ、移住!

小規模ながらお米づくりを経験し、より一層田舎暮らしへの思いが強くなった僕でしたが、移住地に関しては他ももっと見てみたい、という気持ちがありました。

仕事の活動拠点が東京にあったので、ある程度東京に通いやすくなければ移動が大変になってしまいます。おのずと候補は千葉、山梨、埼玉、神奈川、長野、茨城、もしくは東京の奥多摩方面あたりになりました。ネットや本で見た興味のある土地を訪れてみると、それぞれ魅力

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本当の豊かさを考え

東日本大震災は移住や自給自足を考える大きなきっかけだったのですが、もうひとつ大きな理由があります。それは「お金」について考えたことからです。

東京に住んでいると、欲しいものがあれば近くにお店があってすぐ買えて、便利で楽しいのですが、何をするのにもお金がかかります。毎月家賃を払い、食べるためにもお金が必要で、おしゃれをしたり、趣味があれば、さらにたくさんのお金が必要になります。

今の時代、安定し

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移住を決断するまで

連続で書くつもりでしたが、少し日が経ってしまいました。今回は移住や自給自足を考えるようになったきっかけを書いていこうと思います。

ブログのタイトルの通り僕は自給自足に憧れて2019年7月に匝瑳(そうさ)市に移住しました。自給自足をするには田舎じゃないと難しいですからね。場所はいろいろと悩みましたが、移住を考え始めたのは何年も前のことです。自分たちで食べるお米や野菜、お肉を自分で調達したり、木や竹

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移住の話のまえに

こんにちは。内山隼人と申します。僕は新潟県出身で、高校を卒業してから19年間東京で過ごし、2019年7月に千葉県匝瑳市に移住しました。これから田舎暮らしについて書いていくつもりですが、そのまえに僕の職業についてお話ししようと思います。

僕はWORLD ORDERというダンスパフォーマンスグループで10年活動を続けてきました。WORLD ORDERといえば、「スーツを着てロボットダンスをする7人組

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