移住の話のまえに

こんにちは。内山隼人と申します。僕は新潟県出身で、高校を卒業してから19年間東京で過ごし、2019年7月に千葉県匝瑳市に移住しました。これから田舎暮らしについて書いていくつもりですが、そのまえに僕の職業についてお話ししようと思います。

僕はWORLD ORDERというダンスパフォーマンスグループで10年活動を続けてきました。WORLD ORDERといえば、「スーツを着てロボットダンスをする7人組」。The ジャパニーズビジネスマンのイメージで海外からも広く受けいれていただき、活動拠点は東京ですが、おかげさまで10か国以上の国を訪れ、企業CMやイベント出演、そしてミュージックビデオの撮影を行ってきました。YouTubeで検索していただけると、たくさんのミュージックビデオが出てきますので、知らなかった方は是非この機会にご覧ください。


せっかくなのでWORLD ORDERについてもう少し書きたいと思います。僕たちのグループ名を聞いただけでピンときた方はよくご存知ですね。直訳すると「世界秩序」。こちらもネット検索すると、いろんな情報が出てきます。裏で誰かが世界を操っている、というような陰謀論はオカルト的に捉えられたりします。もちろん僕にもどこまで真実かはわかりませんが、莫大な財産と権力があればそれも不可能なことではない、と今の政治情勢やお金の流れなどを見ていても十分思えるのです。

では、僕たちに何ができるか。対抗しても力の大きさが違いすぎて太刀打ち出来ません。ですが、音楽やパフォーマンスには人を楽しませ、笑顔にする力を持っています。笑顔の力って凄いんですよね。あっという間に国や言葉、文化の壁を越え、平和にする力を持っています。恥ずかしながら僕は日本語しか話せないんですが、今まで訪れた国では、言葉の通じない人たちと同じ時間を共有し、思いを共感し、共に笑顔になれました。歴史的、宗教的に難しい地域もあり、そんな簡単なことではないのかも知れませんが、そうやって人と人とが笑顔でつながり輪を広げれば、さまざまな枠組みを越えて世界は少しずつ平和になっていく、僕はそんな風に信じています。

WORLD ORDERの活動を通して自分のなかには、みんなが笑顔になれるように…つまり平和への思いがありました。僕が田舎に移住するきっかけは別にありますが、根底でたしかに流れるこの思いが、何か行動するときに方位磁石のように僕を導いてくれている気がしています。

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今回はこれくらいにしておきます。もっと気楽な感じにしたかったのに、思いもよらず真面目に書いてしまいました。これから楽しく田舎暮らしを発信していく“つもり”なのでよろしくお願いします。 

内山隼人

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