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何も変わらない。

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よかったら見てください。 超短編小説を集めたものです。 話は一つ一つで終わりです。
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2018年6月の記事一覧

好きだ

好きだ好きだ好きだ好きだ...

抑えられない感情は隠しておくべきなのだ。
いつか爆発することのないように、
一人のときに感情を垂れ流して、
涙でもなんでも垂れ流す。

僕のこの感情は恋愛感情だ。
だけど、君にとって僕はただの友達だ。
アンバランスな愛は関係を壊しかねない。
僕は壊したくない。

伝えてしまうことは難しいようで簡単だ。
そう、ただ『好きです』と伝えればいい。
これは、簡単なようで難

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鈍色の純情

ジリジリとうるさい太陽の熱視線を
隠してくれる雲が私は好きだ。

生活の音を消してくれる雨はもっと好きだ。

雨粒が跳ねて踊り狂う水溜りは
ずっと見ていられる。

いつも世界は広いのに、
この世界には私しかいないように
感じさせる傘を広げて、
いつもするイヤフォンをカバンにしまい、
私は学校に向かう。

今日は雨だから、
多分は私は教室に2番目に入る。
いつもは1番目だけど、
雨の日は特別だ。

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透明

「ねぇ、まだ班決まってないよね?」

グループワークの講義だなんて知らなかった。
入学から2年間、自分は一人で大学に行き、
高校の時の友達と会った時だけ話す生活だった。
友達と会えなかった日は一言も話さず家に帰った。

大学では簡単に友達ができる人とできない人がいる。
僕は後者だった。
勇気を出して話しかけた子は、
いつのまにか他の人たちと仲良く話していた。

僕はいつのまにか一人だった。
でも、

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ビールいっぱい。

女子っつうのはヨォ。
トイレも一人でいけんのよな笑
俺はいつも一人でヨォ。
「泣くなよ、てかお前いつの話してんだよ」
水滴のついたジョッキは
触った瞬間に滝が流れる。

だってさ、俺だってトイレいっしょにいきたいっ
なんで俺はさー1人なの?
「彼女に振られて頭おかしくなったのか?」
いつも頭おかしいか笑
俺は頭おかしくない!てか、まだ別れてない!
ただね、会う回数減らそうってだけ!

「自然消滅

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しかない。

壇上にいるあいつは誰だ。
さっきから金の話と自分の経験を語る。
そして、今に至るまでにどんなことをしてきたか。
どういうことをすれば良いか。
語る語る。
そしてしきりに彼は言う。
この話を聞いて実際に行うのは3割だ。
そして、継続して行うことができる奴は1割にも満たない。
暑苦しい体育館に押し込められた300人ぐらいの学生の中で、
彼の話を聞いているのは10人もいないだろう。
その中の1割、つまり

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