マガジンのカバー画像

妊娠糖尿病

15
妊娠糖尿病になり、出産後は境界型と診断。忙しく働く母が糖尿病を予防し、健康な食生活ができるように書いてます。
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

お腹いっぱいと感じられるのは少し後から

 管理栄養士の勉強をしていたときに、食欲は脳が関係していると知った。「お腹が空いた」「お腹いっぱい」というのはお腹が感じているのではなく、脳が感じているんだ!と新鮮にびっくりした覚えがある。摂食中枢とは、脳の中にあるたった4gの重さの器官。そのなかに摂食中枢と満腹中枢がある。

摂食中枢…胃が空っぽになり、胃がキューっと収縮し、お腹がグーっと鳴ったら、摂食中枢が働いて食欲が湧く

満腹中枢…胃が食

もっとみる

私の妊娠糖尿病は子どもに遺伝するのか?

 結論としては、妊娠糖尿病のお母さんから生まれたお子さんは、成長期に入ってから(もしくは成人してから)生活習慣病にかかるリスクが高まる。

私が妊娠糖尿病と診断されたのは2人目の子どもを妊娠中の時。出産後も完全には治りきらず、インスリンの効き・出ともに悪いと医師から言われた。つまり、インスリン分泌低下とインスリン抵抗性の両方をもっているということだ。
一人目の出産時は尿糖は出ていたけれど、75gO

もっとみる

子どもとおっぱいとその後の生活習慣病リスク

この記事では、生まれてきた赤ちゃんにとってのおっぱいは将来の肥満や生活習慣病にとってどうなのか?ということを書きたい。妊娠糖尿病だったお母さんにとって母乳育児はどうか?はまた別の記事に書く。

母乳育児を継続することが赤ちゃんの肥満のリスクを低下させるというエビデンスがいくつかの研究によって報告されている。過去40年間に発表された39の研究において母乳栄養児は過体重・肥満になる頻度が低いと結論は付

もっとみる

お母さんに対する母乳育児の効果

 結論としては、授乳と糖尿病、高血圧、心血管疾患の発症との関連について高いエビデンスが得られている。US nurses'HealthStudiesでは15年以内の経産婦について、母乳育児期間が一年延びるごとに授乳経験のない女性に比べ糖尿病発症リスクが14〜15%減少したと報告している。

妊娠糖尿病の母親についても出産後のインスリン感受性、耐糖能の改善が報告されているが、妊娠糖尿病妊婦の母乳育児と

もっとみる

痛みを最大限に減らす血糖測定器のコツ

私はほぼ毎食後2時間後血糖を測っていた。使用していたものは テルモ の血糖測定器。指に針を刺して血を出す。お医者さんや看護師さんは「そんなに痛くない」と言ってくれるが、指に針で穴を開けるのに、痛くないわけないやんと思いながら聞いていた。実際は我慢できないぐらい痛くはない。「慣れたら痛くない」が正解だと思う。

それよりも、毎回針を指に刺してこれがずっと続いたら指の腹がおかしくなるんじゃないかという

もっとみる

"食べ合わせ"を考える

妊娠糖尿病を経て出産後、インスリンの" 効き"も"出"も悪いと言われている自分にピッタリのレシピ見つけた!

『ピリ辛挽肉納豆丼』
食材…挽肉、納豆、ネギ類
調味料…味噌・醤油・砂糖・みりん・酒(各大さじ1)
おまけ…豆板醤、ごま油

納豆はタレと一緒に混ぜて、炒めた肉・ネギに投入。調味料を全部入れて、水分をしっかり飛ばしたら完成。

手間かかるし、洗い物もしっかり出るけどとりあえず作ってみた。味

もっとみる