子どもとおっぱいとその後の生活習慣病リスク

この記事では、生まれてきた赤ちゃんにとってのおっぱいは将来の肥満や生活習慣病にとってどうなのか?ということを書きたい。妊娠糖尿病だったお母さんにとって母乳育児はどうか?はまた別の記事に書く。

母乳育児を継続することが赤ちゃんの肥満のリスクを低下させるというエビデンスがいくつかの研究によって報告されている。過去40年間に発表された39の研究において母乳栄養児は過体重・肥満になる頻度が低いと結論は付けている。
しかし、そのメカニズムは明らかになっていない。一方、米国内分泌学会による2017年の小児肥満ガイドラインにおいては、小児肥満の予防法として母乳育児を推奨しているものの、最近10〜15年間の研究報告では母乳育児の期間と小児肥満発症との関係について統一した見解は得られていないとしている。また、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠の母親から生まれた子どもについては、母乳育児によって肥満や2型糖尿病の発症リスクが減少するかどうか結論は出ていない。

結局どっちなんだ〜?おっぱいをあげることが赤ちゃんが将来肥満になるリスクを下げているとの結果はここ40年間の研究の中で出ているが最近はそこまで言われてないってことなのだろうか。母乳育児によって肥満や2型糖尿病の発症リスクが減少するかどうかの結論は出ていないとハッキリ言っている。
だから、お医者さんもはっきりと遺伝する・しないを言わなかったんだろうか。

効果がある・ない、差がある・ない 様々な研究が日々なされているが白黒はっきり分かるものって少ない。今後も妊娠や妊娠糖尿病の研究報告には目を光らせておきます!

で、私はどうだったか?1人目の時は自分自身が満足できるぐらいおっぱいができた。2人目は腰痛&股関節痛で子どもを抱っこできず、心を無にしておっぱいは諦めた。生活習慣病のリスクがどうのこうのとかではなく、おっぱいがしたかったからほんのわずかしか出ないのに自動搾乳機で搾乳していた。最後は夫が15分ずつ搾乳機をしているのにほんのわずかしかたまらなかった哺乳瓶をみて「びっくらこいたわ」といったのに笑けて泣けて明るく終了宣言した。その時は生活習慣病リスクだの肥満リスクだのそんなもの自分にとっては小さなことだった。

産後のお母さんに、理路整然と母乳育児について語っても自分のようにあまり響かないのかもしれない。その時期は理性よりも感情に大きく影響された。

いつか自分が理論と感情の両方をサポートできるようになれればいいなぁ。

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