私の妊娠糖尿病は子どもに遺伝するのか?

 結論としては、妊娠糖尿病のお母さんから生まれたお子さんは、成長期に入ってから(もしくは成人してから)生活習慣病にかかるリスクが高まる。

私が妊娠糖尿病と診断されたのは2人目の子どもを妊娠中の時。出産後も完全には治りきらず、インスリンの効き・出ともに悪いと医師から言われた。つまり、インスリン分泌低下とインスリン抵抗性の両方をもっているということだ。
一人目の出産時は尿糖は出ていたけれど、75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)をする機会がなかったので、妊娠糖尿病かどうかはわからなかった。

こんな糖尿病っ気のある母から生まれた子どもたちは大丈夫なんだろうかと少し怖くなった。特に糖尿病科のお医者さんからは遺伝については何も言われなかった。
どちらかというと、私の両親が糖尿病ではないか何度も聞かれた。

◎なぜ遺伝するのか?
お腹の中の赤ちゃんは、臍帯を通して適度な栄養を得て、適度にインスリンを分泌することで成長していくことが理想的。
しかし、妊娠糖尿病患者さんの胎児は、お腹の中で「過栄養」状態になりやすい傾向がある。糖を必要以上に与えられた胎児は、それを代謝するためにインスリンをたくさん分泌する体質となる傾向がある。すると生まれてからも過剰にインスリンを分泌する。その状態が続くと、インスリン抵抗性、高インスリン血症を呈し、肥満、2型糖尿病の発症につながる。

とりあえず、私の糖尿病っけは子どもに遺伝する!ということなので、なおさら子どもたち2人の食事内容を気をつけたい。

下の子の食生活は上の子と比べてなんて雑!上の子は離乳食もおそるおそるほとんど味のついてない薄いものだった。下の子は、上の子がいるためどうしても上の子の食事に合わせてしまい離乳食も早く進むし、大人っぽい味付けを早い時期に食べてしまう。何より、自分とは違う美味しそうな食事がテーブルの上にあると、目の前の離乳食に手をつけない。

今は食事を作る時間をなかなかじっくりとれないので、子ども2人についても将来糖尿病にならないような食事を準備する具体的な策を考えたいと思う。

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