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【SLAM DUNK Gl】105話「セリフを言う人」

探偵ナイトスクープ調査班、松田雅志と晴子は、仙道彰を捜索しにアメリカへ飛び立った

https://note.com/tyimage/n/nd44797b76ad6

親友であるハリーの協力で居場所はつかんでいた。


バスケコートが広がるアメリカのストリート、仙道彰はそこにいた。


仙道さん! 晴子です!」晴子

振り向いた仙道は驚きの表情を見せた。




晴子もさることながらそこにはお笑い界の大スター松田雅志が同行していたからだ。



えっ!? 松田雅志?? なんで?」仙道

「はじめまして。仙道君、松田雅志です。日本でコメディアンやっています。後ね、探偵ナイトスクープ局長に去年から就任しまして、仙道彰さんをね、、捜していたのです。」松田


松田はこれまでに至る経緯を話し、仙道に取材許可を得た。

「仙道さん なぜ?アメリカにいるのですか?」晴子

「まだ アメリカには来ていなかっただけさ。」仙道

「・・・やっぱりバスケを??」晴子

「言っただろ? たまにはやるって。」仙道

「仙道君、少し話そうか?」松田 
「はい」仙道

「釣りが好きだってね?」松田 
「まぁ そうですね。」仙道

じゃ寿司も好きなのかな?」松田

「まぁ そうですね。板前の修行をしていた高校の先輩がいまして、たまに食べにいったりしてましたよ。」仙道

「そーなんや。じゃちょうどええわ。仙道君、寿司職人になるのに何年もの長い修行期間って必要だと思いますか?」

「・・・うーん。その世界のことを知らないのでちょっとわからないですね。」仙道

「これはね僕の知り合いでね、、芸能人のモリエモンなんやけど、「問題なのは職人としてのセンスであり、何年も修行するのはバカ」だと言ってね、、えらい騒ぎになったんですよ。」松田


「そうなんですね。」仙道

松田さん、修行はやはり必要じゃないですか?」晴子

晴子が松田に質問を返した。


「僕はね、この人は間違ったことは言ってないとは思うねんなー。でもね、やっぱりなんかモヤモヤするよなーって するでしょ?」松田

「します!」晴子

「なんでやろなーって考えたんやけどね、モリエモンはね、恐らく、寿司の皿、1枚も洗ったことないからなんやろなーって思うねんなー。」松田

「なるほど、、、、。」晴子

寿司の名人か何かがね、同じセリフを言っても、僕は何の文句もないよ。この人が言うからモヤモヤってするんやないかなー。」松田

「確かに、、、、。」晴子



「セリフは間違ってないねん。

   ただ言う人が間違ってんねん。」松田



「(やっぱり 松田さん 言うことが違うなー うん!)」晴子

「でも、松田さん 何でこの話を?」晴子


その時、松田は仙道と目を合わせて言った。



仙道君ねー。
   君はそのセリフを言ってもええんちゃうか  な?」松田

「えっ」仙道

「仙道君が実際、言う、言わないはええねん。それは回りが決めることやから、仙道君は言わなくてもええんやけどなー。なんやろなー仙道君には言う資格はあるんちゃうかな?晴子さん どう思う?」松田

確かに仙道さんを知っている人なら、、。文句はないと思います!あっ仙道さんはそういうこと言う人ではないですよ!」晴子

「・・・・」仙道


仙道は何も言わなかったが、気を悪くした様子は見受けられなかった。


「バスケの世界はどうなん?なんとなくオリンピックや日本の中でのトップになるためには、推薦で大学行って、、、、それからっていうね、やっぱりレールを歩くという修行期間が必要なんかな?」松田


「晴子さんにね。仙道君の試合見せてもらったわー。バスケのことはよくわからんけどね。そんな僕でもね、、仙道君のプレーには華があるなって思ったわー。」松田

「・・・ありがとうございます。」仙道



「仙道さん。松田さんの古本興業で「ヴィルフェーダ大阪」っていうチームを作ったんですよ。トライアウトも控えているんですよ。日本の新しいプロリーグが開幕するんです。」晴子

「・・・・」仙道

https://note.com/tyimage/n/nb89f51866217

「別にモリエモンのようなことは言わなくてええよ。」

ただそういったレールにはまってこなかった仙道君がどうなるか、見せてくれへんか?」松田

「・・・・」仙道


松田の発言に気を悪くしたわけではなかった。松田にそう言われることは光栄だと理解しながらも仙道は何かしっくりいかない感覚を感じていたのも確かだった。


その雰囲気を感じた晴子がフォローをいれた。


「・・・あっ 松田さん この海外生活も 修行期間っていう捉え方もありますよ? きっと 仙道さんの中で強くなったものもあるんじゃないですか?」晴子

「それもせやねんな。」松田


そしてもう一人、同調するものがあらわれた。


「その通りだ!! アキラ!!」


異国の地で出会ったハリー・テ―ヒルだった。

「ハリー! どうして アメリカに??」仙道

「どうしても アキラに直接見せたいものがあるんだ! それで飛んできた。」ハリー


ハリーは仙道に向けて何かを投げた。


「ハリー。これは?」仙道


「車いすバスケ、オーストラリア代表に招集された。アキラ! お前のおかげだ。」ハリー



それはオーストラリアの国旗が刺繍されているジャージだった。


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