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【日刊辛愛媛】官民お見合い(ポテンヒット)で後退する街づくり

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〜10月9日 23:00

◎MICEという言葉の意味は、お役所の定義としてこのようにある。

 そして、MICEを巡る松山の街づくりを通して、県や市というお役所主導の街づくりが如何に迷走するか、これ以上のお手本は無いと痛感する。

官と民がお見合い(ポテンヒット)状態で、出来ない理由を探し合っている

 お役所(官)は省庁の国家官僚は別として、県や市という県民・市民に近い行政の場合、民の声に敏感であり、常に評価と責任が問われる立場だ。特に選挙で直接選ばれる首長の場合、一つの失政が命取りになりかねない(但し松山市長選は前回「無投票」というムラ選挙)。だから民を巻き込んだ街づくりというのは慎重にならざるを得ない。
 一方の民も、官に任せておけば無難で安心という委任型(当然そこには介在する議員がいる)の市政・県政参加によって、豊かで文化的な生活という恩恵を受ける仕組み‘には’なっている。
 しかしそれが、市民や観光客のニーズに大きくマッチし効果的に発揮されている隣県他市の実例と、松山の現状とは余りにも対照的なので、地元住民の葛藤は小さくないはずだ。

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9月9日 23:00 〜 10月9日 23:00

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