[鬱病]運動していたら鬱にならない?それは嘘です

運動をしていたら鬱にならないと思っていませんか?
私の経験ですが、それは偽りです。

私は、システムトラブルが継続して続き、対応のために勤務時間が長くなり、顧客からの強いお叱りを長期にわたって受けた事もあって、自分を責める事になり、頭痛が続き、考える事が出来なくなり、自殺を考えるようになって、クリニックに行くと適応障害と診断され休職する事になりました。

このシステムトラブルが起きる前から、だんだんと仕事が嫌になっていて、田舎に住んでみるというブログやFireというブログを見るようになっていました。人生逃げ切り計算機などでいつ辞めれるかなど計算していました。
いつ会社を辞めるかという事をよく考えていました。
精神がおかしくなっている事をなんとなく感じていました。
今思えば、とどめはシステムトラブルですが、その前からうつ病になる直前の精神状態だったのだと思います。

そのような時期ですが、私は休日にハイキングに行く様にしていました。また、代休が取得できた日にもハイキングに行く様にしていました。ほぼ毎週の様にハイキングに行っていました。20Km近くの山道を歩いたりしていました。
理由は簡単です。新鮮な空気を吸って、体を動かし気持ちをリフレッシュさせるためです。

東京は、奥多摩にはハイキングに良い山が沢山あります。山梨まで出ると、富士山がきれいに見える山が沢山あります。埼玉の奥地もなかなか良いです。
ハイキング後は温泉に行きます。火照った体を修復するために、また翌日に筋肉痛にならない為に、初めに冷水につかります。また、熱いお湯と冷水に交互に入って体を整えます。自律神経が整うと言われている方法です。
すごく気持ちがいいです。熱いお湯と冷水に交互にはいるのはとても良いです!

ただ、ハイキングはパソコン持参です。もし万が一ハイキング中にシステムトラブルの連絡が来ても、対応ができるようにする為です。実際にパソコンを使う機会はあまりありませんでしたが、ハイキング中に仕事の電話がかかってくる事は多々ありました。電波が届かない恐れがあるので、ハイキングに行くときは事前に部下に情報共有をしていたのですが、ハイキング中に10分おきに部下から連絡があり、対応指示をしたこともありました。(電波の有る無しを常に心配しながら、ハイキングをしていました。ちなみにドコモ回線しか信用できません。)
休日出勤で午後から出社する場合は、始発の電車で高尾山に行ってから、一度自宅に帰り、会社に出社するなどしていました。

上記の通り、私は定期的に運動をしており、森林浴をよくしており、また冷水と温水で体を整え、自律神経に良いと言われる行動をしていました。

しかし、人間壊れる時は壊れるのです。
休職に入る前の数カ月は、仕事が忙しくなって、毎週の様に行っていたハイキングに行けなくなりました。また、あんなに毎週の様に行っていたのに、めんどくさく感じるようになりました。ハイキングに行っても楽しめなくなっていました。仕事の事が心配で心配で、ハイキングなんて行く気分ではありませんでした。

私は、眠れなくなって、体の不調を感じるようになりました。

今思えば、うつ病で休職する前は、上記の通り運動もしており、自律神経に良いと言われる行動をとっていました。しかし、うつ病になって休職になりました。

再度になりますが、人間壊れる時は壊れます。
皆さんも体を無理して、無理な働き方はしない様にしてください。
人間体が資本です。うつ病になったらなにも良い事はありません。
毎日が死にたい気分に襲われ、死に場所を探す行動をおこします。

限界が来たら、周りを気にすることなく、精神科に行って休職手続きをした方が良いです。
自分がいなくなると、仕事は回らなくなると思っていましたが、自分がいなくなっても会社はなんとかなるものです。

あなたは休んでいいのです。つらいときは休職をしましょう。



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