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ぼだっこおむすびが残してくれた、かけがえのない記憶

【1044むすび】ANDON(小伝馬町)ぼだっこ
《連続1089日目》


1000日以上おむすびの食リポートを続けているけれど、その中でも特に思い入れのあるおむすびの具がある。

食べたことのない人の方が圧倒的に多いと思うその具。でも、このおむすびチャレンジの大きな節目に必ずその存在があった。

その具の名前は「ぼだっこ」

名前を聞いてもピンとこない方も多いかもしれない。

説明すると、ぼだっことは秋田県の地域食で、秋田の方言で塩っ辛く漬け込んだ鮭のこと。

その特徴は、一切れでご飯1杯食べられると言われるほど塩辛いこと。秋田県ではソウルフードと言われるくらいメジャーだけど、その他の県では、まず食べることができないという幻の具。


過去のおむすびリポートの中では、秋田県に関係のある場面で登場している。


20201月のおむすびの日に合わせて行われたらおむすびイベントでも秋田の郷土料理のせり鍋とぼだっこおむすびが登場。

この後、イベントの様子が農水省のSNSでも取り上げられたりもした。



そして、おむすびに合わせるために作られたビール「和musubi」がニュース番組に登場した時も、ぼだっこおむすびとの組み合わせだった。




こんな感じで、おむすびリポートの特別な場面で登場してくれたのが、ぼだっこおむすびだったのだ。


この、ぼだっこおむすびを都内で食べられるお店がある。
ということで、行ってみた。


小伝馬町にある、おむすびスタンドANDON。

1階のおむすびスタンドを中心に、ビルの各フロアで食やカルチャーを発信する都会の長屋的な存在。
秋田県とのつながりも深く、秋田の食やお酒などもいただける。


この日も秋田県の野菜を使った食イベントを開催していた。


秋田県のおむすびと言えば…

そう。
ぼだっこ!

このANDONでは、東京では珍しいぼだっこおむすびが食べられるのだ。

注文を受けてから、むすんでくれるのも嬉しいところ。


ふっくらとむすばれたおむすび。

お米の隙間への空気の含み方と塩加減が絶妙なのだと思う。

しかも、お米の炊き加減はしっかりめで、米つぶの一粒一粒をちゃんと感じながら味わえる。

そこに、ぼだっこだ。

そうそう、この鮭の塩辛さ!
たまらない。

少しの量のぼだっこなのに、おむすび全体が楽しめてしまう。


店長の早野さん。
ナイスなポーズ!

こんな感じで、おむすびのことや地域のことを話し合えるのもこのANDONの魅力。


このおむすびリポートの中で特別な存在である「ぼだっこ」のおむすび。
また、かけがえのない思い出が増えたようだ。


ご馳走たまでした!



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