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旅の終わりに。とっておきのおむすびを

【995むすび】下地空港(伊良部)かつお旨煮


旅の終わりって、なんだろう。

自分は、noteを旅に例えながら書き綴っている。
新しいことを見ながら、経験しながら、考えながら、一歩一歩進めていく。これは旅に出たときと同じ感覚なのかもしれないと思っている。


その旅の終着点。

これまで、前に進むことばかりを考えて、その終わり方を考えないようにしてきた。


他の旅人はどうなんだろう。

多くの旅人のバイブル的存在なのが、ノンフィクション作品や小説で有名な沢木耕太郎さんの「深夜特急」

ひとりの若者がユーラシア大陸を旅していく話だが、その最後の方、ポルトガルの最終地点に近づく中で、沢木さんはこう書いている。


旅は間違いなくここで終わるのだ。

しかし、私にはここが旅の終わりだということがどうしても納得できない。

どこまで行けば満足するのかは私にもわからなかった。
ただ、ここではない、ということだけははっきりしている。
ここではない、ここではないのだ。

なんとなく、わかるような気がする。
目の前にある旅のゴールと、まだ先に進もうとする自身との葛藤。

このテーマは、もうちょっと考えてみたいと思う。



旅の終わりと言えば、宮古島でのおむすび探しも終了。いよいよ帰途へ。

着いた時と同じく伊良部の下地空港へ向かう。

この空港は、本当にいい。
現在は、LCC専用で使っているような空港だけど、その造りは全体がラウンジのような、あるいはリゾートホテルみたいな感じ。

これまで、いろいろなLCC専用の空港やターミナルを見て来たけれど、ここまで豪華なところは見たことがないくらい。


出発ゲートの中。
ここで、出発の便を待つ。
何時間でも待っていられそう。


グウ~

失礼!
お腹が空いてきたぞ。


この出発ゲートの中では、食事もできる。

なんと、ここでおむすびを発見ーー!!!

しかも、この伊良部の名物、かつおを使ったおむすび!!!

これは、食べるしかないでしょ。


旅の最後に、かつおの旨煮おむすび!

なるほど、ポーク玉子おむすびのかつおバージョンか!
厚く焼かれた玉子焼きにおにぎらず風のごはんをふんわりサンド

そこに甘辛く煮つけられたかつおの旨煮がたっぷり。

宮古島おむすび旅、最後の最後までうますぎるぞ!




この空の先。
終着点はそこにあるのだろうか。

(宮古島おむすび探し編 完)





そして・・

995回目のご馳走たまでした。


ゴールまで、あと5回です!





おむすび界のマルコ・ポーロ!その旅の記録もおかわりどうぞ。

「おむすび界のマルコ・ポーロ」
そんな風に自分の中でこっそり呼んでいたりもする。
そんなおむすび界のマルコ・ポーロ最大の冒険記を今日は書いてみたいと思う。

まだ普通に海外に行くことのできた2019年の夏。
ベトナムの世界遺産ホンニャ・ケバンにある暗闇洞窟と呼ばれる謎の洞窟と、そこにあると言われるワイルドなおむすびを探しに。



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